母から「絶対悲観主義」を勧められて
購読しているのか知らないけれど、
我が家には「月刊PHP」が昔からあった。
母から2023年2月の最新号、
楠木建さんの記事がLINEで送られてきた。
楠木建さんといえば、
私のような意識高い系であれば
どこかで拝見したことのある
海老蔵の30年後のような見た目をした、
一橋大学の経営学の教授である。
記事のタイトルは
「心配するな、きっとうまくいかないから」
ん?
よくよく読んでみてほしい。
「心配するな、きっとうまくいかないから」
である。
なるほど、
面白そうじゃないか。
(えらそう)
その記事の中身を要約してみる。
世の中でいう「悲観主義」は
根拠のない楽観主義である
「うまくいく」という前提があるから、
「うまくいかない」と心配になるのでは?
「うまくいくことなんてひとつもない」
ことを前提にすれば、
もっと気楽にチャレンジできるんじゃない?
絶対悲観主義って
いわゆる「楽観主義」より
実はもっと楽なんじゃない?
絶対悲観主義に4つのメリット
簡単!事前の期待値を最も低く設定するだけ!
リスク耐性ができて、逆に楽観的にチャレンジできる!
失敗が現実になっても辛くない!
自分に固有の能力や才能がはっきりする!
4つ目については、
絶対悲観主義なひとでも、
ときどき良い意味で裏切られるように、
上手くいくことがある。
それが何度も起こるとき、
それって、あなた固有の才能では?
ということらしいです。
紆余曲折を経て、振り返ると道がある
成功を期待しない絶対悲観主義。
このモードになると、
何でも気楽にチャレンジできて、
沢山失敗してもダメージを受けない。
自然と次の一歩が踏み込める。
そんなことをずっと続けていくと
振り返ったとき、
あなた固有の才能が見えてくる。
リレーエッセイにもつながるぞ!
私が参加している、
冬のリレーエッセイのテーマが
【夢の見つけ方】なのですが、
あれ、なんかこれ
楠木さん流の【夢の見つけ方】じゃない?
と思ってしまいました。
ヘラジカさんも同じこといってる!
そしてこんな絶対悲観主義の考え方に
似ているなぁと思ったのが、
リレーエッセイメンバーの
「勇敢なヘラジカ」さんです。
勇敢なヘラジカさんは
医者になるという「夢」を
失ってしまったのだそうですが、
その「夢」がなくなった先に
拍子抜けするほど
明るい世界があったとか。
そして、
夢がこれからも叶わないことを前提にした
最強のメンタルモード、
「
夢が叶わなかったなら、
夢を叶えようとした過程で得たものを元手に、
堂々と上書きすればいい。
」
を手に入れてしまったそうです。
これも、絶対悲観主義じゃない?
そんな気づきがありました。
そして、まだ読んでないけどポチりました。