小説「暴れん坊の大ちゃん」
高校時代に、大ちゃんという人がいた。大ちゃんは僕からみたら、アクティブに写っていた。
文化祭で大ちゃんがガムテープを後ろに投げてきた。座っていた僕は、ひょいとかわす。ガムテープは窓ガラスを割った。その後に言われたのは、「何で顔で受け止めてくれなかったん?」その発言に驚いた。
そんな大ちゃんに気づいたら攻撃のターゲットにされていた。
嫌な思いをすることが増えていった。たとえば、一緒に勉強していて、あくびをすると、「あくびをするな」と叩かれた。英語の授業でカンガルーのスペルを調べ