【人生最大の趣味】ロイヤルズ・マイ・エッセイ
私のプロフィールとして、
今や人生最大の趣味、まだ20年弱しか生きていないが今後の人生死ぬまでの最大の趣味になるであろう我が贔屓のMLB・カンザスシティ・ロイヤルズについて綴ったマイエッセイになる。
【出会い・きっかけ(日米野球2014)】
私を人生最大の趣味であるメジャーリーグの世界へ興味を持たせてもらったきっかけが2014年に開催された日米野球でありジェレミー・ガスリーである。
それまでの自身は、メジャーリーグに何となく気になる選手はいたものの特別に好きな選手もいなく(勿論、贔屓球団もあるわけもなく)きっかけが全くなかった。
当時MLBオールスターの一員として来日していたガスリーは、母方を日本にルーツを持つ日系4世で、当時のメディアによく取り上げられていた。
そこで私もガスリーの日米野球での活躍、SNSなどでの日本の野球ファンへのファン対応や日本野球への尊重を知り一目で惚れ込んだ。
そして、自分にも好きなメジャーリーガーが生まれ、ガスリーが当時在籍していたカンザスシティ・ロイヤルズの前年・翌年などの黄金期も重なりメジャーリーグの世界へ一気にのめり込んで行ったのであった。
【ファン1年目でいきなり世界一】
メジャーリーグのファンであれば分かると思うが、MLBには現在30球団もあり年間162試合にポストシーズンと長くて過密な超過酷日程。
今では有名な話だが、例えば、通称・ヤギの呪いとしてしられている2016年に制した名門のシカゴ・カブスは108年、他にはバンビーノの呪いとしてしられている2004年に制した名門のボストン・レッドソックスは86年もの長い年月ワールドチャンピオンから遠ざかっていた。また、現時点(2021年開幕前)で6球団はワールドチャンピオンになったことがなく、うち1球団はワールドシリーズにすら出場したことがない球団がある。
それほど過酷なMLBで最大の栄誉であるワールドチャンピオン。
一度きりの人生で応援しているMLBの贔屓球団が一度も最大の栄誉に輝くことなく亡くなってしまう人も多い厳しなメジャーリーグの世界で、MLBファンになって1年で自身が一番好きな贔屓球団が最大の栄誉に輝いたのは、一生忘れられない夢の宝物となった。
前項でも記載したがこれも大きく影響し、更に更にMLBの世界へそしてロイヤルズ愛が強まり、のめり込んで行くのである。
【思い出・お気に入りのシーンプレーバック】
ここからは、掘り出せばキリはないが、特に特に厳選した思い出・お気に入りの名場面を一部紹介。
2015World Series, Game5
勿論、一番の思い出と言えば、贔屓がMLB最大の栄誉でもあるワールドチャンピオンに輝く瞬間だ。
当時の私は高校生。
日本のメジャーリーグファンが一番苦しむのがアメリカと日本の時差は約12時間ある。そのため試合が中継されるのが日本だと深夜や朝方となり仕事や学校がありどうしても見られなく泣く泣く出勤・登校したファンも多いはずだ。
ただ、当日の自身は、ロイヤルズの30年ぶりの栄誉が決まる11月1日(日本時間11月2日)は、平日だったがちょうど文化祭の代休日も重なり朝からテレビにくぎ付けとなっていた。
これまでのシリーズは贔屓KCが3勝1敗と世界一へ王手!!
うち3勝が全て逆転勝ちで王手まで来ていたロイヤルズはこの日も序盤から劣勢に立たされ、9回まで0-2と完全に相手メッツに抑え込まれていた。
自身も当時(9回時点)は、贔屓の世界一の瞬間は翌日以降に持ち越し、リアルタイムで見られないのか...(翌日は学校があるため)と落ち込み諦めかけていた。
9回に1点を取返しスコアが1-2、カウントが1アウト3塁の場面でバッターがペレス。
ペレス決めてくれ!!と祈るように心臓バクバクの状態で見ていたが結果は平凡なサードゴロで2アウト。自身も意気消沈...。
と思い込んでいたが実況がいきなり叫ぶ。
3塁ランナーのホズマーがスタートを切っていたのだ。
明らかにギャンブルスタートで3アウトゲームセットと誰もが思ったが一塁手の送球が大きく逸れ何と追いついたのだ!!
