B to Bの化学メーカーでは、製品が立上がるまでに、必ずと言って良い程、客先へのサンプル提出というイベントがある。
その時、必ずと言って良い程、フロントエンド(営業)とバックエンド(主に技術)で一悶着が起こる。
その内容とは、"サンプルを出す出さない"と"サンプル対応の速度"である。
"サンプルを出すor出さない"
営業はサンプルを評価したいと言っている顧客にサンプルを提出しない理由は無いと思う。
ただ、やみくもに出してしまうと、開発工数に影響が出たり、万が一FBが遅く
技術が開発に着手するまでの流れ
既存品の改良だろうと、全くの新規技術を取り入れた廃発だろうと、そこに至るまでの流れが無いと、全てが無駄になる可能性がある。
B to Bで対策部品を作っている化学メーカーだと顧客の声から製品開発に着手することが多いと思う。
ただここで勘違いしてはいけないのは、顧客の声がきっかけだからと言って必ずしも広く長く売れる製品にはならないということだ。
勿論多くの人はそんなことは分かっていて、その為にマーケティング部門があったりする訳だが、イマイチうまく回っていないのも事実だと思う