![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/166468632/rectangle_large_type_2_4b6e23955fdc9a16944ad21fbfef7fe7.jpeg?width=1200)
【はじめまして】副業禁止サラリーマンの2重生活!10年続けた飲食店経営の結果と新しいチャレンジの幕開け
🍽️ 副業禁止の「中間管理職」 秘密の生活
こんにちは。
びすたです。
私は副業禁止の大手メーカーに勤務しています。
入社して15年の時が経ち現在は“中間管理職”の立場になりました。
サラリーマン界隈では『罰ゲーム』なんて言われたりもする、どちらかというとネガティブイメージが先行しがちなポジションです。
このポジションになってから業務は一気に増えました。
日々プレーヤーとしての案件を抱えながら、チームや部下のマネジメント、その中ではよくある上司と部下との“板挟み“も経験しています。
「板挟みね〜、まぁ誰にも相手にされないよりはいいんじゃないの?」
大学時代から20年近く連れ添った“東北なまり”が残る妻。
そのマイペースなアドバイスにも支えられながら、会社員としての毎日を送っています。
そんな私には会社に秘密にしている事あります。
それは“副業で飲食店を経営”していることです。
🍽️ “無謀!”と言われても副業飲食店を10年続けた結果
とある出来事がきっかけで
好奇心の赴くままにはじめた私のお店は
実は今年で11年目を迎えています。
さすがに私もこんなに続けるつもりはなかったのですが
もはや止め方が分からなくなっているだけかもしれません。
世の中 “副業解禁”というワードをよく耳にするようになり、今でこそ副業を認める会社もだいぶ多くなってきました。
しかし私がはじめた当時はまだそんなムードもほとんどない頃。
ましてや勤務先は今でも「副業禁止」を公言しているような古い体質です。
社内で副業なんてワードは1ミリも出てきませんし、
会社もそんな余裕を社員に与える隙も無く、
目の前には大量のタスクが無情に積まれていきます。
ただただ毎日の業務に追われ、会社と家の往復で過ぎていく日々に
「ホントにこのまま年を重ねていっていいのかな?」
という漠然とした将来への不安だけが積もっていきました。
そしてある時、
体調を崩して会社を休んだ私は、
ちょっとしたきっかけで副業をはじめる決心をしたのです。
会社という閉塞空間から何とか逃げ出したかった気持ちや、会社に秘密で裏の顔を持つ“高揚感”みたいなものもあったと思います。
妻をそそのかし、まんまと巻き込むことに成功した私は、会社の目が届かない"地方のとある場所"に第2の拠点を持ちました。
![](https://assets.st-note.com/img/1734661627-ReU6hPxYwMyniQjGCKAfJsrV.jpg?width=1200)
会社がある都心部からは車で片道1時間半。
都会の喧騒を忘れさせる美しい空が広がるその場所で、ひっそりと小さな飲食店をスタートさせました。
万が一会社に見つかっても“副業禁止ルール”に触れない方法まで整えて、準備は万全。
「超無謀!」
「やってみるのはいいけど、たぶん厳しいと思うよ」
両親や友人にそんな事を言われながらも
ホントにダメだったらさっさとやめればいいや。
くらいの気持ちもあったかもしれません。
完全に勢いではじめてしまったお店ですが、
私の予想は見事に外れました。
「え!めちゃくちゃ儲かっちゃったの?」
と一瞬思ったあなた、
残念!
世の中そんなうまい話はもちろんあるわけも無く、
オープン当日、お客さんは一人も来ませんでした。
本当に一人も。
そりゃそうですよね。
そもそも人通りは少ないうえに、ろくに宣伝もしていないのですから。
というか大々的に宣伝でもして会社にばれたらエライことです。
結局、近くまで出かけて自分でビラを配り
道行く人の足を止めてお店まで連れてくる
今考えてもなんて原始的で非効率なやり方でしょう。
「あれ?俺がやりたかった事ってこれだっけ、、、」
せっかくの会社の休日に言い知れぬ空しさを心に抱えながら、
それでも次の日も粘って粘って、ようやく最初の一組目のお客さんにご来店頂けた
あの瞬間のことは今でも忘れません。
そんな感じでスタートを切ったお店ですが、
あれから10年もの時が流れました。
今、
お店はとんでもない状態になっています。
現在お店は、
多い日には一日300人を超えるお客さんが訪れる“行列店”になりました。
人気TV番組や雑誌、新聞など大手メディアにも何度も取り上げて頂き、スタッフさんの数も今や20人を超えています。
妻と2人でずっと店内掃除ばかりしていた日々からは想像もつかないような景色が、今私の目の前に広がっています。
ちなみに冒頭でもお話ししたとおり、
未だに会社の誰にもこのことは言えないまま
月曜から金曜まで真面目に働いています。
🍽️ 飲食は「続かない」「儲からない世界」って本当?
