「意中の相手の気持ちを動かす」
主に男女間の恋愛についてのテクニックです。
気になる相手と知り合ってから恋人になるためには4つの段階があるとアメリカの心理学者レヴィンガーが提唱しています。
これを親密度の4段階理論と言い
①まだお互いのことをよく知らない
②どちらか片方が相手を知っている
③お互いが顔見知りになる
④知り合いから友人、そして友人から恋人へ
とより深い関係に進んでいくと分類しています。
どちらか片方が知っている段階でデートに誘うのはちょっと無理があるし、相手も警戒してしまいがちです。
最低でも知り合いか友人の段階でデートに誘うのが成功のチャンスが高いことはわかりやすいことですね。
そしてより親密度の高い段階に上がるためには具体的な作戦が必要です。
キーワードは「小さなお願い作戦」
気になる相手により近づきたいと思ったら、偶然出会ったように装ってみることから始まります。
そこでたとえば「ちょうど帰るところなのでそこまでご一緒しませんか」と誘ってみましょう。
「そこまで」という相手も断りにくいお願いをしてみるのです。
もちろん断られることもあると思いますが、そこは潔く身を引いて次のチャンスを待ちましょう。
偶然を装うのはあくまでもさしげなくして、決してストーカーだと勘違いされないようにすることです。
一緒に帰ることが成功したら次のステップに移りましょう。
例えば「お茶でもいかがですか」くらいはいかがでしょう。
前回、アナタのお誘いが断られたならそれに対して多少の罪悪感を抱いているうえ「この程度のお願いを断るような人間と思われたくない」という心理も働きます。
つまり小さなお願いを積み重ねることで相手に断れない気持ちにさせることが狙いです。
ここでアナタに好意を感じ始めていれば次はデートに誘う段階に進みましょう。
※一般的な男女の付き合いプロセスをもとに話をすすめます。
ひたすら相手の会話を聞き続ける
次のポイントは、デートでの会話です。
ここで一番痛いケースは「会話が嚙み合わない」ということですね。
そんな事態は出来る限り避けたいというのであれば「相手(女性)の話をひたすら聞いてあげること」です。
たとえば相手の女性が職場や家庭や学校の事や友達に関して
軽い気持ちで愚痴をこぼした時が要注意なのです。
万が一そこでアナタ(男性)がその愚痴に持論を持ち出して、自分なりの正論で解決策をアドバイスしようものなら。ほとんどの場合その時点でアウトです。
男性は相手の問題に対してつねに解決策を提案しなければならないという生き物で、同時に会話には目的がなくてはならないという大きなお世話的な性質も持っているので気を付けなければいけません。
女性は往々にして何か問題が起こった時でも事態を受け入れ、そこでストレスが生じても誰かに話したり、愚痴をこぼすことで解消しようとする傾向が強いのです。
大抵の場合、女性は会話に解決を求めていません。
ただ共感して欲しいし、話すことでストレスを発散し満足できる生き物なのです。
極端な話、男性は相手の話にきちんと耳を傾け、上手い相槌を打ってさえいれば好感度がアップするという事なのです。
参考書籍:「まんがでわかるワルい心理学」