ここまでこれば勢いはこちらのもの。
逆転ロイヤルズ・鉄壁黄金ブルペン陣!!
延長12回表にペレスがライト線をやぶり出塁すると代走に快速のダイソンが送られチャンスでバッター・コローン。
このシーンは野球人生で一番発狂したと言っても過言ではない。
コローンが均衡を破る値千金のタイムリーで遂に勝ち越し、続くエスコバーのタイムリーにケインの走者一掃もありこの回一挙5得点、7-2と大逆転したのだ。
裏も絶対的ストッパーのデービスが完璧に抑え30年ぶり2度目のワールドシリーズ制覇!!
これは絶対に忘れられない一生の思い出ができた。
2015World Series, Game1(アレックス・ゴードン)
この日は、学校がありリアルタイムで見られたわけではないが、このホームランは自分の野球人生でも3本の指に入るくらい大好きなホームラン。
ゴードンと言えばこれ!!今見ても鳥肌が半端ない!!
この歓喜の指差しは名シーンですね!!
【2017年本拠地最終試合】
この年を持ってロイヤルズの黄金メンバーが一斉に契約満期を迎えFAとなり、ロイヤルズ最終試合となる可能性が高かった。
MLBでは、チームに貢献した主力選手が去る際に試合の途中でベンチに下げ、スタンディングオベーションでこれまでを讃えると言う風習があります。
マウンドで4人が集まって円になった時は本当に涙が出ましたね。
勿論、今の選手たちも好きだけど、やっぱり、この時代のコア選手が大好きなんだなって改めて実感します。本当に恋しい...(涙)
【生で初めてロイヤルズ(メジャーリーガー)の選手を見た日】
日米野球2018 Game2
日米野球2018 Game6
私がメジャーリーグに興味を持ったきっかけでもある14年の日米野球から4年後の18年、またMLBオールスターチームが日本にやってきた。
メンバーには、メジャーで数々のタイトルを獲得したオールスター級のスター選手から期待の有望株まで超豪華なラインナップ。その中に贔屓ロイヤルズの選手が何と2人も!!そう、メリフィールドとバーロウだ!!
メリフィールドは当時2年連続盗塁王と最多安打(翌年も2年続けて同タイトルを獲得)の看板を背負い来日。バーロウは正直当時の実績はほぼ無に等しい緊急の追加招集選手だったものの今やKCのブルペン陣を支える期待の投手と今後成長を遂げることとなる。
バーロウの登板シーンは1日ずれてしまったため生で見ることはできなかったが、メリフィールドが登場し華麗なヒットを放った時は周りが皆、日本代表を応援してる中、一人浮き大興奮をしたのを鮮明に覚えている。
【コレクション】
日米野球2018現地観戦前にゴードンのワールドチャンピオン記念ユニ、現地でメリフィールドのホームユニ購入を皮切りに翌年から新卒で就職し、一人暮らしのアパートにはこれ程の多彩な選手のユニフォームや絵が飾られている。
今後も更に増えていくことは間違いない笑
【まとめ】
日米野球2014年をきっかけにメジャーリーグ、そしてカンザスシティ・ロイヤルズと言うチームを好きになり、そこから影響もし同じカンザスシティにホームタウンを置くNFLのカンザスシティ・チーフスなど趣味があまりない自分に唯一と言ってもいい今や人生最大の趣味を与えてくれたジェレミー・ガスリーと言う元メジャーリーガーには感謝をしてもしきれない。
~私にとっての野球の神様はベーブルース。
いや、ジェレミー・ガスリーなのかもしれない。~
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虎愛太(@tigerzett0529)