こんな生活が10年以上続くとは私自身も本当に想像していませんでした。
というか、まともな人は多分こういう人生は計画すらしないでしょう。
「会社に内緒で副業までは分かるとして、なんで飲食店?」
「飲食店てハードでブラックなイメージがあるけど、実際のところどうなの?」
などと心配な表情で質問をされることがあります。
確かに、
起業ネタや副業ネタとして"お勧めできない" "儲からない"業界として、よく上位で紹介されるのが飲食業界です。
生き残りが難しい“生き馬の目を抜く”業界なんて言われたりもしています。
でも、会社員と並行して10年以上副業で飲食店を続けてきて分かったことがあります。
それは、
・飲食店は、人生を豊かにしてくれる最高にクリエイティブで自由で可能性に満ちた世界だった。
・副業としてやる飲食店には、”副業だからこそできる”戦い方があり「会社の休日の片手間営業」でも本業の収入をはるかに凌ぐことができる。
・毎日朝から晩まで会社員として必死に働いていた頃の私は、実は「もう一つ別の人生を生きられる」くらい“もったいない時間”だらけだった。
・2拠点での移動生活は、楽しい事が何倍にも増えたが、苦しい事は半分以下になった。
他にも、ここにはリストUPしきれないほどたくさんの優良な気づきがありました。
副業をはじめたことで、たくさんの人と出会い、私の人生の幅はどんどん広がっていったのです。
そして、数え切れないほどの幸せな出来事が、今もなお生活に彩りを与えてくれています。
また、これは予想外だったのですが、
副業で学んだ考え方や勝ちパターンは、会社員としての本業にまでたくさんのプラスの影響を与えてくれました。
副業をはじめる前の私では考えられないくらい、大きなプロジェクトをいくつも任されるようになり、副業を継続しながらも次々とそれらを成功させることができたのです。
そんな、私の人生を豊かにしてくれたたくさんの気づきや数々の失敗から学んだ”勝ち”につながるような情報を、これから少しでもこのnoteで皆さんに共有していきたいと思います。
そして、ここでお伝えしておきたい事がもう一つ。
10年間で一つの副業成功パターンが見えてきたこの生活ですが、
ここへ来て重大な変化が私の一家に訪れています。
待望の第一子誕生🙌!!!
🍽️ 新章『新米パパの副業戦記』
![](https://assets.st-note.com/img/1734670499-8GN9kiAJSb0uMlYZWqdzcFDQ.jpg?width=1200)
会社員としての生活のその裏で、
妻と二人で悪戦苦闘しながら続けてきたこの2拠点・2重生活。
そのまた裏では、
実は数年間にも及ぶ長い不妊治療と向き合った日々もありました。
苦労して授かった待望の我が子の誕生に
その瞬間は本当に涙を流して喜びました。
しかし、その歓喜もつかの間
この生活に今黄信号が灯っています。
「会社員として目に見える成果で会社に貢献しながら、自分の飲食店も盛り上げ成長させる」この10年間常にそれを意識してやってきたことで、
以前の私とは比べ物にならないくらい時間の使い方も上手くなりました。
「副業で人生を豊かにできるヒント」や「2拠点・2重生活を長く続けるテクニック」など、体系立てて人にお伝えできるものもそれなりにストックされてきています。
しかし、
このタイミングで子供が生まれたことで、また新しい未知のステージが幕を開けたのです。
あまり人がやらない生活をしてきたので、相談できる人や、参考文献も今のところ見当たりません。
私自身が、持ち得るテクニックをさらにアップデートして全力で挑まなければいけない世界に強制的に突入してしまいました。
それでも、
「“会社”も“夢”も“家庭”も諦めない」
そんな生き方ができる自信が私にはあります。
その日々の奮闘記録もnoteに綴っていきたいと思います。
自分の人生をより豊かなものにしていきたい!
そう考えて日々チャレンジしている皆さんへ。
自分をさらに輝かせてくれるであろう次なるステージへ、私と一緒に登っていきましょう!
次回は、
情報過多で変化の激しいこの時代において、副業をブレずに10年間継続し成長させることができた重要なポイントだった"副業選び"について、
そして"会社員との両立はメリットだらけ"というお話しについて
詳しくお伝えしたいと思います。