ポール・ウォーカーと僕のヘルメット ~僕はこんなことでは死にたくない~
最近、ヘルメットをかぶり始めた。2か月前アマゾンで購入してから、今まで自転車に乗る際には必ず着用するようにしている。
よく通学時にほかの学生からの視線を感じる。大学生はあまりヘルメットをかぶらないために珍しいものを見たという感じなのだろう。
ママチャリに乗り、ヘルメットをしている姿は確かにダサい。籠のついてないスポーツ用の自転車に乗っているのならまだ様になるのだが、ママチャリにヘルメットは、制服を着た学生にしか似合わない。
「{希少生物}ダサヘルメッツ」になったきっかけ
どうしてヘルメットをかぶろうと思ったのか
それはポール・ウォーカーという人物が大好きだからだ
ポール・ウォーカーは映画好きな人ならみんな知っている人物であるが、
知らない人のためにざっくり彼のことをとらえ直したい
■ポール・ウォーカーとは
ポール・ウィリアム・ウォーカー4世(Paul William Walker IV, 1973年9月12日 - 2013年11月30日)ことポール・ウォーカーは、アメリカ合衆国カリフォルニア州出身の俳優。身長188cm (ポール・ウォーカー - Wikipedia)
彼の出演した映画の中でもっとも有名な作品は
『ワイルドスピード』シリーズ (ブライアン・オコナー役)
僕の一番好きな映画シリーズである。
第一作から主人公としてシリーズを進め、ドㇺに主人公を明け渡してからも、ドㇺの相棒としてストーリーの主軸を担った。
彼は、本当にカッコよかった。作中ではGTーRをはじめとし、様々な日本車を乗り回した。
仲間のためなら無理難題でも果敢に挑戦し、仲間を何度も救った。作中では家族を持ち、その家族を全力で愛した。
そんなブライアンは僕の子どものころのヒーローだった。
僕のヒーローは 2013年 『ワイルドスピード スカイミッション』
の撮影期間中 交通事故を起こしてこの世を去った
2013年 11月30日 チャリティーイベントの帰りの出来事だった
彼は友人とともに法定速度よりはるかに速いスピードで車を運転し、
街路樹などに衝突、車は爆発。帰らぬ人となった。
今も、当時ニュースで流れた事故現場の映像を思い出す。
『スカイミッション』のエンディングでは彼を偲ぶ
『see you again』 という曲が挿入され
この曲は今でも名曲として語り継がれている。
僕はこの歌を聞くといつも涙を堪えられない
僕は彼の死に絶望するとともに
彼に失望した
■なぜ失望したのか
カッコ悪すぎる。そんな死に方なんてダサすぎる。
僕のヒーローがこんなことで死ぬはずがない
いつも危険なレースをこなしてきたのになんでこんなことで死ぬんだ
そう思ったからだ。
だから僕は彼みたいにはなりたくないと思った。
だからヘルメットをかぶることにした。
彼みたいな死に方をしたくないから。もっといろんなことができたはずなのにできなかったなんてことになりたくないから。
彼のことが大好きで大好きでしょうがないからこそ、僕は彼と同じ最後になりたくない。
■僕のヘルメット
死にたくないから、かぶっているのであって別に政府が何か言ってるからかぶってるわけじゃない。
まじめだからかぶってるわけじゃない。
少数派になって目立ちたいからかぶっているわけではない(実はちょっとだけあるけど)
他の人がかぶっていまいが関係ない。僕はポールが好きだからかぶってる。
カッコ悪い死に方をしないためにヘルメットをかぶる人が増えてくれたらいいなと思う
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