今日の遊打(ゆうだ) #028

二尺桶太鼓:銘「大宝(たいほう)」
神楽打ち

地打ち:Roland R-8
どんどこ ♩= 100

神楽打ちは、見た目よりもしっかり打つのが難しい。
全身で打つには、肩から背中をよりよく動かし、羽ばたくように腕を使う。

胸を突き出すように開き、そして連続して懐を深くするように胸を引き、腕を閉じていく。 その往復運動に流れるエネルギーを、なめらかにばち先まで伝えて打つ。

太鼓はいつもいつも強い力が必要なわけではないし、
特に小さめの太鼓を打つなら、強い力はむしろあまり必要ない。
ガサツな強さは、ただ不快な“痛い”音を増幅するだけだ。

では、弱く打てば良いかというと、そうでもない。
単に力を弱めてしまうと、張りのないブヨブヨした響きになってしまう。

その時々に、ちょうどよい強さで打つ。
心地よい響きを感じるように打つ。

「打つ」とは、音圧を出すことではなく、
カラダに満たした力を太鼓にスッと通すこと。

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毎次毎日、変化と発見がある。
ここには、ワタシだけの真実がある。

佐藤健作公式WebSite http://tihayable.jp/
Demo Movie https://vimeo.com/72881288
TEDx 『響くことが生きること』
https://www.youtube.com/watch?v=GYvSvCX4dd4

舞台作品 Digest Movie
Kensaku Satou 和太鼓奏者 佐藤健作 / 鈴木弘明 監督作品集https://www.youtube.com/playlist?list=PLqBkVPZ04p4PEd2bXt8mtg-0bcY6HmMP1

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