世界中で人気を誇り、さまざまな流行やTikTokクリエイターと呼ばれる次世代スターを輩出しているTikTok。
シリーズ企画「TikTokで、見えた世界。」 では、注目のTikTokクリエイターをお招きして、TikTokを通してできたファンとの繋がりや、これまでの道のりなど、ここでしか聞けない貴重なお話をうかがっていきます。
第5回となる今回お話を伺うのは、オムライス兄さん、みいるかさん、SATOYUさん の3人。
TikTokでも活躍する人気芸人・チュートリアル徳井義実さん MCのもと、それぞれ多忙を極めるクリエイターたちの気になる1日の過ごし方や、これから叶えたい大きな夢について、たっぷりお話しいただきました!
◆人気TikTokクリエイターたちのトークを動画でもチェック! ( 前編 )( 後編 )
<【TikTokで、見えた世界。】Vol.5 出演クリエイター>
◆ オムライス兄さん 視聴者からのリクエストに応え、いろんなオムライスを作り続ける人気クリエイター。 「オム兄」の愛称で親しまれ、クリエイターとのコラボ実績も多く、幅広い世代に支持されています。 様々な分野で最も活躍したTikTokクリエイターを表彰する「TikTok Awards Japan 2022 」では、グルメ部門で最も活躍したクリエイターに贈られる「Gourmet Creator of the Year」を受賞。
◆ みいるか さん “ゆるふわ”なタッチが特徴のイラスト系クリエイター。 海の生き物たちを愛するあまり水族館で働いていた経歴を持ち、現在はイルカをはじめとする可愛いイラストを発信し、多くのファンの心を掴んでいます。 「TikTok Awards Japan 2022」では、TikTokユーザーがその年に最も好きになったクリエイターを選ぶ「Popular Creator of the Year」を受賞。
◆ SATOYU さん コミカルなモノマネやパロディ、独自の“月歩”パフォーマンスやハイテンションなTikTok LIVE配信などで人気のクリエイター。 45日間でフォロワーが130万人増加したことでも話題に。 優れたTikTok LIVEクリエイターの証である「LIVE Pro 」にも認定されています。
◆ 徳井義実 さん(MC) 人気お笑いコンビ・チュートリアルとしての活躍はもちろん、TikTok動画も大人気。 料理を披露する“こじらせ飯”や、キャンプや愛猫についてのなど、自身の趣味が詰め込まれた動画で注目されています。
「朝8時から電話で雑談」「ハイテンションで深夜4時まで眠れない」!?個性的すぎる1日のスケジュールを発表! キャラクターも発信している動画もさまざまで、個性豊かなTikTokクリエイターのお三方。
MCの徳井さんも思わず興味津々だった、彼らの気になる「1日の過ごし方」とは?
オムライス兄さん: 朝は9時頃起きて、まずメールチェックや返信をします。 その後は、動画投稿のためにリサーチや戦略立てを行います。
MC徳井さん: すごいね!僕の動画では作りたいものをやっているだけで、明確に戦略とかないから…。 やっぱりTikTokクリエイターはすごいよね。
オムライス兄さん: 普段から、バズっている動画を分析したりしていますね。 午後は動画やTikTok LIVE配信のための買い出しへ。オムライスを作るので、買い物はやっぱり卵が多いですね。 お昼ご飯を食べた後は、新しいことに挑戦する時間にしています。 最近、「卵でやってみたら面白いかな」と思ってジャグリングを始めたので、その練習をしたりとか。 視聴者さんが飽きないように、色々工夫していますね。 そして夕方から撮影や編集、投稿などを行います。 基本的に動画はストックせずに、その日に撮ったものを投稿するようにしています。 夜はサウナで無になる時間を作ったり、TikTok LIVE配信をしたり、ビジネス書を読んで勉強したりして、深夜1時頃に寝ています。
MC徳井さん: すごいな、めっちゃ有能な会社員さんみたい(笑)! TikTokクリエイターはちゃんと先を見据えて勉強もしていて、情報感度が高いというか、冷静に判断してるね。
みいるかさん: 朝は8時頃起きて、電話で友達と雑談する「ミーティング」をしています。 学校の先生とか、自然観察指導員とか、出勤が遅めの会社員の方とか、活動時間が同じような友達で集まって、朝から雑談するんですよ。 昨日あった面白いこととか、お仕事のこととか、雑談するといろんなアイデアも出てきます。 何より朝イチで好きな人たちとおしゃべりすることで、今日も頑張ろうと思えるんです。
MC徳井さん: なるほど、さまざまな業種の人たちから刺激をもらっているんだね。
