困難から逃げない

　生きていると辛い事がありますね。人間関係の捻じれみたいなものの軋轢は、辛さの中でも結構多いかも知れません。地球の人口は、約60億人。また、日本の人口は、約1億3000万人。これだけ多くの人が、この地球上に住み、さまざまな社会生活を送っています。日本でも、さまざまな人々、善人もいれば、悪人もいる。性格の良い人もいれば、性格の悪い人もいる。打算で物事を判断する人もいれば、世の中の役に立ちたい一心で頑張っている人もいる。だから、そんな中で、生きていこうとすれば、摩擦が起きない事の方が不思議で、言い合いや、喧嘩すら起こり得る。余り、感心できない訳ですが、こういった嫌な辛い経験も、まじめで生きている人達の精神（せいしん）力を強くする役に立つような気がします。困難から逃げないことでしょうか。

　さて、精神（せいしん）ですが、精（せい）は、純粋なもの、人の生命の根本の力、たましいetc.の意味があります。また、神（しん）は、天地を支配する不思議な力をもつもの、人間を超越した宗教的な存在、肉体に宿る心の働きetc.を意味します。即ち、精神（せいしん）とは、人知を超えた不思議な心の働きを意味するようです。そうであれば、精神力とは、人知を超えた不思議な心の働きが力となって表れる事。