Google UXデザインプロフェッショナル検定を受講してみた
デザイナーのYunoshinです。今回は、Google UXデザインプロフェッショナル検定を受講してみたことをお話しさせていただきます。
Google UXデザイン プロフェッショナル認定とは?
Googleのエキスパートが授業をしてくれる、UXデザイナー養成オンラインコースです。UXについてのグーグル認定のトレーニングを受講することができ、1日1時間ぐらい受講して、だいたい6ヶ月で満了できると言われています。
私の場合は、仕事をしたり英語に苦戦して修了証明をもらうまでに7ヶ月程かかってしまいました。
Google UXデザイン プロフェッショナル認定コースで学べること
7つのコースで、UXデザインについて体系的な知識習得とアウトプットのトレーニングができる講座です。
UXとは何なのかを知ってもらうための初歩的なコースから、知識や学びを実際にデザインに起こしてペルソナの設定やユーザーストーリーを作り上げていきます。最終的には、デザインプロセスを最初から最後まで完了させていきます。この講座は、有料(月額39$)なのでどこまで詳細に伝えて良いのかわかりませんが、次回以降で受講内容の詳細なお話もできたらと思います。
個人的には、人間中心設計について学ぶコースが印象的でした。
ユーザーに共感し、ユーザーがどういう人で、いつ、どんな環境で、どんな目的を持って、どうやってそのアプリに触れてどの点に問題を抱えているかユーザーニーズを理解するために何が必要なのかを学びました。競合調査はあくまでも自社製品のブラッシュアップであり、市場調査やニーズから「アプリ/サービスを作る」のではなくあくまでも人間中心であるべき。前提として、ユーザーへの共感と問題定義があるべきなのだと理解しました。(英文なので解釈があっているかは不安ですが…)
受講してみて
日本語対応していないので、とにかく長文の英語による細かい意味合いやニュアンスの違いなどを理解するのに時間がかかりました。基本的には、翻訳ツールを使いながら進めていけば問題ないです。
初歩的な部分からUXを学べるので、UXデザインに興味がある人、これからUXデザイナーとしての就職を目指す人にちょうど良いのかなと思いました。FigmaやAdobe XDでプロトタイプを作ったりワイヤーやデザインすることもあるので、多少ツールになれていないと大変かもしれません。
実際に、ペルソナを作成し、ユーザーストーリーやユーザージャーニーマップを考えます。そこから問題定義、アイデア創出、競合調査もするのでアウトプット課題はかなり多いです。もちろんアウトプットは、段階的に課題として提出を求められて、受講者同士で評価します。
すでにUXデザイナーとしては活躍中の方にとっては、少し物足りない部分もあるかもしれませんが実務の基本に立ち返れる内容かもしれませんし、世界中の受講者のデザインに触れるのはとても刺激になりました。
全てのコースを終了すると、PDFなので簡素なものですが名前入りの修了証明をもらえるのも嬉しかったです。
次は、人間中心設計に学べるコースがあるようなので様子を見て受講してみようかなと考えています。
ここまでこの記事を読んでいただいて、ありがとうございます。これからも、より良いサービスを提供できるように日々学びながらプロジェクトに取り組みたいと思います。よろしくお願いします。