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ひとでなしの夢
ツクモリンさんが亡くなってから二週間が過ぎた。
いろいろな人の言葉を聞いて本当に亡くなったというのが実感されてきた。
自分は彼女の人生にとってモブであるので、化けで出てほしいとかそういう事は思わない。
彼女の魂があったとしても自分のところにはこないだろう。
初七日の日、夢を見てしまった。
誰かに話があるといわれ、海近くのただただ明るいスタジオにいった。
扉を開けるとリンさんが普通に立っていた。
「やっぱり生きてた」
そういうと髪を指差して見せる。赤くなくて青みがかった黒。
それがライフゲージになっているのをはじめて知った。
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しばらく話して、何かしたい?と言われて、ポートレートだなと決め
「幸せなところを撮りたい」
NoえNoえさん呼ぼうというところで目が覚めた。
NoえNoえさんはとてもいいものをうつしているので見てほしい
ツクモリン@99P_Dirt ちゃん。
— NoえNoえ (@NoeNoe_oekaki) September 12, 2024
出会えてから2年足らずという短い間だったけど、リンちゃんと出会えて本当に幸せでした。
一緒に過ごした思い出の一つ一つが、
かけがえのない一生の宝物です。
そして、いつも心の支えになっていてくれて、本当にありがとう。
これからもずっと、大好きです。 pic.twitter.com/7PLqjzvuxj
それからもちょくちょく姿を見るが、それは都合のいい妄想の姿だ。
めまいの中、夢のうち、死んだ娘をよく見る。
— 九十九屋さんた(さかなや) (@tikutaku) September 29, 2024
志怪や怪談であきるほど見た構図。もちろん超自然のものでなく、自分の脳内で孕んだ怪物だ。
そんなモザイクのお姫さまが、揺籃に厭きて、火宅に出てきてくれないかと悍ましくも待つ。
亡き人を悼まず弄ぶひとでなしの夢である。