みいるかさん: その後は家事や買い物を済ませて、イラストレーターの仕事にとりかかったり、グッズ制作の仕事もしています。 午後3時頃からは動画編集、5時頃からはお絵描きをしながらTikTok LIVE配信をします。 この時に描いた絵を、後で編集して動画として投稿するようにしています。 TikTok LIVE配信を観た視聴者さんが、「配信で見た絵だ!」って喜んで、動画も見に来てくれるんです。
MC徳井さん: 良いシステム(笑)!見ている人も楽しいもんね。
みいるかさん: 夜8時頃からのTikTok LIVE配信では、仕事や趣味やコラボ用の絵とか、また別の絵を描いています。 夜10時頃からは、サブアカウントでのTikTok LIVE配信もやっています。 こっちでは絵は描かずに、料理や家事をしながら視聴者のみなさんとただ雑談するだけの配信をしているんです。 それでコアファンの方々も増えてきていますね。
MC徳井さん: システムがすごいぜ!(笑) イラストだけじゃなくて、みいるかさん個人のことを好きな人たちが観てくれるんだね。 でも、結構ぶっ通しで働いている感じだよね?
みいるかさん: 私の中では、ずっと趣味のことをやっている感覚なので、働いているという気が全くしないんですよ。 TikTok LIVE配信でのお絵描きもおしゃべりも、息抜きみたいなものなので、とても大切にしているんです。 寝る前には明日の計画を立てながら、深夜2時前には就寝します。 ちなみに、朝の6時台にTikTok LIVE配信をやることもありますよ。 視聴者さんには学生も多くて、「学校に行く前にみいるかちゃんに会いたい」と言ってくれる子がたくさんいるんです。
MC徳井さん: すごいなあ、社会のためになってるね! 親や先生に言えないことをみいるかさんに聞いてもらえるのは、子供たちにとっても良いことだよね。
SATOYUさん: これはある1日の過ごし方の例なんですが、朝は10時頃起きて、ジムでトレーニングすることがあります。 その後お昼ご飯を食べて、仕事の打ち合わせをして、午後から動画のネタを考えます。 撮影も編集も基本ずっと家で行うので、その中で家族やペットと過ごす時間も大切にしていますね。 動画の撮影は、大体夜に行うことが多いです。 1本2~3時間ぐらい、何度も同じシーンを撮りながら作っていきます。 エフェクトを使ったりして、動画の編集も時間がかかるので、長いと3日ぐらいかかったりしますね。
MC徳井さん: 1本の短いアクション映画みたいなものだし、すごいよね! そのへんのB級アクション映画より全然クオリティが高いと思う。
SATOYUさん: ありがとうございます!僕の動画は「小学生の夢と希望を詰め込んだ感じ」と言われることがあります(笑)。 夕飯を食べて動画編集が終わったら、夜11時頃からTikTok LIVE配信をします。 感覚的に、これぐらいの時間が視聴者さんに見てもらいやすい気がしますね。 僕はTikTok LIVE配信で認知されたところがあるので、これからも続けていきたいです。 TikTok LIVE配信が終わった後は、テンションが上がりすぎて眠れないので(笑)、妻と晩酌しています。眠りにつくのは深夜4時ぐらいになったりしますね。 とにかくTikTok LIVE配信ではめちゃくちゃテンションを上げるので、普段こうやってお客さんを楽しませている芸人さんって本当に大変なんだなと思います(笑)。
MC徳井さん: でも、瞬発的にはTikTokクリエイターのほうがテンション上げてると思う! 芸人はいちいちSATOYUくんみたいな変顔しないもん(笑)。
オムライスも顔芸も、重要なのは“継続”!TikTokクリエイターとしてのポリシーと、活動の中で叶った夢について 料理、イラスト、パフォーマンスなど、それぞれ全く異なるジャンルで活動しているお三方。
いつも大切にしている、TikTokクリエイターとしてのポリシー、そしてTikTok活動を通して叶った夢についてうかがいました。
オムライス兄さん: 名前が「オムライス兄さん」なので、僕のポリシーはブレずにオムライス動画を続けることですね。 最初は「炊飯器兄さん」として動画をアップしていたんですが、あんまり伸びなかったので(笑)。 たくさんTikTokクリエイターとコラボすることも強みだと思っていて、今では40組以上コラボ実績があります。 TikTokクリエイター同士の掛け合いが見られるのは、料理系動画だと結構珍しいんですよ。 自分から声をかけたり、逆に声をかけていただいたりして、日々コラボが実現しています。 僕はもともとアクション俳優を目指していたんですが、それが叶わなかったんです。 でもTikTokでのオムライス動画を通じて、人前に立つ仕事を確立できました。 今では日本のオムライス動画の中でもかなり上位に行けていると思うので、夢が叶っているのかなと思います!
