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青汁王子が語る、TTPSすることの重要性

ビジネスをはじめる前は、
オリジナリティのあるアイデアこそが
事業を成功させるんだ!と思っていた。


けれど、よくよく巷にある商品をみていると
どれもなんか似ていることに気づく。

オリジナリティのかけらもないように見えるけれど、
売れている商品だってある。

どうしてなんだろう。



僕は青汁王子のような
ヤンチャ経営者系YouTuber
は嫌いではなくて、たまにみている。


この動画は化粧品会社に
売り上げが上がるアドバイスをしますよ
という企画だ。

まず、青汁王子は
この商品自体の
競合優位性が低いのでは!と突っ込む。

競合優位性というのは
簡単にいえば
パクられにくいということである。


日本製NMNを、
比率や仕入れ先を工夫して
もっと安価に使う競合が出てきても
おかしくないということだ。

だから、オタクの商品は
簡単にパクられちゃうよ!
ということだ。

鋭いツッコミだ。



つづいて、LP(ランディングページ)についての
フィードバックにはいる。

「売り場が弱いのに広告しても意味がない」

これも、お客さん視点で
わかりづらいところや
使いづらいところを
徹底的に指摘していく。

クーポンコードを入れる、
ここのところで離脱してしまうよ!
というのを突っ込んでいく。


そしてLPについては、
私の彼女も愛用する
真っ黒炭クレンジングDUOを引き合いに

上場企業の売れている製品のLPを
徹底的にパクれ!
とアドバイスを出す。

うーん、さすがである。


青汁王子が富を築いたのは、
動画でもちょろっと説明しているが、

徹底的に他社製品をパクりながら、
青汁のLPをつくりこみ、
青汁のブランドを次々に立ち上げ
みずからブランド同士を競合させ
事実上マーケットを独占してしまったことにある。


TTPSとは


さて、タイトルにもある
TTPSとはなんなのだろうか。


答えは、


徹底的にパクって進化させる

である。


私が察するに

巷に溢れるオリジナリティは
徹底的にパクって」
のところが十分足りていないのかもしれない。


売れる型というのをしっかりと
パクってこそ、やっと準備が整う。
そして、最後に「進化させる」のだ。


青汁王子はどんな進化をさせたのか?
それは自分のブランド同士を競合
させるという進化である。

このTTPSは、
日本の守・破・離にも通じる考え方だと思う。


私たちのAIコミュニティにもTTPSを


私たちが携わっている
AIを学ぶ学生コミュニティ、AcademiXにも
さまざまなコミュニティのベストプラクティスを
徹底的にマネしている最中だ。

そして、組織の中でも
いいプラクティスが生まれたら
どんどんマネし合うことで、
成長していけるのではないだろうか。



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