TIMくん

TIMくんの中の人 化学メーカー/研究開発→マーケティング 非管理職 製品配合設計/立上げ/海外工場工程確立/知財出願を経験して、現在はマーケティングで活動中。 市場性を見極める活動をしつつ、会社の体制にテコ入れして上市のスピードを上げる活動もしています!

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TIMくんの中の人 化学メーカー/研究開発→マーケティング 非管理職 製品配合設計/立上げ/海外工場工程確立/知財出願を経験して、現在はマーケティングで活動中。 市場性を見極める活動をしつつ、会社の体制にテコ入れして上市のスピードを上げる活動もしています!

最近の記事

どの工場で、どれ位のスケールで作ることを想定している製品かを共有する

結局情報共有の話になる。 どういうコンセプトの製品を作るのか?も重要だが、量産に必要な情報も頭に入れて行動しなければならない。 1つ目は生産工場(生産国)、2つ目は量産量(スケール)かと思う。 <生産工場(生産国)>  生産設備が整っているかどうか?  キャパ問題無いか?  知財の出願はどうするのか?  ULは? ということが挙げられる。 特に重要なのは生産設備で、場合によっては大きい金額を動かさなければならない為、購入するだけでも相当な時間が掛かる。 <スケール>

    • サンプル作製の工数を予め考える

      B to Bの化学メーカーでは、製品が立上がるまでに、必ずと言って良い程、客先へのサンプル提出というイベントがある。 その時、必ずと言って良い程、フロントエンド(営業)とバックエンド(主に技術)で一悶着が起こる。 その内容とは、"サンプルを出す出さない"と"サンプル対応の速度"である。 "サンプルを出すor出さない" 営業はサンプルを評価したいと言っている顧客にサンプルを提出しない理由は無いと思う。 ただ、やみくもに出してしまうと、開発工数に影響が出たり、万が一FBが遅く

      • 技術が開発に着手するまでの流れ

        既存品の改良だろうと、全くの新規技術を取り入れた廃発だろうと、そこに至るまでの流れが無いと、全てが無駄になる可能性がある。 B to Bで対策部品を作っている化学メーカーだと顧客の声から製品開発に着手することが多いと思う。 ただここで勘違いしてはいけないのは、顧客の声がきっかけだからと言って必ずしも広く長く売れる製品にはならないということだ。 勿論多くの人はそんなことは分かっていて、その為にマーケティング部門があったりする訳だが、イマイチうまく回っていないのも事実だと思う

        • 開発品のTDSについて

          開発に着手してある程度形になったら、顧客にも評価して貰うというフェーズに入ると思うが、その際にTDS(テクニカルデータシート)もセットにするという意識を持たなければいけない。 客先の声を聞く為にサンプルを出すことは大切だが、どういう製品を評価してもらうのか、まとまっている資料(≒TDS)も併せて提出しないと客先も「???」となってしまう。 勿論、顧客からの要望を満たす様な製品を作っているので顧客もどういうサンプルが届くのか分かってはいると思うが、開発途中段階やプロトタイプ