MC徳井さん: 「オムライス兄さん」という名前にも、「オムライスで行くんだ!」っていう覚悟が見えるよね(笑)。
みいるかさん: 自分が楽しい、面白いと思うことを発信することがポリシーですね。 リサーチしすぎたり考えすぎたりするのは得意ではなくて、それが視聴者さんにも伝わってしまうと思うんです。 だから単純に私が面白いと思うものを、みんなで共有していきたいですね。 それが強みになっていったらいいなと思います。 私はもともと水族館の解説員をしていて、海の生き物のことを広めたいと思っていました。 TikTokは、コロナ禍で水族館が閉まってお客さんが来なくなってしまったのをきっかけに、始めたんです。 そうしたら解説員のときよりたくさんの人たちに注目してもらえるようになったので、やりたかったことがひとつ叶った感じがしますね。
MC徳井さん: 海の生き物が大好きなんだね。すごく立派だし、社会貢献度も高いと思う!
SATOYUさん: ポリシーは顔芸ですかね(笑)。唯一変わらずずっと続けています。 顔芸や声マネは、自分の強みなんじゃないかなと思います。 だんだん言語を使わないパフォーマンスに変わっていったことで、フォロワー数もどんどん増えて海外の視聴者さんも見てくれるようになりました。 ちなみに、海外ではウケる顔芸も違うんですよ。 海外で人気なのは「シグマフェイス」。
そして僕が編み出したのが「オハイオフェイス」です(笑)!
自分の中にあるものを形にして発信して、たくさんの人たちに受け入れてもらう、という夢は叶っていると思います。 子どもの頃から人を笑わせるのが好きだったので、TikTok LIVE配信でたくさんの人たちを笑わせることがすごく気持ち良くて! それで生活もできているので、とても感謝しています。
MC徳井さん: 楽しいのが一番だもんね! SATOYUくんの動画は、何も考えずにピュアな気持ちで観たい(笑)。
社会貢献から「月で〇〇したい」まで!?人気TikTokクリエイターの大いなる野望とは 最後に、それぞれが今後TikTokでチャレンジしたい夢や展望について、それぞれ語っていただきました。
オムライス兄さん: 「オムライスといえばオムライス兄さん」を目指していたんですが、それは確立できたので、次は「ショート動画といえばオムライス兄さん」に挑戦しようと思います! TikTokの公式イベントに参加したり、TikTokクリエイター同士のつながりをしっかり持つためにたくさんコラボしたり、戦略を立ててやっていこうかなと。
MC徳井さん: さすが論理派だな~!
みいるかさん: 海の生き物の普及活動もどんどんしていきたいので、水族館とコラボしてみたいですね。 それから、クリエイターのプラットフォームで「海の生き物といえば、みいるかちゃん」と言われるような立ち位置を、築いていけたらと思っています!
MC徳井さん: これは行きそうだな…リアルな展望ですね!見てみたいです。
SATOYUさん: 月で、リアル“月歩”をやってみたいです! 月を歩いてみたいんですよね。
MC徳井さん: テクノロジーが進化すれば、本当にあるかもしれないね(笑)。 みなさんの今後を楽しみにしています!
MC徳井さんも思わず聞き入ってしまうほど、独自のビジョンを持って多くの人たちを楽しませるべく活動を続ける、人気TikTokクリエイターのみなさん。
今回登場してくれたみなさんのアカウントをもぜひフォローして、投稿やTikTok LIVE配信などもチェックしてみてはいかがでしょうか?・ オムライス兄さん ・みいるかさん ・SATOYUさん ・徳井義実さん
「TikTokで、見えた世界。」次回もお楽しみに!
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