見出し画像

合作企画の主催をした話(前編)

突然ですが、私はXで企画の主催を2回やったことがあります。

たくさんの参加者さんに恵まれたおかげで、2回とも成功に導くことがことができました。

今回の記事ではその当時のことを思い返したいと思います。


①メイワリ合作企画

企画を始めたきっかけ

メイワリとは「メイドインワリオ」の略で、ミニゲームを何回連続で成功させられるかを競う、ワリオが主人公のゲームのことです。

当時、このメイワリにハマっており、登場するキャラクターに愛着が湧いておりました。

上記のツイートの通り、たくさんの個性的なキャラクターが登場します。

そこで思いついたのです。

「このキャラたちをたくさんの人たちで描いて合作したら楽しいんじゃないか!?」

と。
私が主催をやるきっかけは、大体ちょっとした思いつきです。

しかし、企画を思いついても参加者さんがいなければ、成り立ちません。

そこで、参加したい人を仮に募ったところ、20人近くの方が参加してみたいとの反応を示してくださいました。

しかも、メイワリの主要キャラは20人

これは成功する!と確信し、企画を本格的に立ち上げ、正式に参加者を募集することになりました。


企画を本格的に立ち上げてから

参加者さんを募集したところ、ありがたいことに20名も集まりました。

しかも、参加者さんのほとんどが初対面という事態に!
メイワリがどれだけ愛されているかが分かりますね。

中には、外国人の方もおりました。
その方は日本語が得意な方でしたが、細かいところまでは分からないとのことで、連絡を取る際には、Google翻訳と相談しながら、やさしい日本語を心がけました

やさしい日本語として、主語と述語を入れることを意識しました。しつこいぐらい「私」や「あなた」を入れる感じです。
また、「探索する」→「探す」のように、漢字の単語は述語に直して伝えたりしました。

すると、できた文章が、

(例)私はあなたに伝えます!あなたが分からないことがあれば、私に伝えてください!私が教えます!

スパムみたいな文章になりました(笑)
その方はある程度漢字が読める程日本語に長けていたので、外国語が全く話せない私でもなんとかコンタクトが取れました。外国語が読めるって素晴らしい……。


キャラクター担当決め

次に、キャラクターの希望を聞きました
私含めて21人が異なるキャラクターを担当する形になるので、パズルのように当てはめて参加者の皆さんが納得する形にしなければなりません。

また、メイワリの主要キャラは20人であり、1人の参加者さんがサブキャラを描かなければならなくて、これをどう決めるかも悩みましたが、ある方から自ら「自分がサブキャラを担当したい」との申し出があり、他の方も強くサブキャラを担当したいという方がいなかったので、その方にサブキャラをお任せして、残り20人が主要キャラ20人を担当する形に収まりました。

キャラクターの担当決めの手順は、

  1. 第一希望、第二希望、第三希望を聞く

  2. 第一希望で被りがなければ決定、被ったら抽選

  3. 2の手順を第二希望、第三希望でも繰り返す

  4. 最後に余ったキャラを希望がない人で抽選する

という形です。

余談になるのですが、抽選システムは他のサイトやアプリを使ったわけではなく、手作りで作りました。なんとなく、手作りにこだわりがあるのです。

使ったソフトはExcel
作り方をざっくり説明すると、

  1. 参加者のリストを作る

  2. 参加者の左のセルにRAND係数を入れる

  3. VLOOKUP係数で1、2で作った表を指定する

こんな感じです。
一言で説明すると、ランダムで数字が抽選された中の一番大きな数字が表示されるという感じです。
その一番大きな数字が抽選したということになります。

本当は抽選アプリなどに頼ってもよかったのですが、ここだけはこだわらせていただきました。
しかし、キャラクターの担当決めの4の手順であった、余ったキャラをランダムに分配するときは同時に抽選できるのでそこはよかったと思います。

