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玄牝
玄牝 老子
天地万物を生み出すという、谷間の女神。
とめどなく生み出して死ぬ(活動を止める)事は無いという。
これを老子は玄牝(げんぴん) と呼んだ。その存在はぼんやりとはっきりとしないようでありながら、その働きは尽きる事は無い。
谷神不死。
是謂玄牝。
玄牝之門、是謂天地根。
緜緜若存、用之不勤。
もともとは特定の人格やパーソナリティーを持った神ではなく、象徴である。
谷間の神のくだりは、山岳の谷を山の女神のように女陰のように扱うように女性の生み出す力を話していると思われる。
そうして玄牝と名付けられた。
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