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十二国記民に聞いた十二国記ロス患者にブッ刺さる神コンテンツ10選

こんにちは!!

十二国記にハマりすぎてまぁまぁなペースで読み進めてはいるけれど「このレベルでハマったコンテンツの供給が途絶えた時俺はどうなるの……?」と早くもロスに恐れをなしている男こと俺です!

え、てかマジでどうなるの?

お、俺に十二国記の新刊が出るのを18年も待てってのか……!?
俺がなにしたってんだ、ちょっと十二国記にどハマりしただけじゃねぇか……!!!!!!

これは由々しき自体だと早くも十二国記を読み終えたあとの隙間を埋めてくれる神コンテンツを探すべくネットの海を彷徨っていたところ……

斯様なポストに優しい十二国記民のみなさまが「これ、おすすめだよ!」とおすすめ作品をどしどしリプライしてくださいまして!!!!

みなさん、さすがに優しすぎ
優しさの独占禁止法違反で俺が公正取引委員会に睨まれちまう……

行政指導だけは避けるべく、皆様に教えていただいたおすすめコンテンツのなかでも特に人気だったものを共有させて頂くため筆をとった次第でございます!!!

というわけで、早速特におすすめされていたものを一挙にご紹介!!
十二国記民がすすめる最強コンテンツisこれっす!!!!

十二国記民が送る、「次に味わうべき」超人気コンテンツ10選

  1. 精霊の守り人 著・上橋菜穂子

  2. 銀河英雄伝説 著・田中芳樹

  3. 彩雲国物語 著・雪乃紗衣

  4. 八咫烏シリーズ 著・阿部千里

  5. 勾玉三部作 著・萩原則子

  6. 本好きの下剋上 著・香月美夜

  7. デルフィニア戦記 著・茅田砂胡

  8. 獣の奏者 著・上橋菜穂子

  9. 幻想水滸伝 販売・コナミ

  10. ゴーストハント 著・小野不由美

この作品群を眺める際に留意して頂きたいのは「十二国記という名作を読んだ読者におすすめできるものとして挙げられた作品たち」であるという点でございます

子曰く、「人生は二つに分けることができる。十二国記を読む前と、読んだ後にである」

そうです、孔子のおっしゃる通りです、十二国記のような傑作を楽しんだ後、人は他作品を見てこう思うでしょう

「いや面白いけど、でも十二国記のほうが面白いな……」と!!!!

人はいつだって比べてしまうし過去は美化してしまうものだから!!!

てか、極端な喩えでいうとFF10やって感動して泣いてるやつに「なぁ、FF10と同レベルの神ゲーあるんだけど、やる?」つってケンケンパに誘うやついないじゃないですか

いやFF10直後とか関係なくケンケンパの素の実力がかなり微妙だけど、とにかくFF10とかの名作のあとに微妙なゲーム勧める勇気ってなかなか出なくないですか?
比べられちゃうから

翻って、ここに挙げられた作品は十二国記と並べられても遜色のない、十二国記民たちが自信を持っておすすめするコンテンツだということでございます!!!

見ろよ、18年新刊のお預けを食らった十二国記民たちを
18年待機してる間に、さぞ面白コンテンツを嗜んでいたに違いないさ……面構えが違う……

こりゃあ、とんでもない神コンテンツに違いねえや……!!!

というわけで、各作品のあらすじ&推薦文をご紹介していきます

精霊の守り人 著・上橋菜穂子

わたしはね、骨の髄から、戦うことが好きなんだよ。

精霊の卵を宿す皇子チャグムを託され、命をかけて皇子を守る女用心棒バルサの活躍を描く物語。著者は2014年国際アンデルセン賞作家賞受賞。

老練な女用心棒バルサは、新ヨゴ皇国の二ノ妃から皇子チャグムを託される。精霊の卵を宿した息子を疎み、父帝が差し向けてくる刺客や、異界の魔物から幼いチャグムを守るため、バルサは身体を張って戦い続ける。建国神話の秘密、先住民の伝承など文化人類学者らしい緻密な世界構築が評判を呼び、数多くの受賞歴を誇るロングセラーがついに文庫化。痛快で新しい冒険シリーズが今始まる。

公式あらすじより

ご紹介された作品上位10作品のなかでも、頭ひとつ抜けて人気だったのがこちら「精霊の守り人シリーズ」でございます

ほんっとうにめちゃくちゃ推されてた!!!