以上が抽選システムの余談でした。

以上を踏まえて、誰か希望が通らない人が出てくるのではないか?と不安でしたが、抽選の運がよく、なんとか最低でも第三希望が通る形に収まりました。

これは希望がない、なんでもいいと言ってくれた方が多かったからだと思います。その言ってくださった方々には感謝しかありません。ありがとうございました。


作品制作から

担当キャラクターを伝えたら、主催の仕事は極端に少なくなります。

が、ここで「キャラ同士を絡ませたい」とのご相談が。
それを円滑に進めるのも主催の役目……と言っても、互いのキャラクターを担当した方を紹介しただけです。
その結果、2人で相談しながら進めてくださったみたいです。

そして、イラストの提出時にトラブルが!
そう、XのDMでは透過したファイルを送れないということにこの地点で気づいてしまいプチパニックに。しかも、ブラウザ版から送れば透過になると嘘をつく始末……。

そこで、Googleドライブギガファイル便を使うことでリカバリー!

Googleドライブでは、こちらでファイルを作り、DMで共有する形に、

ギガファイル便では、使い方を説明し、向こうからリンクを送ってもらう形にしました。

正直、ここはかなりの反省点です。
一応検証はしていましたが、参加者に嘘の情報を教えるなんてもってのほか。もっと検証が必要でした。

もし、企画ものの主催をされる方がいれば、画像の送信方法には充分気をつけてください!

そして、Googleドライブやギガファイル便からイラストが送られてきて、それを集めたイラストの編集作業をします。

今回の背景にはこだわらせていただきました。
最新作の舞台が、昔の伝説を大切にしているバリオモロ島での物語だったので、古風な感じにしてみました。

そして、この編集作業にもプチトラブルが。
使用しているお絵描きソフトの容量を超えてしまい、合作のフォルダが開けないという事態に陥ってしまいました。

しかし、私はなにかあったとき用のバックアップを取っておいたのです!

先ほどはミスをしましたが、これだけはファインプレーだと思います。

もし、合作の主催をすることがあれば、念のためバックアップは取っておきましょう!

そして、主催をしていて一番やりたくない作業である「催促」……。

催促とは、ファイルが未提出の参加者さんに進捗を尋ねたり、提出するように促すことです。

参加者のみなさんのことは信じてはいるのですが、参加者さんにも生活がありますから、合作のことを忘れている可能性があります。

この作業は参加者さんから嫌われそうですが、作品を完成させるためには必要だと思います。

早めに宿題を終わらせる方、締め切り間近で宿題を終わらせる方、そもそも宿題を終わらせない方など、様々な方がいらっしゃいますからね。


完成

締め切りギリギリまで催促を行い、最後のイラストを受け取って編集を終わらせたら、念願の完成です!

この企画は皆さんのクリスマスプレゼントとして、合作イラストをお届けする企画で、12月24日か25日にどうしてもあげたかったので、締め切り最終日まで提出がない方からの提出があるかドキドキでした……!

結果、無事に提出があり、合作イラストが完成しました。
参加者の皆さん全員が締め切りを守っていただき、本当に助かりました。

お待たせしました。
これが今回の企画で誕生した合作イラストです!

今見ても圧巻ですね。

イラストがたくさんの方に反応していただけて嬉しかったです。
中には私宛のメッセージもあって、主催を頑張って本当によかったなと思いました。

参加者さまが見ていましたら、この度はご協力していただき、本当にありがとうございました。

最後に

いかがだったでしょうか?

当時は気づかなかったのですが、20人の参加者さんの企画が大規模な方だと気づき、ほぼ初対面の方をよくまとめられたなと当時の自分を褒めたい気分です。(皆さまのご協力があってこその成功ですけどね。)

そんな私ですが、次は誰デザの主催に挑戦するようです。

参加者さんは9人なので、今回ほど大規模ではないですが、イラスト提出が2回あったりして大変だったので、そちらも振り返れたらなと思います。

しかし、だいぶ長い文章になってしまったので、次回に回したいと思います。

長い文章になってしまいましたが、ここで終了にしたいと思います!

これを機に企画の主催に挑戦してみようかなと思っていただけたら幸いです!よい1日を!

⬇️後編はこちらから


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?