絶対に稼げる投資の話を聞きに行ってみた (仮想通貨ME)2
めちゃめちゃ嘘だらけのME最強説
前回の記事↓ 仮想通貨投資のビジネスモデルについて
前回の内容を簡単に説明すると、高校時代の友人Nから電話がかかってきた。MEという仮想通貨に投資をすることで、お金が稼げるよ。という話らしい。面白そうなので、話を聞きに行ってみることに。ちなみに冒頭の画像のようにNは成功者の一員だと思っている(笑)話の場にはアドバイザーのYがいた。そこでMEの投資はこんなにすごいんだぞ。さらに、人を紹介すると紹介料としてさらにお金がもらえるよ。という内容である
今回はめちゃめちゃ嘘だらけのME最強説について話したい。
では、なぜこのような怪しいビジネスモデルにみんなだまされるのか。そこには、工夫を凝らされたいろいろな演出があった。
演出1.「めちゃめちゃ派手なパーティーの映像を見せる」
このMEのグループは年に数回大規模なパーティーを開く。そこには肉○ルの代表者や他にも有名な人が来ているとの説明を受けた。そのパーティーの出席者は20代から70代ほどと幅広く、いかにも成功者の集団のようなパーティーにしている。そんな中、代表者カルロスの演説が始まる。
MEのグループは、カルロスという代表者を筆頭に運営しているらしい。
カルロス「私は貧乏で大変な生活をしていました。しかし、今このMEを通して、お金を稼ぐことができました。このお金は私利私欲に使うのではなく、皆さんが幸せになれるような使い方をしています。私のモットーは”私に協力してくれるみんなが幸せにする”ということです。一緒に歩みましょう」
などと胡散臭いスピーチが流れる。しかしYやNはこれに感動している様子(笑)どうやら宗教染みたものを感じる。
このような派手な演出を魅せることで自分も成功者になれると希望を抱かせ、信仰させるというシステムである。
ちなみにN は成功者の一員にでもなったかのように小ばかにした対応をしてくる(笑)
演出2「海外に行きまくってるよアピール」
これも先ほどと同様。海外に行きまくれちゃうんですよとアピールしまくる。すると自分も海外にあこがれるなあという人が進行するというシステムである。でも実際海外なんてバイトして時間がある学生ならいくらでも行けるしそこまでお金もかかるわけでもない。しかしながら、このような演出に騙されるバカは一定数いるのである。
演出3「値上がりし続ける仮想通貨」
このような右肩上がりの画面を見せられる。
Y「ほら、めっちゃ調子よく稼げてるでしょ」
などといわれる。このような実際の画面を見せられ、バカはこれを「おお!本物だ」などと信じる。しかし、こんな調子のよい仮想通貨なら調べれば出てくるはずだ。なのにでてこない。これはポンジースキームという有名な詐欺の手法を使っているからである。
ここに記載している演出はごく一部であるが、このような演出に騙されお金を奪い取られてしまうといったことが多々あるらしい。ここまでは、反論もせず淡々と自慢話を聞いていたが、次回から反論を開始していく。
次回「友達とアドバイザーを仮想通貨の洗脳から救ってみた」