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初対面の相手の懐に飛び込むために最初に行うたった2つの方法
初対面ではまずお互いが何者であるかの探り合いから始まります。
新学期の学校でも、新入の職場でも、ひいては初商談の相手でもまずはこの心理戦から始まります。
こちらの狙いはただ一つ。相手に好意を持ってもらう事ですね。
学校のクラスでも、職場でも、ましては商売の取引相手でも一定期間、同じ空間(同じ取引)で顔を突き合わせていかなければならないなら良好な関係でいることが貴方にとって一番のメリットになるからです。
一通りの挨拶をして、お互いの氏素性がわかった後の会話で効果的なことは2つ。
それは相手に「親近感」を抱かせることと「承認欲求」を満たせてあげることです。
その① 相手に「親近感」を抱かせる簡単な方法の一つは
「相手の名前を会話に織り込むこと」です。
人は名前を呼んでくれた相手に親近感を抱くという心理作用があります。
相手との会話に自分の名前が呼ばれたことでグッと親近感がわいたという経験をされた方が多いと思います。
ついさっきまで知らなかった相手との会話のなかで「〇〇〇さんはどう思う?」とか「〇〇さんはどこどこのご出身なんですね」とか言われたらなんか親近感が湧きますよね。
相手との会話の中にさりげなく相手の名前を織り込むことは、それが初対面であるほどかなり効果的です。
ただし短い時間で何度も名前を呼ぶのは逆効果になることがあります。
ある実験で、初対面の男女に15分間話をしてもらい相手の名前を6回以上呼ばせた場合、女性から「嘘っぽい」「なれなれしい」という否定的な結果が出ています。
だいたい5分間に1回くらいを目安にとどめておくのがいいようです。
その②相手の話を「親身な相槌」で聞くということです。
本来人は誰でも「承認欲求」というとても強い感情を持っています。
まさにそれは他人に自分のことを認めてもらいたいという感情です。
そしてそれは己の存在価値がすべてそれであるかのように強力なものです。
それを満たす効果的な方法の一つは「親身な相槌で相手の話をしっかり聞く」ということです。
ただ漫然とうなづくのではなく「親身でしっかりと」です。
誰だって自分の話をちゃんと聞いてもらえたらうれしいですよね。
まして初対面で「親身になってしっかり聞いてくれた」という印象は貴方に対するいいイメージとしてかなりながく残るものです。
つまり聞き上手になることが相手の承認欲求をみたすための有効な方法の一つになるわけです。
参考書籍:「まんがでわかるワルい心理学」
▷次回は「もうちょっと突っ込んだ3つのテクニック」についてです。
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