ティー

一次創作、短編小説やお絵かきをしています。 自サイト「もうふの民(たみ)」↓ https://sites.google.com/view/moum-na-teatime/  良かったら覗いてみてくださいね。

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最近の記事

文学フリマ東京に向かって

 このところ何をしていても文学フリマのことを考えてしまいます。仕事中のふとした時、寝る前の、1日の反省会の時などなど。  当日は何事もなくビッグサイトに辿り着けるだろうか。もし手にとってくれる方々がいたら、その方々とお話しできるだろうか。緊張しいの私がはたして売り子として機能するのだろうか。もし話しかけてくださる方々がいたら、挨拶して、おしゃべりできるだろうか。気になるスペースの方々、全てまわれるだろうか。  正直、不安ばかり。しかしとても楽しみなのは事実。今回は一般参加

    • 文学フリマ東京39【ぬ-10】試し読みをどうぞ

       文学フリマ東京39【ぬ-10】で出店します。 今回は新刊2冊の試し読みを載せます。これを読んで興味を持ってくださったら嬉しいです。  まず1冊目、『かえる道があるように』から「帰れなくなった道」です。短編を9篇収録しています。    2冊目は『時計はひとりひとつ』から「目覚めた木々」です。こちらは短編7篇収録です。  宣伝は難しいなあと感じています。当日はこちらのポスターが目印になります。  よろしくお願いします!

      • 文学フリマ東京39【ぬ-10】

         文学フリマ東京39、スペース番号が発表されましたね。ということで宣伝をさせてください。  日時:12月1日(日) 12時〜17時  場所:東京ビッグサイト 西3・4ホール  入場料:1000円  私のサークルは「もうふの民」   場所は【ぬ-10】になります。  こんな雰囲気になります。新刊2冊をご用意しております。購入してくださった方にはしおりを1枚プレゼントいたします。眼鏡拭きはお気に入りのイラストなので、こちらも手にとっていただけたら嬉しいです。    売り子を

        • 原稿の進め方

          今回は自分でも忘れないために、私の同人誌の作り方をまとめてみます。あくまで小説の原稿の進め方です。 1.スマホのメモアプリに書きたいことなんとなくをまとめる  なんとなーくで大丈夫。こんな雰囲気にしたい、とかテーマを探りつつ決めていく感じ。 2.暇な時間、書きたい時間をみつけてスマホのメモアプリに物語を書き込む  スマホだと気軽に進められます。しかし打ち込みが面倒な点もあり。私はパソコンを持っていないのでスマホとiPad頼りです。  物語の書き方なんですが、私はまず

          香りの行方

           この間、急に秋が来たと思ったら夏に逆戻り。そして今日は急に寒くなりました。  金木犀と銀木犀の甘やかな香りを楽しむ間も無く季節が過ぎていく。雨が降って香りを洗い流してしまうから。風が強く吹いて香りがどこか彼方へ飛んでいく。  香りはどこへ、どんなふうに消えていくのだろう。遠すぎたらもうわからない。姿は見えないのに香りがその存在を知らせる。近くにいたらもう自分が金、銀木犀の一部になれる。でも離れたらそれは終わる。一瞬の季節だ。  金木犀、銀木犀の香りを模した商品はたくさ

          香りの行方

          ペンネームとは

           私はティーというペンネームです。なんとなく感じがいいなあと、響きが好きだなあと決めた名前です。呼びやすいし。あとはお茶、とかティータイムとかお茶会、そんな意味を込めています。  しかし、最近悩んでいます。苗字、つけた方が良かったのではないかと。今からでも遅くないかな。noteでは苗字+名前、のペンネームの方のほうが多い気がします。  でもいざ考えると浮かばないものです。名前がカタカナだからかっこよく苗字もカタカナにした方がいいのか。横文字なんてわからないや。漢字がいいの

          ペンネームとは

          文章の書き方に悩む

           悩んでいます。どうやって書いたら良いものかと。  最近、地の文が上手に書けません。何も出てこないというか、会話文ばかりになってしまう。  以前『世代越え行く世界』という短編小説を書きました。自分のサイトに載せていましたが、noteでも記事にしています。思っていたよりも読んでもらえて嬉しいです。自分でも好きな物語だったのでより嬉しい。  この物語にはほとんど会話文がなく、ずっと主人公目線で書いている。最後に少し会話があるくらい。この書き方が良いのかわからないけれど、会話

          文章の書き方に悩む

          【短編小説】世代越え行く世界

           まわる、まわる風車が丘の上、一つ。一匹の羊を追いかけて丘を登った。どこまでも、丘の上まで続いている小石の転がる小道。羊たちが踏み固め作り上げた道なのだ。雑草たちは分別をわきまえて道を空けている。セイタカアワダチソウが背伸びし、黄色く咲く。その日差しの色は心をあたためる。枝々に咲く花は遠目にはほわりとした質感だ。背はまちまち。でこぼこの背格好が個性豊か。  羊は急いだ様子もなく歩く。自分の行きたいように行き、生きている。この丘の先、何が待っているのか。いつも大人達に止められ