実は結構前からおすすめいただいていましたし、確実に面白いんだろうな〜と正直思ってます

というか十二国記読む前からこの本の面白さは噂に聞きまくってたので今更語ることもないでしょう
さ〜〜〜すがに読みます

個人的に強い女大好きマンなので、この主役とかめちゃくちゃ刺さりそう!
できればちょっとハードボイルド風な女性主人公だと嬉しいんですが、果たして……(ワクワク)

銀河英雄伝説 著・田中芳樹

銀河系に一大王朝を築きあげた帝国と、民主主義を掲げる自由惑星同盟が繰り広げる飽くなき闘争のなか、若き帝国の将“常勝の天才”ラインハルト・フォン・ローエングラムと、同盟が誇る不世出の軍略家“不敗の魔術師”ヤン・ウェンリーは相まみえた。この2人の智将の邂逅が、のちに銀河系の命運を大きく揺るがすことになる。日本SF史に名を刻む壮大な宇宙叙事詩。解説=鏡明

公式あらすじより

ヤン・ウェンリーだろ!?!?
ヤン・ウェンリーがかっけぇんだろ!?!?!!?

知ってる知ってる知ってる!!!!!!昔、さよなら絶望放送で神谷浩史さんが言ってたから(たぶん)!!!!!

この大昔のアニラジ話、誰に伝わるの?令和の世で

てかすみません、これに関しては一巻だけ読んだことありまして、鼻水出るほど面白かったしヤン・ウェンリーが本当にかっこよかった
ラインハルトもかっこよかったけど、中学の受験期に読んだのもあって流石にヤン・ウェンリーに痺れ散らかした記憶があります(ヤン・ウェンリーのかっこよさは中学生男子を⚪︎すという特性が多分あります)

実は、この作品が小野先生が十二国記を執筆するきっかけのひとつという逸話もあると聞いて、俄然興味津々

受験前にすべての娯楽を己に禁じた影響で2巻以降は読めてなかったんですが、これを機に読むしかない
ちなみにそこまでして受験頑張った結果、俺は地元でも相当アホが通うヤンキー校に入学しました。恥ずかしいよ俺は

彩雲国物語 著・雪乃紗衣

貧乏お嬢様の新しいお仕事は、王様の教育係!?

世渡り下手の父のせいで彩雲国屈指の名門ながら、どん底に貧乏な紅家のお嬢様・秀麗。彼女に与えられた大仕事は、貴妃となってダメ王様を再教育することだった……少女小説の金字塔登場!

公式あらすじより

これもキッズ時代に超絶人気だったので存じ上げておりますね〜、懐かしい

当時、アニメを少し見た際などは、「これ、少女漫画的な導入としてめちゃくちゃ完成度高くね?」とガキながらに強烈に思ったのを覚えています

朧げながら、主人公は賢くてひたすら好感が持てたし、関智一がやってた金髪のイケメンキャラはカッコよかったな……といまでも思い出せるので、個人的にも印象的な作品だったんでしょう

試し読みしてみたところ、読み口が軽くて活字慣れのしていない若者にもおすすめできる良い作品だな、という印象でした。読もう!!!!!

八咫烏シリーズ 阿部智里

大ヒット和風ファンタジー「八咫烏シリーズ」の伝説はここから始まった!

人間の代わりに八咫烏の一族が支配する世界「山内」ではじまった世継ぎの后選び。有力貴族の姫君四人の壮大なバトルの果て……。史上最年少の松本清張賞受賞作品。解説・東えりか

公式作品紹介より

これは他のいくつかの作品にも共通することですが、守り人シリーズなどと並べておすすめされる方が多い印象で、十二国記や守り人シリーズが均したファン層にぶっ刺さっているシリーズなのではないかな、と明確に感じるものがありました

比較的新しい(といっても十年以上続くシリーズですが)作品なので、既存の十二国記ファンの方も未読の方が多いのではないでしょうか?

アニメの評判も上々で、そちらもめちゃくちゃ興味ありますし、調べたところ現時点(24年12月現在)ではアマプラでも見られるようです

一旦アニメを見て、そこから原作に行くか決めるのもアリでしょう
俺はそうします!!楽しみ!!

勾玉三部作 著・萩原則子

神々が地上を歩いていた古代の日本を舞台に絢爛豪華に織り上げられた、日本のファンタジーの金字塔!

〈輝〉の大御神の御子と、〈闇 〉の氏族とが激しく争う戦乱の世。

〈輝〉の御子に憧れる十五歳の村娘狭也(さや)は、訪れた〈闇〉の氏族に、空色の勾玉を手渡される。
それは鎮めの玉、狭也が〈闇〉の巫女姫であるしるし…。
自分の運命を受け入れられず、〈輝の宮〉に身を寄せた狭也を待っていたのは、深い絶望と、不思議な出会いだった。

