あなたは大丈夫?夫だけが知らない妻が熟年離婚を決意する7つの原因とは?
こんにちは、ゆりです。
「21.5%」
突然ですが、この数字は何の割合かわかりますか?
これは離婚した夫婦のうち熟年離婚した割合(2020年調べ)です。
離婚件数は2002年をピークに減少しているものの、熟年離婚は増加傾向にあり21.5%は過去最高の数字です。
熟年離婚とは、20年以上長年連れ添ってきた夫婦が離婚すること。
20年以上連れ添ったパートナーが熟年離婚を決意するのは、明確な原因があります。
その原因が何か、思い当たることはありませんか?
今回は、熟年離婚につながる7つの原因と、熟年離婚を言い渡されたときにあなたがすべきことについて、お伝えしていきます。
この記事を読めば、パートナーが熟年離婚を切り出した理由がわかり、最悪の事態を回避できるきっかけをつかめるでしょう。
熟年離婚が増加している理由は?
かつて「夫婦は一生添い遂げるもの」という考えが当たり前でした。
しかし時代とともに、働き方や考え方が多様化しているように、夫婦のあり方も変わってきています。
あなたは気づいているでしょうか?
平均余命がのびている現代において、これまでのように我慢を強いられた人生を歩むのではなく、自分らしく後悔のない人生を選択するパートナーが増えていることに。
(パートナーの気持ちに気づいていれば、このサイトを見ることもないですよね)
つまり、
夫が鈍感、もしくはパートナーに向き合っていない
このために我慢の限界を超えたパートナーが、夫の定年退職や子どもの自立タイミングで離婚を言い渡すケースが圧倒的に多いのです。
熟年離婚の原因は?
パートナーが熟年離婚を決意する原因は7つあります。
これまでの日常を振り返ってみて、この7つの中に思い当たることがあったら、それが原因かもしれません。
1.性格の不一致
離婚の原因で一番多いのが、性格の不一致です。
性格の不一致に気がつくタイミングは2つあります。
定年退職後は、夫婦で家で過ごす時間が多くなります。
それまでの平日は、どちらかもしくは二人とも勤務しており、休日は一緒に過ごす生活スタイルが多いでしょう。
そのため、毎日同じ空間にいることで、今まで気づかなかった相手の嫌な面が見えてくることがあります。
「まさかこんな人だったとは…」
そんな思いがだんだんストレスを溜めていきます。
また、誰しも性格が合わない相手と一緒にいるのは、苦痛ですね。
あなたにとっては「たかがこれくらい」な出来事も、パートナーにとっては耐え難い苦痛な場合があります。
育児や教育方針、生活スタイルなど、ギャップを感じたことはありませんか?
ギャップを埋めることができすにパートナーがずっと前から我慢していたら、危険信号です。
2.お金の問題
「金の切れ目が縁の切れ目」とは、よく言ったものです。
あなたに浪費癖やギャンブル癖はありませんか?
「自分で稼いだお金だから、自由に使っていいだろう!」と家庭を顧みずに浪費を重ねるのは、大きな過ちです。
そしてギャンブルは、勝った時の高揚感が忘れられず、負けが続くと「今度こそ」と負けた分を取り戻そうと、どんどん深みにはまっていきます。
長年染みついた浪費癖とギャンブル癖は、揺るぎない決意がない限りそうそう簡単になくなりません。
この先も続くと感じたら、パートナーはもう一緒に生活できないと決断するでしょう。
3.浮気
浮気は、熟年離婚の原因の上位に挙げられます。
「若い頃の浮気だからとっくに許してくれている」と思っていたら、とんでもない間違いです。
その時は許してくれたように感じていても、パートナーが受けた苦しみは消えていません。
あなたは「浮気のひとつやふたつ程度で…」と思っているかもしれませんが、パートナーにとっては、大きな裏切りに他なりません。
大切なことは、その後あなたがパートナーとの関係修復にどれほどの誠意を持ってきたか、です。
浮気の反省を行動で示す方法は、こちらをご覧ください。
今ならまだ間に合うかもしれません。
4.モラハラ
モラハラは、モラル(倫理、道徳)のハラスメントで、モラルハラスメントの略称です。
パートナーに対して、以下の発言や行動をとっていませんか?
