管狐
思いついたことがあったのでちょっと調べ始めてみた。
管狐はどこからくるのか?
管狐は伏見稲荷から請けてきたものという。
管狐の姿
いただいた直後は長さ3、4寸位の管に入れて来るので小さなものである。
家まで連れてくると管に入れたまま沢山の食べ物を与えて飼っておく。しかし、出してくれと管狐が懇願するため、いずれの飼主もみな外に出してしまう。
管から出た狐は鼠の子のように増え、一部は飼われている家から逃げ出して誰でも見境なく憑くという。
いかにして豊かにするか
管狐に憑かれている者は金持ちになる。商売をする家の場合、物を仕入れる時は天秤棒の分銅の下に管狐がぶら下がって重くし、売る時は荷物の下にぶら下がって重くする。
憑かれたらどうなるか?
行動や言動が狐のようになり、油揚げばかり食べるようになるという。
また、管狐を飼っている家の者に羨ましいという感情を抱かれた者は、満足な終わりが見られなくなる。
管狐の事 より
管狐は普通より小さい狐で、人間の腹の中に皮を脱いで入り、油揚げや小豆御飯を要求する。お犬様を借りてきたり、山犬の皮を敷いたりすると狐が離れる。
民俗探訪 愛知県東加茂郡下山村より
そのあとに詳しい方がレスしてくれたので思いつきは間違っていたのがわかりました。
しかし学習は重要