宮の奥深くに縛められていた少年稚羽矢(ちはや)はすべてのものを滅ぼすという

〈大蛇の剣 おろちのつるぎ〉の主だったのだ…。

公式あらすじ

あらすじを読んで一番ビビッ!ときたのが、なにを隠そうこの勾玉シリーズです
編集さん……いいあらすじ書いてくれんじゃん……

個人的には、精霊の守り人、十二国記の二つのファン層から最も推されていた作品だと感じました
とにかく、十二国記・守り人・勾玉の三つを挙げる方が多い

児童文学がお好きなら〜という枕詞とともにおすすめされることも多く、最近児童文学にハマっている自分としては是が非でも読まねばなるまいよ、と感じています

てか読みます

本好きの下剋上 著・香月美夜

とある女子大生が転生したのは、識字率が低くて本が少ない世界の兵士の娘。いくら読みたくても周りに本なんてあるはずない。本がないならどうする?作ってしまえばいいじゃない!目指すは図書館司書!本に囲まれて生きるため、本を作るところから始めよう!

緻密な世界観と多くの魅力的なキャラクターで大人気を集める本作が待望の書籍化!本好きのための、本好きに捧ぐ、ビブリア・ファンタジー!

公式あらすじより

う、うそだよな……?
既刊37巻もある小説をおすすめするって、それ今更ジョジョ1部から全部読んでっていうようなもんじゃん……
いや俺はジョジョなら1部が一番好きだからいいけど……

既刊37巻のハードルはたしかにあるんですが、同時にめちゃくちゃな熱量とともに激推しされていたのがこの『本好きの下剋上シリーズ』でございます

既刊の多さを踏まえてなおおすすめされるということは、翻せば「巻数多いけど後悔しないよ!」というファンからの絶対的な信頼の証でもあるでしょう

すなわち激アツ……ってコト!?!?!?
よ、読みきれる、か……?まずは一巻からいく、か……?

デルフィニア戦記 著・茅田砂胡

男は剣を揮っていた。黒髪は乱れ日に灼けた逞しい長身のあちこちに返り血が飛んでいる。孤立無援の男が今まさに凶刃に倒れようとしたその時、助太刀を申し出たのは十二、三と見える少年であった……。

二人の孤独な戦士の邂逅が、一国を、そして大陸全土の運命を変えていく――。

公式あらすじより

こちらの作品もものすごい熱意とともに推薦される方が多かった印象です
というか桁外れにアツい推薦文率が高かったように思います

単純な推薦数ではなくて、文章から感じられる熱意の総量、みたいなイメージだけで格付けしたら、たぶんこれが一番上に来るのではないかな?
と思うほど、とにかく熱くおすすめされていました

個人的にも、小学生時代に一度挑戦しようとしたけど既刊の多さに日和って断念した苦い記憶もあるので、めちゃくちゃ興味津々でございます

というよりそんな熱くおすすめされたら流石に「読むか……」ってなるだろ!!!
俺にも人の心というものがあるから!!!!
俺はこれきっかけに何冊の本読めばいいんだ!!!嬉しい悲鳴です!!!!

獣の奏者 著・上橋菜穂子

児童文学のノーベル賞にあたる、国際アンデルセン賞作家賞受賞! 世界的注目作家の新たなる代表作。

リョザ神王国。闘蛇村に暮らす少女エリンの幸せな日々は、闘蛇を死なせた罪に問われた母との別れを境に一転する。母の不思議な指笛によって死地を逃れ、蜂飼いのジョウンに救われて九死に一生を得たエリンは、母と同じ獣ノ医術師を目指すが――。苦難に立ち向かう少女の物語が、いまここに幕を開ける!

公式あらすじ

上橋菜穂子先生つえ〜〜〜〜〜〜!!!!
と思わずにはいられない人気ぶりで、こちらもすんごい推されていました

人気作を複数抱えている作家のシリーズは間違いない、というめちゃくちゃわかりやすい指標があると思いますが、上橋菜穂子先生もまた間違いない作家さんであることが伺えます

かねてよりこれは読む予定がありました。絶対読みたい
ちなみに俺はアニメ版「獣の奏者エリン」の主題歌・雫(スキマスイッチ)歌うのめちゃくちゃ上手いです。このどうでもよすぎる情報いる?

めちゃくちゃ曲いいのでおすすめです

幻想水滸伝 販売・コナミ

幻想水滸伝とは
「幻想水滸伝」シリーズは1995年に日本でリリースされて以来、本編、外伝合わせてこれまでに11作が発売されているKONAMIを代表するRPGシリーズである。作品ごとに新しい舞台、新しいキャラクターによって、複雑に作り込まれた設定と108人を超える個性的なキャラクターによって戦争をテーマにした重厚なストーリーが展開される。

公式作品紹介より

幻想水滸伝1・2リメイク 2025年 3月6日に発売でございます!!!!!

もう一度言います!!!!

幻想水滸伝1・2リメイク 2025年 3月6日に発売でございます!!!!!