自分の価値観が正しいと思っている人ほど、相手の意見を聞かず、認めない傾向があります。
そのため、本人にはモラハラの自覚がないのです。
あなたが無意識にとってきた言動が、長年パートナーの心をむしばみ続け、苦しませていたことでしょう。
毎日あなたから言葉の暴力を浴び、否定されることにずっと耐えてきたパートナーは、そろそろ我慢の限界かもしれません。
5.セックスレス
セックスレスも離婚の原因になります。
結婚生活が長くなると、次第にセックスレスになる夫婦は珍しくありません。
しかし、「女としてみてくれない」と悩んでいるパートナーもいます。
セックスは夫婦の大事なコミュニケーションのひとつです。
セックスレスになると、夫間のコミュニケーションが減り、それだけで距離感ができてしまいます。
ただ、セックスレスでも良好な関係を維持している夫婦はたくさんいるので、あなたのパートナーが何を求めているのかを、しっかり把握しましょう。
6.介護
夫の両親の介護をパートナーが一人で担ってきた場合、要介護者が亡くなったタイミングで離婚を切り出すケースもよくあります。
ワンオペ介護ほど、精神的にも体力的にもしんどいものはありません。
もしかしたら、あなたはパートナーが介護をするのは当たり前だと思っていませんか?
仕事を理由にすべてをパートナーに押し付けていたら、彼女が限界に達するのは当然です。
介護は愛情がないとできません。
あなたへの愛もないのに親の介護をしなければならないのは、もはや苦痛でしかありません。
7.前から決めていた
例えば、育児や家事で夫の協力を得られないと、不満が積み重なりだんだん大きなストレスとなっていきます。
まして、感謝の言葉も思いやりもなかったら、なおさらのこと。
「どんなに言っても、協力してくれなかった」
そんなパートナーの悲痛な心の叫びに、あなたは気づかなかったでしょうか?
夫婦には、協力義務があります。
その協力義務を怠ると、離婚決意のきっかけになります。
ずっと子どものために我慢し、子どもが自立するタイミングで離婚を切り出すパートナーはたくさんいます。
熟年離婚後の生活は?
熟年離婚は、妻から言い出すパターンがほとんどです。
夫にしてみれば、これまで妻が家庭を守ってくれたのを「当然」のように思っていたのが、離婚によって崩れ去ります。
ここで夫の生活は激変し、さまざまな不安が出てくるでしょう。
特にこの3つの不安が大きくなります。
家事を一切やったことがない場合は、食事や洗濯、掃除などの家事を、自分一人でこなさなければなりません。
料理をしたことがない場合は、外食が増えるでしょう。
栄養バランスを考えてくれる人がいなくなるので、健康管理がおろそかになります。
病気になると、看病してくれる人がいないので、一人で何とかしなければなりません。
さらに定年退職後は、会社との関わりが薄くなります。
近所付き合いが希薄な場合は、新しい人間関係を構築しなければなりません。
誰とも関わりを持たなくなると、だんだん孤独感が強くなっていきます。
実際に熟年離婚を経験したヨネスケさんが、このように語っています。
ヨネスケさんのように、初めて妻の存在の大きさ、ありがたみに気づくケースはとても多いのです。
熟年離婚を言い渡された夫がするべきこととは?
この章では、妻に離婚を言い渡されたときに夫が取るべき行動について解説していきます。
まずは、あなた自身の間違った部分を認めることです。
パートナーがなぜ怒っているのか。
自分にどんな原因があり、どうすればよかったのか。
それを認めたうえでパートナーの怒りにしっかり向き合い、受け止めましょう。
そして、パートナーがどんなことに苦しんでいたかを理解し、これまでの行動や態度の反省を伝えます。
黙っていたら何も伝わりません。
あなたのありったけの誠意を、パートナーに示してください。
一番いい方法は、手紙にして伝えることです。
今さら手紙?メールでもいいのでは?と思う方も多いでしょう。
でも、メールやLINEが当たり前の現代だからこそ、手紙は大切な思いを伝えるコミュニケーションツールとなるのです。
ぜひ、パートナーに人生最初で最後の最高のラブレターを書き、あなたの真摯な気持ちを伝えてください。
それでも「手紙を書くのは不安…」という方のために、私が徹底的な女性目線で添削するサービスも行っております。
一字一句、丁寧に拝見して、あなたの思いを正しくパートナーに届けるお手伝いをします。
日本中どこにもない、唯一無二のサービスです。
あなたの気持ちのこもった手紙が、離婚を回避できることを心より願っています。
熟年離婚を回避し、これからの人生を悔いなく過ごすために
我慢の限界を超えたパートナーが、熟年離婚を決意する理由をお伝えしました。
この記事で挙げた「7つの理由」で思い当たる言動があったら、一刻も早く反省して行動に移すことをお勧めします。
いまならまだきっと、間に合いますから。
これからの人生を悔いなく過ごせるよう、最良の選択ができますように。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。