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行儀のわるいカルチャー感想文

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  • 日記

    きまぐれの日記です

  • 鑑賞のりれき

    映画、ドラマなどの作品鑑賞メモをまとめて載せています

最近の記事

日記 vol.4 やばい趣味 (2024)

わたしには、人には言いにくい趣味がある。 変わっている好きなものことは多いが、その中でもおそらく最も(自分調べ)奇行とされる、相手を引かせる趣味、それは「特定」だ。 特定とは、その名の通り、インターネット上の限られた情報から、場所・人などを「特定」する行為である。 言語化すると、なかなか不穏な感じである。 先に伝えておくと鬼女板にいた過去はない。 ストーカー的な趣味だという理解はしている。特定のだれかを追っているわけではない、というか正しくは全員をずっとぼんやり見ているん

    • 鑑賞のりれき 2024年3-8月

      8月はもうないかなぁと思って投稿。 上半期は忙しくてほとんど見れなかった。 セヴェランスは過去見たことのある中でも上位に入る面白さ。 ※ネタバレを含みます 映画編The Muppet Movie / マペット・ムービー/マペットの夢みるハリウッド(1979) やっと見れた。rainbow connection名曲すぎる。 夢追い人ならぬ夢追いカエルの明るい未来を応援してやまない。 あのラスト考えたのはカーミットなのかな。天才だなぁ。 ジム・へンソンがカーミットを操演して

      • 鑑賞のりれき 2023年7-2024年2月

        半年+2ヶ月。あっという間に年が明けてました。 本数は少ないですが。 今回は珍しくアニメを見てました。 ※ネタバレを含みます 映画編Rough Night / ラフ・ナイト 史上最悪! ?の独身さよならパーティー(2016) 大手タイトル(しかも割とシリアスな役が多い)に出演してる人たちが、元気いっぱいにバカしたりトラブルに巻き込まれてぎゃあぎゃあする作品。友情って厄介な時もあるけど、色んなこと考えすぎた結果ねじれてるだけだったりする。小学生みたいな手紙で全部許せちゃう

        • 鑑賞のりれき 2023年1-6月

          半年分です。 ※ネタバレを含みます 映画編Matilda the Musical/マチルダ・ザ・ミュージカル(2022) ブロードウェイ版は舞台装置が素晴らしくてずっと気になっていた作品。ストーリーもそのままなのかな?ミュージカルだからこそ惨さもポップに演出されてた。 映画は奥行きを生かしたりCGを多用して、映画でしかできないことをしていた印象だったので、舞台のほうも一段と見たくなってしまいました。 尺の問題だと思うけど、他の子供達の活躍もみたかったな。 ミスハニー役の

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        • 日記
          4本
        • 鑑賞のりれき
          8本

        記事

          感想文、Everything Everywhere All At Once

          日々忙しい。仕事も人が足りなくて回らないし、色々あってお金もない。時間が足りない。私だってやりたいことあるのに、家族のために我慢してる。なんでこんなことになったんだっけ? もしあの時、あの選択をしていたら。あっちの道を選んでいたら。もしかしたら今と全然違う生活だったのかも。やりたいことをやれたのかも。脚光を浴びる人生だったかも。 まぁ、そんなこと今考えたって仕方ないけど。ははは。皿洗おう。 今の生活が死ぬほど辛いとかじゃない。なんとか生活できてるし。 でも、ふと立ち止まると

          感想文、Everything Everywhere All At Once

          鑑賞のりれき 2022年10−12月

          ずっと更新していなかったのでまとめて… 去年の分です。 ※ネタバレを含みます 映画編Avatar2/Avatar: The Way of Water / アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022) パンドラの森の描写、なんかちょっと画角とかが物足りないと感じたけど、海のシーンでこっち引き立てるためか〜!と納得するくらいめっちゃ海綺麗だった… ストーリーはちょっと時代的にも古いなぁと思ってしまった。ただ3時間を長く感じなかった。体験としては凄い。 Zombies 3

          鑑賞のりれき 2022年10−12月

          日記 vol.3 日常生活 (2022)

          気がついたら10月になっていた。恐ろしい。9月は慌ただしくて結構あっという間に終わってしまった。何もしてない訳じゃなくてやることが沢山あって早く過ぎてしまったならいいことだと個人的には思うので、良いのだけど。 ただ、慢性的に疲れていた。それは間違いない。寝ても疲れが取れていない感じがしたし、部屋も片付かず雑然としていた。これは良くない兆候だ。そこで、この週末は予定を入れるのをやめて、家や自分のことをしようと思ったのだ。 わたしは「日常生活」がとにかく苦手だ。家事より仕事を

          日記 vol.3 日常生活 (2022)

          鑑賞のりれき 2022年8月

          ※ネタバレを含みます 映画編 Nope/ノープ(2022) 彼の監督作をなにも観ていないので、感想に困ったが、面白かった。引用が全く拾えなかったし、どこまで皮肉めいてたりするのかも読めなかったので、本質は掴めた気がしない。思ってもみないところで感動してしまったり驚きもあった。OJ演技めちゃくちゃよかったな。もっかいみたい。 ドラマ編 The Umbrella Academy Season3/アンブレラ・アカデミー シーズン3(2022) 物語の展開だけ追っていると

