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タイグロンパートナーズ 社員インタビュー | Executive Consultant 和田 純一



立教大学経済学部卒業後、新卒で野村證券に入社。リテール業務を経て、ロンドン・香港の現地法人で機関投資家営業に10年間従事。大和ヨーロッパに転じ、債券デリバティブヘッドとして5年勤務。帰国後、UBS証券に入社し、投資銀行部門で資本市場業務を担当、数々の資金調達を手掛ける。2008年、タイグロンパートナーズの発足と同時に参画し、グローバルマーケッツ、投資銀行、アセットマネジメント、プライベートバンクを幅広くカバーし、多数の転職支援を行う和田に、コンサルタントとしての採用・転職支援事例、人材業界へ転身した背景にある想い、タイグロンパートナーズ入社後のチャレンジやこれからのビジョンについて、語ってもらいました。


※一部、当社への入社希望者向けの内容が含まれております。


タイグロンパートナーズでの仕事

― 担当領域について教えてください。

グローバルマーケッツ、投資銀行、アセットマネジメント、プライベートバンクなどアセットマネジメント業界および投資銀行における部門すべてをカバーし、フロント、ミドル、バックを幅広にご支援しています。

投資銀行で多くのプロダクトに関わってきた経験を活かして、セルサイドのGM部門、投資銀行部門および、バイサイドのアセットマネジメントの両方の採用・転職支援に知見を有します。

― 人材業界に進んだきっかけは何だったのでしょうか。

私は立教大学経済学部を卒業後、新卒で野村證券に入社しまして、リテール業務を経て、ロンドン・香港の現地法人で機関投資家営業に10年従事しました。その後、ロンドンで大和ヨーロッパに転じ、債券デリバティブヘッドとして5年勤務しました。そして帰国後、UBS証券に入社し、投資銀行部門で資本市場業務を担当。数々の資金調達を手掛けました。

ちょうどその折にリーマンショックの直撃を受け、これからのキャリアを模索する中で旧知の野尻(当社代表)に会い、まさに立ち上げ期の当社で一緒にやらないか、とお誘いを受けました。私は投資銀行のキャリアを継続するつもりでしたし、正直、当時は人材紹介業には対しては良い印象だけではなかったので相当悩みましたが、縁を感じたこともあり、2008年に入社することを決めました。

― 転職支援を行う上で、独自の工夫などはありますか。

金融商品と違って相手が人ですので、その方の意志があります。また、外資などで働かれている優秀な方ですと給与水準も高いです。ですので人事部門で公開されているオープンな求人ポジションだけではなく、ビジネスラインやマネジメント層に直接ご提案させていただき、プレイスメントが決まることも少なくありません。

また、金融市場ではどの企業のどのポジションにどの程度いたかで、見る人が見ればその方のスキルが分かってしまい、良くも悪くもごまかしが効かない面もありますし、近年のESG関連など機関投資家や市場のニーズと連動して募集ポジションも変動するなど、特有の難しさもあります。

そういった面からも私は日系証券や外資投資銀行においてマーケットサイドやプライマリ、個人のリテールから法人営業など、さまざまな部門やプロダクトを経験したこともあり、これまで一貫して金融業界への転職をご支援してきましたので、どの企業のどの部署にどういったスキルを持った人材が必要かなど、多角的な視点から転職者にアドバイスをご提供することができます。これまでの経験や知見、そして、豊富なリレーションを活かして、皆様一人ひとりに合ったネクストキャリアをご支援させていただきます。

― 特に印象に残るご支援事例について教えてください。

他エージェントでは年齢的にご転職が難しいと言われた方や、事情があって現会社を退社せざるを得なくなった方をビジネスラインにご提案し、転職が決定し、非常に感謝されたことが多数ありまして、それらは記憶に残っています。

タイグロンパートナーズで働く魅力と当社を目指す方へのメッセージ

― 当社には立ち上げ当初から参画されていらっしゃいますが、実際に入社されて、良かったと感じる点はどんなところでしょうか。

良い意味で縦社会ではなく、組織がフラットで、シニア層だけでなくジュニア層も含めて言いたいことが言い合える、風通しが良くてストレスのない職場環境だと感じます。

― 会社としてこれから伸ばしていきたいのはどのような点ですか。

なによりもバリューを高めて、候補者の方々の満足度を上げること。その結果、次の転職時にも第一に相談されるエージェントになる事が大切だと考えます。特に最近は企業からダイレクトにスカウトが来る仕組みも増えていますので、機械的ではなく本当に候補者の方を考えた、他エージェントには難しい、きめ細かなアドバイスやフォローが、さらに重要になると感じています。

― 最後に、今後のビジョンと当社への参画を検討されている方へのメッセージをお願いします。

これは私だけでなく会社全体としてですが、引き続き日本株式が活況な中で、欧米などから新たに日本マーケットへの参入を目指し、拠点を開設する企業が増えている現状を踏まえて、それらの企業のニーズをしっかりリサーチして、開拓していく取り組みが必要だと感じています。

当社には私を含め、金融マーケットから人材業界へ移ったメンバーが多くおり、これまで得た経験やスキルを活かして、活躍できる場だと思います。今、そういうフィールドで活躍中の方でキャリアチェンジをお考えであれば、ぜひ当社もご検討いただければと存じます。

インタビュー実施:2024年8月


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