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地域に踏み込むきっかけに!現地の歴史と地方創生に興味があり応募しました。【ワーカー体験記vol.4】

こんにちは!タイミートラベルの山中です。
この記事では、実際にタイミートラベルに参加したワーカーさんにインタビューしたレポートを紹介します!

・どんな雰囲気のところで働くんだろう?
・現地の人はどんな人たちなのかな?
・実際に参加した人の話を聞いてみたい!

など、タイミートラベルについて気になっていた方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!

今回紹介するタイミートラベルはコチラ!

今回は、鹿児島県南九州市にある、宮原光製茶株式会社のタイミートラベルに参加された、伊藤さんのレポートをご紹介!

伊藤さんは、実は大学に通いながら起業をした学生起業家。
自身の事業を通して、地域に貢献したいと考えている伊藤さんが参加を決めたきっかけや、地元の生産者さんとの交流について、お話を伺いました。

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#学生と起業家の二足のわらじ!現在は、IT企業を経営しています。

今は大学の3年生で、自分で起業したIT会社を経営しています。アプリの開発やWebページの制作を中心に、事業を運営しています。

実は、高校生の頃から自分のキャリア設計に疑問を持っていたんです。
もともと、学校や組織というものが苦手意識があって、社会では組織の一員として働くのがあたりまえなんだと考えると、本当に自分はその中でやっていけるのだろうかって。

「じゃあ、本当に自分のしたいことは何だろう?」「これからどういう人生を歩みたいんだろう?」と考えたときに、「起業」という選択が自分の考え方や将来像に一番近いのではと思い、19歳の時に起業をしました。

起業を決意するきっかけは、もうひとつあります。
写真や動画を撮るのが好きで、高校生の時にブライダルカメラマンの仕事をしていたんです。撮影したものをたくさんの人と共有できるようなSNSを作りたいと思い、高校3年生の時にビジネスコンテストに参加しました。

その結果、400人中2位になり、なんと優秀賞を受賞!

いただいた賞金を資本金に充てることができ、これをきっかけに経営者としての一歩を歩み始めたのです。

#タイミートラベルへの参加のきっかけは、「戦争」と「地方創生」

今回参加した理由は、大きく2つあります。

1つ目は、戦争です。もともと戦争に興味があり、中学生の頃から、戦争の語り部や遺骨収集のボランティアに参加したりしていました。
今回の滞在である南九州市知覧町が、太平洋戦争の際に神風特別攻撃隊の特攻基地があった場所だったことも知っていて、この機会に知覧町を尋ねてみたいと思ったからです。

神風特別攻撃隊は、20歳前後の若者で編成され、航空機で敵艦に体当たりをする部隊。
若者が自ら命を落とすという行為に至った「生」に対する考え方や、体当たりの前に一体どんな心情であったのかを、現地にある知覧特攻平和会館に寄贈されている遺書や遺品から知ろうとしました。
時代が経過するにつれ戦争の記憶は風化してしまいますが、自国の為に尽くした国民や兵隊がどんな思いだったのかは、知っているべきだと考えています。

もうひとつは、地域創生に興味があったから。
地方では人口の減少や少子高齢化など、地域の衰退につながる様々な問題が起きています。
ですが、その地方にはその地方ならではの魅力があります。旅行を通じて地域の魅力を体感するなかで、何か地域に貢献できることがないかと考え始めていました。
そこで、タイミートラベルを通して地域の方々と交流することで、地域に必要な事業は何かを考えるヒントになればと思い、応募しました。

#南九州市に到着!!

