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エースが語るセオリーとは【タイムカプセル大学 Vol.14】

ーータイムカプセルに入って実際どうだったでしょうか?
アルバイトの時はOSさん(アルバイトで半年先輩)をプロジェクトリーダーにしてかなり投資していただいて、ゲームアプリを作成していました。それが最終的に頓挫して、一番最後あたりで案件をやり始めたんです。
入社後、横須賀・山の中の谷戸での入社研修合宿でアイザワさんより「茨の道へようこそ」と言われましたね。

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谷戸オフィス

ーー茨の道!?
創業当時だったので、まだ仕組みや制度が整っていなくて、色々やりながらいい方法を見つけていこうという意味だと解釈しています。他のスタッフは入社前にその話を聞いてると思うんですが、自分とOSさんは入社後でした。また、入ったタイミングが悪くて、メンバーが結構抜けていたので、最初半年間は他人の作ったバグをひたすら直すという修行をしていました。
あれはすごく良いトレーニングになりましたね。

ーー入社当時と今で、会社に変化はありますか?
今も成長途中なので茨の道なことに変わりはないですが、何もかもが変わったと思います。
5年前はセオリーを知っている人がいなかったので、無秩序の中、何とか形にしていく状態でしたが、今はある程度いろいろ作れるようになってきたかなと思います。

私自身は設計・折衝・運用など全てを担当した案件が記憶に残っていて、一連を流れで任せてもらったことで経験値が上がり、別案件でもそれを生かすことができました。

ーー会社にセオリーを知っている人が増えて開発できる領域が増えたんですね。ここでのセオリーとは例えばどういうことを示しているのでしょうか。

狭い意味では、プログラミングの技術や開発の進め方の基礎を学ぶことです。基礎は本に書かれているので、まずはそれを読んで勉強していくことかなと。ただタイムカプセルは年齢が若い社員も多いので、コミュニケーションの仕方や暮らし方の基礎から整えることが大事だと考えています。

参考記事:『新入社員が持つべき心構えとは

ーー今マネジメントで仕事しながら意識しているところはありますか?
タイムカプセルの良いところは全体的にめちゃくちゃ若いところですね。今の自分のプロジェクトも平均年齢が21~22歳だと思います。
一方で、“若さゆえに”、まだセオリーを勉強中の方も多いので、社員が独り立ちできるよう成長を支援することを意識しています。

ーー“セオリー”を身につけるにはどうしたらいいと思いますか?
仕事の進め方は、一緒に仕事をしながら身につけて欲しいです。
あるプロジェクトでは半数以上が1年生なので、仕事のやり方もそうですが、ヤバそうだと思ったら抱え込まないで相談するとか、朝寝坊しないとか、食生活・家の片付け等も併せて、一緒に仕事をしながら学んで欲しいです。
スキル的なところは「勉強しといてくれ!」とおすすめ書籍を教えて終わったりします。
同じプロジェクトだと実地で教えることが出来るけど、違うプロジェクトだと教えるのが難しくて悩んでいます。
だいたいそこから火が付くことが多いので…。

ーー食生活や家の片付けもですか!?アイザワさんも同じようなことを言っていましたが、それはタイムカプセルに入ってからの習慣でしょうか?
私自身もそこまで教える必要があるのかと始めは思いましたが、そこまで見ないと駄目だと去年分かったのでそれ以来ちゃんと見ています。

正社員として雇用してる以上、会社としてちゃんと保護監督しないといけません。
未成年の方に地元を離れて一人で来てもらっているので、厳しいですよ。
部屋の片付けや食生活には気をつけていますし、アイザワさんは最初に家計簿を作って渡していました。会社の施設だからルールを守って欲しいし、社宅の門限は22時にしてあります。
あとは、普通に食生活や睡眠をちゃんとしないと仕事のパフォーマンスが落ちるので、今はただでさえ忙しいからここで体調崩されたら困る!という思いがあります。

ーー今後どうしていきたいか、ビジョンはありますか?
あんまりいつも先のことを見通せていないのでよくないんですが、社員がセオリーを身につけて自律的に活動できて、自分がいなくても回るプロジェクトを増やしていきたいですね!

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