なんでこれだけ告知風かと言うと俺は幻水がやってみたすぎてリメイクの告知がされてからずっと待ち望んでいたからです
PSPリメイクが出たキッズ時代にやっとけば……と何度思ったかわかりません

ようやくリメイクが出る!となったはいいものの、延期に次ぐ発売の延期

おいほんとに3月に出るんけ?といまだ疑っているし、そんな風に辛抱できないでいる俺を見て十二国記勢の皆様が「延期ってどれくらい待たされたの? あ、こちら18年待ちました」と微笑されている様が目に浮かびます。くっ……!

言っときますけどハンター×ハンターの休載期間をそよ風だと思えるの、日本であなたたち界隈だけです

紹介させていただいた作品群のなかで唯一のゲーム作品ですが、これも本当に長らく愛されてるシリーズなんだな〜と思わされる熱量を感じました

十二国記勢に絶対刺さる!!!という幻水勢のお墨付きを本当にめちゃくちゃ見ましたし、これを機にゲームに縁遠い方々もいかがでしょう?

というか、十二国記民が好きなゲーム作品ももっと知りたかったので、どなたかおすすめこそっと教えてください
(PS2・PS4・Switch・3ds・PC環境しかないので、できればそこらへんで……)

ゴーストハント 著・小野不由美

主人公・麻衣(まい)の高校にある旧校舎には、取り壊そうとすると祟りがある、夜になると窓に幽霊の姿が浮かぶなど、怪奇な噂が絶えない。だがその原因と言えば、地縛霊や戦災にあった浮かばれぬ霊の仕業説、霊などいないと断言する者など諸説あり……。果たして旧校舎には悪霊が巣食っているのか? それとも単なる根も葉もない噂? ある日、麻衣はひょんなことから、校長から旧校舎の調査依頼を受けたという、心霊現象の調査研究所・渋谷サイキックリサーチ(SPR)の仕事を手伝うことに。なんとその所長は、とんでもなく偉そうな自信家の17歳の美少年、渋谷一也(しぶやかずや:通称ナル)。ナルと麻衣が出会い、個性的な霊能者たちが登場する、大人気ミステリ&ホラーシリーズ第1弾。

公式あらすじより

やっぱ不由美しか勝たんのよ
や〜〜〜〜〜っぱ不由美しか勝たんって言ってんの!!!!

というわけで、やっぱり大人気でしたゴーストハント!
屍鬼も同じく大人気だったんですが、推薦の数はこちらがやや上回っていたように思います
「児童文学好き」と自分のXのbioに書いてあるので、その点でこちらに軍配があがったのかもしれませんね

家族がこの作品を大好きなのもあって、未読ながら面白いという話は昔からよく聞かされていました
なんなら全巻もらってるのでいまも手元にあるレベル

小野先生の作品はちゃんと生きてるうちにすべて読破しなければなるまい、と思っているので流石に読みます
ホラー大好きなんで楽しみ!!!

まとめ

というわけで、十二国記民のおすすめ作品10選でございました〜!

皆さんの感想を改めて読んでいって感じたのは、皆さんが各々の作品を本当に深く愛していて、だからこその「これみんなに読んで欲しい!!」という熱意でございます
絶対全部面白い
これだけストックあれば次の新刊が18年後でももつな!!ガハハ!!

改めまして皆さん、こんな新参のためにわざわざリプ&引用リポスト本当にありがとうございました!!!!

ひとつひとつにお返事するのは難しそうだったのでいいねで済ませてしましましたが(すみません……)、本当にありがたく温かい界隈だな、と感じる日々でございます

これだけの長寿シリーズのファン界隈がいまだ盛り上がっているのも、ひとえにこの界隈の温かさ故なんだろうな、と思っております

僕自身格ゲー勢なんですが、格ゲー界隈はそこらへんおざなりにした結果とてつもなく長期の過疎と冬を味わったので(最近ようやく日の目を浴びましたが)、本当に洒落じゃなくコミュニティの温かさがどれほど大切か身に染みてまして……

コンテンツの寿命ってコミュニティの温かさが超重要要素なので、いまなおSNSで話題に上りつづける十二国記すごスンギと大変感動しております

てか「最近、十二国記の話題をよく見かける」って声をX上でよく目にするので、盛り上がってるいい時期に読み始められて、それもラッキーだったなぁ〜としみじみ……

ここでは紹介しきれませんでしたが、推薦の数こそ少なかったものの、「この熱意、尋常ならざるものを感じる……」と思った作品もいくつかあるので、後日そちらもまとめてご紹介するかもしれません!

ではでは、長くなりましたが今回はこんなもんで

本当にご協力ありがとうございました!!!

ではでは〜〜〜!!!

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