神話を忘れた民族は、必ず滅びる
「神話を忘れた民族は100年以内に滅びる」・・これは、イギリスの歴史学者アーノルド・J・トインビーの言葉。
キリスト教では、聖書がまさに神話の世界を伝える。
日本では、「古事記」(西暦712年)が、日本神話を記録しています。神々による日本創世の物語に始まり、天照大神(あまてらすおおみかみ)そして高天原神話など、日本国が誕生してきたというお話。
さて、神話(しんわ)ですが、神(しん)は、人間を超越した宗教的な存在。また、話(わ)は、はなしをする、ものがたり、口からでる言葉等を意味します。すなわち、神話(しんわ)とは、日本で文字が使われる以前に、人々の記憶と口伝で伝えられてきた物語であることが分かります。
「古事記」と並び評されるものに「日本書紀」があり、この2つを合わせて“記紀“と言います。
ここでは長くなるので、説明は省きますが、日本は皇室を中心に2000年以上続く、ギネス世界記録が認定する世界最古の国であることを覚えておいてください。