現地に到着してすぐに向かったのは、以前から行ってみたかった知覧特攻平和会館。

自分と同じくらいの年齢の特攻隊員が、戦闘機に乗り敵艦に突撃する時、どのような思いを抱いていたのか。突撃する直前まで一体何を考えていたのかを想像しながら、展示されている遺品や家族や恋人に向けた遺書に目をやると、なかなか次の展示に足が進みませんでした。
おそらく4時間以上滞在していたと思います。

その他にも、実際に南九州市を一周して地元の人たちと交流しました。
畑で農作業していたおじいさんにふと声をかけてみると、1時間近く地域の風土や特徴についてお話ししてくださったり、ほかにも、釣りをしていた高校生に声をかけると、いろんな話をしてくれました。
私は、実際にその地域に住んでいる人と交流する事が、彼らの地元に対する考え方を知ることができる良い機会になると考えています。
私が考える地方創生事業を形にするためにも、とても意義のある経験になりました。

#腰を曲げての作業に一苦労・・・。

南九州市をめぐった後は、いよいよ作業スタート!
収穫前の茶畑に、バロンという黒いビニールのシートをかける作業をしました。

茶畑での作業は、腰を曲げながらの作業が多く、1~2日目は体力的にもめちゃくちゃ大変でした。茶畑にバロンをかけるのも一苦労・・・。
それでも、3日目くらいから徐々に作業に慣れていき、作業スピードも上がっていった気がします!

滞在中には、現地で働いていた他のスタッフの方とも仲良くなりました。
作業後に一緒に食事をしたり、とても良い思い出です。

#宮原さんは「鹿児島のお父さん」です。

今回の受け入れ事業者の宮原さんは、同じ経営者ということもあり意気投合!
滞在が終わったあと、宮原さんが東京に来る機会があり、タイミートラベルで一緒になった他の参加者も交えて、3人で食事に行きました。

写真の右側が宮原さんです。

「会社の新しい事業として、ITを活用して地方創生に貢献したいと思っている」と、私が宮原さんに伝えると、地域の事業者として、そして経営者の大先輩としてたくさんアドバイスをしてくれました。
ちょうど宮原さんの会社でベテランの社員さんが退職されたそうで、その社員さんが持っていた知見や技術を、うまく引き継ぐことができなかったとのこと。ベテラン社員さんの知見が活用できない状況は理解しつつも、以前の作業効率を維持するのに苦労しているとおっしゃっていました。

今後、地域の事業者の高齢化が進むことで、事業承継も多くなります。
宮原さんのようなケースがこれからどんどん増えていくなかで、後継者に事業をスムーズに引き継ぐためのマニュアル作成など、地域の産業を維持させるための体制を整える手助けがしたいと思った瞬間でもありました。

私の話を聞いた後、宮原さんは「10年後、20年後が楽しみだ!」とおっしゃってくれました。
厳しいながらも温かい目で見守ってくれる宮原さんは、私の中でまさに「鹿児島のお父さん」のような存在です。

#タイミートラベルを通じて、地方創生も、ITもやりたいと改めて決意!

今回のタイミートラベルを通して、経営者である宮原さんを始め、地域活性化事業で携わるであろう方々とお話する機会があったこともあり、もっと本質的な地方創生がしたいと改めて感じました。
一時的な地方創生ではなく、雇用を創出できるような事業を作り、新しい人の流れを生み出す事によって、より長期的に地方創生に貢献できるのではないかと考えました。

#タイミートラベルは「いろんな体験ができる」サービス

特に学生は、いろいろ経験をしたいけどお金が無くてなかなかできないという人も多いと思います。
もちろん、タイミートラベルに参加することで報酬を得ることはできるけど、それ以上に、通常の生活ではできない体験をすることができるサービスだと感じました。
地方で働くことも魅力だけど、ぜひそれ以上に現地でどんな体験ができるかを楽しんでほしいです!

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以上、伊藤さんのタイミートラベル体験レポートでした!

タイミートラベルを通じて出会った事業者さんと、年齢や場所を越えて意気投合し、自分のやりたいことについて前向きに話す伊藤さんの姿はとても印象的でした!

今回ご協力いただいた宮原光製茶様と南九州市については、ぜひこちらをご覧ください!

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このnoteでは、今後もタイミートラベルにご参加いただいた皆さんの、素敵な体験レポートを紹介してまいります!

サービスについてのより詳しい内容は、コチラの記事でも紹介しておりますので、ぜひお時間がある時にご覧ください!

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それではまた、次の記事でお会いしましょう!
以上、タイミートラベルの山中でした!

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