狐狗狸銀行
狐狗狸銀行 道教と神話伝説―中国の民間信仰ー
北京西河沿の狐狗狸銀行というものがあり、頭取が呂純陽(呂洞賓 八仙のひとり)となっているという。
袁世凱の遺した新華貯蓄よりも信用されており、この仙人が頭取である間は大丈夫といわれている。
当時のことを調べたことの追記
狐狗狸=タンキー
狐狗狸と当時日本の文化人の方が言っていたのはタンキー(中国語: 童乩)のことだった。タンキーは仏教の諸仏、儒教の諸聖を道教の神仙と同等に扱い、その身に下ろす術のこと。
紅卍字会
当時、このタンキーを重視していた紅卍字会という慈善団体がありました。赤十字を当時の中国にソフィスケートしたもので、こちらは宗教団体であった「道院」というのが母体となりスタートしました。その運営方針はタンキーであったといいます。
この紅卍字会の中に貧しいもの向けにお金を無利子で貸す因利局というものがありました。
※実際はかなりきな臭い。ここでは書ききれないくらいきな臭い。
これを揶揄して、狐狗狸銀行と記したと思われます。
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