飴買い幽霊
飴買い幽霊 博多地下鉄で回る伝説スポット
各地に飴買い幽霊という話があります。
丑三つ時になると飴屋を女が買いにきて飴を買っていく。そしてあとをつけると墓にたどり着くというものです。
博多でも、この話は伝わっています。
飴屋が不審がって尋ねると、博多の市内に安国寺の中に女は消えていきました。
境内には新しい卒塔婆があり、墓の下から赤ん坊の泣き声がしたので寺の人に知らせました。中を見たら赤ん坊の姿があった。
こういう話の時には、だいたいのちに高僧になったや、名のある人物になるなど、生誕の伝説として語られる場合が多いのですが、この子は幼くして亡くなったそうです。
この話、すごい昔のような気がしますが、延宝七年というので、江戸時代。徳川綱吉の時代なので、この時代でもこういう話があったと思うと不思議な気持ちになりますね