          鑑賞のりれき 2022年8月

          日記 vol.2 社会人のアルバイト(2022)

          最近バイトを始めた。平日は正社員として働いているけど、金銭的な理由でアルバイトでお金を増やすことにした。 わたしは働くのが好きな人間だ。なんかこう書くと意識高い人間に思われるかもしれないのだけど、そういうわけではない。大学に入ってバイトを始めた時からこの気持ちは変わっていない。 あの時、自分の労働がお金になるのを体験して最高すぎる!と、感動した。学生時代にどれだけ勉強を頑張っても運動を頑張っても友人関係を頑張っても嫌なことをどれだけ我慢しても、一銭にもならなかった。そして

          日記 vol.2 社会人のアルバイト(2022)

          日記 vol.1 考え事と通勤(2022)

          とにかく疲れている、ので朝電車に乗ってすぐに目を閉じて周りの音に集中した。たまにやる。私は常に考え事をしていてなにも考えていないことはほぼなく、意識的にやろうとしないとできない。どれだけ何も考えないようにしても何か考え出すけど、思考の量は減るから定期的にやるようにしている。いつも何か考えるのでそれによる疲労があるのかどうか正直わからない。でもいつもと違うことをすることは大切だと私の長年の生活で得た教訓を信じてやってみる。 周りの空気に耳を這わす。学生が夏休みなのもあって通勤

          日記 vol.1 考え事と通勤(2022)

          鑑賞のりれき 2022年4-7月

          ※ネタバレを含みます 映画編Top Gun / トップガン (1986) みんな同じ感想だと思うけどこんなにデンジャーゾーン流れるんだ… 最近の映画ばかり観てるとこんなにシンプルな話でいいのか?と思ってしまうけど、これでいいんだった、ということを思い出した。 繰り返されるClassified(機密)ってワードがやけにかっこよかった。 Top Gun:Maverick/トップガン マーヴェリック(2022) 中盤までは前作のオマージュやファンサービスが続いてファンじゃな

          鑑賞のりれき 2022年4-7月

          感想文、A3! / 舞台編

          前回の続きです。 そんなこんなで、A3!を始めてから、2.5次元舞台のMANKAI STAGE 『A3!』、通称エーステを見るまでそこまで時間はかからなかった。 まずは映像作品を友人に借りて鑑賞した。 ちょうど秋単独公演の最中だったので、そこまでの作品を一気に見た。 立ち絵でしか見たことのないキャラクターが動いていることだけでも感慨深いものがあったが、それより、とにかく、すんごい面白エモ構造の作品だった。個人の意見として受け取ってもらえるとありがたいです。読みづらかった

          感想文、A3! / 舞台編

          感想文、A3! / ゲーム編

          高校生の頃、演劇部だった。 この話はあまり人にしたことがない。大学生になって「演劇部はオタク」って言われたことがあって、そんなつもりで入部してなかったからびっくりして恥ずかしくなった。それからずっと「ほぼ帰宅部」で通してきたし、どうしても言わないといけない時は「先輩たちの顔が可愛くて入部した」と人には言っていた。これは本当の理由だ。でも実はもう一つ理由がある。私は演劇に憧れていた。 小学生の頃、学校の体育館で年に1回行われる演劇鑑賞。 クラスのみんなは面倒そうにしていたけど

          感想文、A3! / ゲーム編

          鑑賞のりれき 2022年4月

          ※ネタバレを含みます ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密/Fantastic Beasts: The Secrets of Dumbledore(2022) 第1作目からそうだったんだろうけど、特に今作は兄弟や姉妹が象徴的な描かれてて、"2人だけの繋がり"的なものを強く意識させられた。その2人の間にしかなくて他人が介入できない感じ。魔法界の政治というより、どちらかというとキャラクターの関係性にスポットを当てた話なんだなと思った。 面白いシーンや鳥肌立ったりす

          鑑賞のりれき 2022年4月

          鑑賞のりれき 2022年3月

          映画編The Spy Who Dumped Me / バッド・スパイ(2018) ケイトマッキノンが破天荒で純粋で終始かわいい。 コメディだけど結構派手なアクションもあってそれはそれで笑えた。 字幕で拾いきれないギャグが多いのでそこは勿体ない。英語がもっと分かればより楽しめそう。 Adaptation. / アダプテーション(2002) 中盤までの観ていて鬱憤しか溜まらないシーンが淡々と続く(BGMすらない)けどそれが凄く良かった…逆に後半の展開はあの講師のせいなんだろ

          鑑賞のりれき 2022年3月

          感想文、The Batman

          小学生の頃、父親がバットマン好きだった。バットモービルやマスクやスーツがかっこいいと思っていた主な理由のようだけど、フィギュアなんかもあって、なんとなく自分もバットマンが好きになった。ゴッサムシティで生きるスーパーパワーを持たないバットマン。私にとって初めてのスーパーヒーロー。 しかし、実際の当時の私は「キャラクター」としてのバットマンしか知らない。ティム・バートンやジョエル・シュマッカーの実写映画やカートゥーンネットワークで放送されていたアニメはなんとなく見ていたけど、あ

          感想文、The Batman