          【短編小説】世代越え行く世界

          文学フリマ東京39 出店します

           10月になり、そろそろ12月が近づいてきたので宣伝をしたほうがいいかなと思いまして。 【文学フリマ東京39】  日時:12月1日(日) 12時〜17時  場所:東京ビッグサイト 西3・4ホール  サークル名:もうふの民  ジャンル :短編、掌編、ショートショート  新刊、短編集を2冊持っていく予定です。 【進行度】  1冊目…『時計はひとりひとつ』 なんとかできました。こちらは「長く生きるとは」がテーマの短編集となっています。私なりに考えたテーマの解釈。自分でも迷

          文学フリマ東京39 出店します

          ねむれねむれ

           最近、眠っても眠っても眠い状態。  仕事中も眠くて仕方ない。睡眠不足ではないはず。なぜなら普段よりもたくさん眠っているから。  夕方帰宅する、そのまま昼寝してしまうこともある。昼寝というか夕寝。起きて夕飯を食べている途中でもう眠い。そのままお風呂にさえ入らず眠りにつく。そして深夜近くに目が覚めて入浴。しばらくしてまた眠りにつき、朝、目覚めて出勤。  日によってまちまちだけど最近の私。多分、体内時計がおかしくなっていると思う。決まった時間に眠らないからそうなったと思うな

          ねむれねむれ

          愛を知っていますか

           愛ってなんなのだろう。  例えば私の大好きな作品に『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』があります。アニメも小説も観て読んでいます。    主人公のヴァイオレットは大切な人から送られた「愛してる」の意味を知りたくて代筆屋として生きます。  この作品を知った時、私はこう思ったのです。「愛しているを、愛を知らないなんて」と。さも自分が「愛」を知っているかのように思いました。恥ずかしながら。  今、さっぱりわかりません。言葉では説明できないのかもしれません。そもそも「好き」と

          愛を知っていますか

          好きな言葉

           苦手な言葉は浮かびやすい。じゃあ好きな言葉ってなんだろう。ちょっと思い出してみます。 「寂しいのは悪いことではありません。他の存在に感謝できます。孤独は生まれてから塵にかえるまでの苦い贅沢品です」         『25時のバカンス』/市川春子  こんな素敵な言葉、言いまわし、どうしたら思い至るんだろう。この漫画の中でとても印象に残っている台詞です。孤独は辛いことと思いがち。それを「苦い贅沢品」と。    本当にひとり、って実はなかなかないのかもしれない。必ず誰かと関わ

          好きな言葉

          苦手な言葉

           私は「完璧」という言葉が苦手だ。  できもしない高すぎる目標。こうでなければならない。こうあらなければならない。ああならなければダメだ、おしまいだ。そんなことで自分をがんじがらめにしていた。中途半端な完璧主義。そのせいでダメにしたことは数知れず。  完璧になんてできるわけがないのに。たまに私がやったことに対して、「うん、完璧!」なんて褒めてもらえることがある。  嬉しい反面、複雑な気分になる。自分に完璧主義なところがあると自覚した後は特に。  完璧になんてしなくてい

          苦手な言葉

          便箋のゆくえ

           1年に一度、とてもお世話になった方と手紙のやり取りをしていた。  今年、初夏に送った手紙。夏が過ぎようとしているのに、もう秋が始まりそうなのに。返事が送られて来ない。  なんとなく、その方に何かあったわけではないと思う。忙しいのは確かだけどそうではない。  もう自分が手紙を送らなくても、私は大丈夫、そう判断したからだと思っています。  私からまた送ることはないと思う。多分、送ったら返事は来るだろう。だけどそうしたいとは思わない。  その方とお話ししてきたこと。私の

          便箋のゆくえ

          東京の日記

          今、帰りのバスでこれを書いています。1人東京へ行ってきました。  朝5時、早すぎる時間に起きて身支度。6時に起きる予定だったのに、気づいたら午前2時。二度寝。それでも早すぎた。うきうきしちゃって、まあ、遠足かと。  最寄りのバス乗り場まで移動する。バス停、暑いはずなのに少しだけ涼しい風。ああ、もう秋なんだなあ。雲の影に秋を感じる。空が遠くなった。  午前中はすみだ水族館へ。ミズクラゲの水槽が好きです。上から見下ろせる水面。ただようだけのクラゲたちが綺麗で。流れる水流の音

          東京の日記

          メリーゴーランド

          くるりくるり 夢をのせて 夢をみせて どこへでもいける あなたは白馬に あなたはユニコーンに あなたはペガサスに それとも馬車に それはおおきなオルゴール 夢の中では誰でもひとつ 夢の中には誰もがひとつ 夢を持ちこみ夢をみる まわるまわる 君はどこへいきたい どこへでもいきたい 馬の背にまたがる間 君は自由だ 君は夢をみせている 次に夢をみるみんなに 次だ次だとまつみんなに 光を音をとどけている さあ次は君だよ 君も夢をみよう 夢をみて 夢をみせよう

          メリーゴーランド