愛する家族と郷土を守るために
時代の潮流(ちょうりゅう)は、どちらの方向に流れているのでしょうか。
我が国はもとより世界の政治・経済・社会は、今、どこに向かっているのか。ロシアのプーチン大統領による狂気のウクライナ侵略、一方で、中国におけるウィグル・チベットなどの人権蹂躙が糾弾される中で、歪な祭典として開催されている北京オリ・パラ。さらに北朝鮮の挑発的なミサイル発射。また、南シナ海での中国による軍事的プレゼンスの強化で米中衝突が懸念され、日本にとってはロシア・ウクライナ状勢もあいまって、政治経済はもとより日本国の安全保障も、かって無いほどの危機に晒されています。
今、私たちは、全世界を巻き込んだ戦乱の潮流の中に身を置いています。潮(ちょう)は、海水が一定の時間にさしひきする自然現象ですが、抽象的には、世の中の情勢や考え方の動き、世の中の移り変わりetc.を意味します。また、流(りゅう)は、ながれ、さまよう、世間に伝わる等、いろいろな意味を持っています。この潮流(ちょうりゅう)という熟語は、まさに時勢時代の動きのこととなります。
私たちの日本丸は、いずれの方向に向かって進んでいるのでしょうか。
戦後70有余年、我が国日本は、第二次大戦による大きな痛手の中から立ち上がり、日本再興の基盤づくりを終え、戦後からの完全な脱却、即ち、象徴的な事柄を挙げれば、現行の日本国憲法(=占領軍であったGHQの占領政策の一環として日本の武装解除を意図していたもの)の改正を願っています。日本が本当の意味での独立国として拠って立つためには、本来なら、新しい日本国憲法の制定。少なくとも現行憲法の改正が、日本国の平和と安全の礎になるものだと確信しています。