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タイグロンパートナーズ 社員インタビュー | Executive Consultant 山本 誠



早稲田大学商学部卒業後、新卒で日興證券に入社し、リテール営業、海外トレーニー(研修生)を経て、バーレーン現地法人で中東機関投資家向け日本株式営業を担当。その後、米モルガンスタンレー証券で14年間、日本株機関投資家営業及び国内外機関投資家とのシニアリレーションシップマネジメントに従事。トータル25年にわたり顧客に投資アイディアや金融商品を提供しながら信頼関係の構築に注力してきた経験を、人財という最も重要なリソースをクライアントに提供することに注ぐべく、2020年に当社入社。転職支援事例、人材業界へ転身した背景にある想い、これからのビジョンについてお話します。


※一部、当社への入社希望者向けの内容が含まれております。


タイグロンパートナーズでの仕事

― 担当領域について教えてください。

私の担当は証券会社のグローバルマーケッツ部門が中心です。自身の証券業界におけるキャリアをベースとしたネットワークを活用しながら、幅広い年齢層の方の転職支援を行っています。日々、証券業界の最新動向やキャリア形成に関する知見を磨き、候補者の皆様にはこれらをソースにした転職支援を提供させていただいております。

― 証券会社のどのようなポジションを扱うことが多いのでしょうか。

日系・外資系証券のグローバルマーケッツ部門において、トレーダーやセールス、アナリストなどのプレイスメントの実績が多いです。

グローバルマーケッツは、銀行や保険会社、運用会社、ヘッジファンドなどの国内外の機関投資家に対し商品情報やマーケット情報を提供することで投資活動を支える部門です。主な機能としては商品の開発・提供を行うセールス&トレーディング業務、市場調査を通じた情報発信を行うリサーチ業務があります。

セールス&トレーディング業務は、株式を担当するエクイティ部門と債券・金利・為替を担当する金融市場部門からなり、変化するマーケット環境を分析、お客さまの多様なニーズに応える情報と商品を提供しています。リサーチ業務は、お客さまの投資活動を情報面からサポートすると同時に、社内のセールス、トレーダーに向けて情報提供が行われています。

― 証券会社における転職マーケットはどのような状況なのでしょうか。

コロナ禍の影響もあり一時期は採用を縮小する傾向にありましたが、その後に回復し、現在は海外投資家からの日本株式への注目度が引き続き高い傾向にあることも追い風となり、採用意欲も高い状況にあると言えると思います。

― 転職支援を行う上で、独自の工夫などはありますか。

私には25年にわたる証券業界でのキャリア経験があり、そこで培った人的なネットワークと、それにもとづく候補者の方のキャリアと採用企業側のニーズをマッチングさせる見極め力が強みだと思います。

迷われている場合でも、自分自身の経験を踏まえて良い転職だと思えば、候補者の方の気持ちに寄り添うように心がけた上で、背中を押すことも多いです。世代的に後輩にあたる方々が各証券会社の意思決定層に多くいますし、仮に直接面識がなくても、少し辿ればコンタクト可能ですし、およその人となりも把握できます。その方々がどのような価値観で仕事されていて、日々どのような発言をされているのかは常にウォッチして、記事などがあれば候補者の方に「読んでおいた方がよいですよ」と情報提供することもよくあります。また、候補者の方の経歴書を見ればおよそのスキルが把握できますので、採用する企業にとってもミスマッチが防げると思います。

― 特に印象に残るご支援事例について教えてください。

全ての案件が候補者の方の人生選択に関わるので、どれも印象に残っていますが、中でも他社エージェント経由では見送りとされた候補者の方が当社経由で採用に至り、大変感謝されたことは特に印象的でした。

証券会社のリサーチレポートの翻訳ポジションを希望される、英語ネイティブの候補者の方だったのですが、ジュニアより厳しく書類上の経験が見られることが多いシニアでの転職ということで、他では書類選考で通らなかったのだと思います。インタビューをさせていただいたところ、スキル的にもキャラクター的にもベストマッチだと感じましたので、私のリレーションを駆使して強く推薦することで門戸が開き、無事に採用となりました。双方にとって機会損失にならず、嬉しかったですね。

タイグロンパートナーズで働く魅力

― 当社入社を機に人材業界に進まれましたが、きっかけは何だったのでしょうか。

直接のきっかけは、野尻社長から誘われたことです。野尻社長と私は新卒で日興証券に入社した時からの旧知の仲でして、その後、モルガンスタンレー証券でもご一緒しました。”人財”は、企業経営上、最も重要なリソースですし、これまでの証券会社での営業経験を活かして候補者様とクライアント企業に貢献できるのであれば、と決断しました。

私はエクイティ、証券に比べて国債や社債といった債権やM&A、事業承継については業務経験がなかったので、この仕事をする上で一から学び直しました。その結果、リテールやアセットマネジメント、M&A仲介における実績も増えてきました。

― 実際に入社して良かったと感じるのはどのような点でしょうか。

とても自由に働ける、風通しの良さが魅力だと感じています。

チーム内での情報共有も盛んですし、若手のスタッフに対する期待値も高いと思います。私も年齢的に自身の経験値を若手に還元したいと感じ始めていたので、実際に若いリサーチャーと一緒に働き、色々と意見を交換するのは刺激的で楽しいです。

これからチャレンジと当社を目指す方へのメッセージ

― 会社として、これから伸ばしていきたい点は何でしょうか。

チームでの情報共有が成果に結びつくと考えていますので、そういった風土や仕組み作りに貢献し、強化できればと考えています。

― 最後に、今後のビジョンと、当社への参画を検討している方へのメッセージをお願いします。

今後もさらにクライアントと転職候補者の架け橋になれるよう、自分自身も成長を続けたいと思っています。当社はさまざまな業種、業界のスペシャリストが多く在籍し、新しいフイールドの知見が高められる、そして社会的な貢献度も高い組織です。聞きやすい、話しやすい風土もあり、年代を超えて共に仕事することでお互いにとって多くの学びがある環境だと思います。

さまざまな業界の知識を身に付けたい人、好奇心旺盛でチャレンジ精神があり、プロアクティブにスキルを身に付けたい人、そしてやはり人の転職に関わることになるので、人に興味がある方の参画をお待ちしています。

インタビュー実施:2024年7月


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