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【個人展望】カンザスシティ・ロイヤルズ2021

2015年にワールドシリーズを制覇して以来、主力も抜け再建期に入り、地区最下位争いが続く中、ようやく少し明るい兆しが差してきた。
シーズンを勝負掛けるには、まだ少し遠い気もするが、若い有望なプロスペクトも傘下で台頭、メジャーでのデビューが目立ち始め、コアなメンバーが軸となり新たな戦力が加入した。
我が贔屓、カンザスシティ・ロイヤルズの今2021年シーズンの個人展望をここに記する。

【新加入戦力】

1B.カルロス・サンタナ

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オフに2年総額1750万ドルで加入した。
MLB Networkが発表したMLB全体の1Bランキングで10位に位置づけされる。
ここまでのメジャーでの通算で240本塁打と実績も豊富で、何といっても選球眼がとても優れているため、フリースインガーの多いKCの主軸陣にとってとても良い補強をしたと思える。
また、シーズン途中に売り手に回った際も実績やPSの経験豊富なサンタナは、貴重なパッケージともなる。


OF.アンドリュー・ベニンテンディ

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オフにBOSからNYMとも絡む三角トレードで加入。
2017年開幕前のプロスペクトランキングでは全体1位、走攻守ともに定評があり、特に守備の定評がすごく高い。
前年に長年KCを支えてきた看板・スター選手のアレックス・ゴードンが引退したことによりLFの穴埋めとして補強された。
ただ、近年徐々に成績の低下が目立ち、昨季は故障の影響もあり著しく低下したが、年齢はまだ26歳と若く、ポテンシャルも秘めているためカンザスシティでの再起を図る。


OF.マイケル・テイラー

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オフに単年175万ドルで契約。
全盛期は20-20に近い成績を残したものの近年は特に不振に悩まされている。
ロイヤルズが好む選手ではあるが、おそらく下位打線を支えてもらう形になりそうだ。
内容次第では、若手選手との併用も...


SP.マイク・マイナー

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オフに2年総額1800万ドルで古巣ロイヤルズに復帰した。
17年にはロイヤルズで3年ぶりにメジャーでカムバックし、65試合にリリーフ登板しERA2.55と好成績を残した。翌年にFAでTEXに移籍し再び先発で好成績を残し、今季からまたKCに復帰する。
おそらく最初は先発起用が予想されるが、傘下で若手先発陣の台頭もあることから、今後の起用法には注目したい。


【基本予想ラインナップ】

1.ウィット・メリフィールド,RF

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2.ラウル・モンデシー,SS ☆キープレーヤー

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3.アンドリュー・ベニンテンディ,LF

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4.ホルヘ・ソレアー,DH

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5.カルロス・サンタナ,1B

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6.サルバドール・ペレス,C

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7.ハンター・ドージャー,3B

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8.ニッキー・ロペス,2B

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9.マイケル・テイラー,CF

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ST.ブラッド・ケラー

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ST.マイク・マイナー

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ST.ダニー・ダフィー

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ST.ブレディー・シンガー

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ST.クリス・ブビック

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CU.ジョシュ・ストーモント

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CU.スコット・バーロウ

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CL.グレッグ・ホランド

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<個人的展開>
特徴としては、上記1番~7番の選手までが基本どこの打順でも適性があるため、その日の調子の良し悪しで打順を組み替えられるところが強みであると考えられる。
毎年、年間を通して安定した成績を残してくれるメリフィールドに関しては、間違いなく上位固定と言っていいと思う。
続く球団の顔と言ってもいいペレスモンデシーが去年の調子を維持し続け毎年恒例の長期離脱がないこと、新加入のサンタナベニンテンディが新天地で上手く馴染み、何といっても打線の大きな軸のソレアーが19年程とは言わなくともそれに近い成績を残せればPS争いに絡めて来ると予想。
また、投手陣に関しては、まず、スターター陣に昨年ブレークしたエース格のケラーに長年KCを支えるダフィー、KCに復帰したマイナー、昨年デビューしたシンガーブビックとコマ数は揃っており、更にリンチコワーなどのプロスペクトのデビューも控えている。
次にブルペン陣に関してもSU/CLには昨年のMLBで一番平均球速が速かった絶対的なストーモントを中心にバーロウ、古巣でお見事に復活したホランドの他に昨年非常に安定したジマーハーンも控える。また、KCに復帰した実績十分なデービスの復活なども揃えば盤石と言えるだろう。

ただ、世間一般の予想は地区4位相当。私個人もそう予想する。
この予想通りにシーズンが展開されれば、今季もシーズン途中には売り手に回るであろうと予想される。
契約最終年のプレーヤーがサルバドール・ペレスホルヘ・ソレアー。他に契約はまだ数年残ってはいるが毎年のように放出の噂が絶えないのがウィット・メリフィールドだ。
ただ、KCの再建期も後半に差し掛かりそろそろ勝負に切り替える時期が近づいてきている中で、球団のスター選手であるペレスメリフィールドの放出にGMは否定的で再建の軸としているプレーヤー。
メリフィールドとは19年開幕前に4年(5年目は球団側オプション付き)の長期の契約延長を結んでおり、ペレスも生涯ロイヤルズを望んでいると現地メディアも報道していることから、球団側の動向次第となるだろう。
となると一番大きなパッケージとなるのが19年に球団レコードを更新し球団初の本塁打王のタイトルを獲得したソレアーとなる。
球団の経営規模からしてもソレアーとの契約延長は高額になると予想され、厳しいと考えられるため、売り手に回れば間違いなく目玉のパッケージとなるだろう。
その他が今季から新加入したカルロス・サンタナやPS経験や実績豊富なグレッグ・ホランド、マイナー契約でロイヤルズに復帰したウェイド・デービスの復活次第で貴重なパッケージに回るであろう。

ただ、チームの戦力が噛み合えさえすればPSも普通に狙えるほど再建も構築してきており、ダークホース的な存在として是非、ALCをかき乱してほしい。


【☆マイ・キープレーヤー】

SS.ラウル・モンデシー

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一番キーポイントと考えるプレーヤーがラウル・モンデシー。ここ3年間のモンデシーは、毎シーズンの半分近くを長期の怪我で離脱をするスぺ持ち体質のプレーヤーであるが18年は75試合で32盗塁、19年は102試合で43盗塁(僅差でタイトル逃す※相手はほぼフル出場)、20年は59試合で24盗塁でタイトルを獲得したものの前半は長期の大不振でスタメン外れる機会も...
とシーズンをフルで戦い抜ければ間違いなく盗塁王のタイトルは射程圏内のポテンシャルの持ち主で、近年長打力も増しており、コンタクト率を改善さえすれば大化けする可能性を秘めている。昨季の後半は週間MVPを獲得するなど好調を維持し、大きなきっかけをつかんだのか気になるところ。
モンデシーの調子が上がらなければ下位打線に回ると予想されるが、好調を維持し上位打線を牽引し続ければチームの得点力は大幅に増加し、上位を狙えるであろうと私は展望する。


【カムバック・覚醒期待プレーヤー】

<投> ウェイド・デービス

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2015年KCの世界一メンバーの一人、何と言ってもワールドシリーズの最後の瞬間にマウンドに立っていた胴上げ投手が4年ぶりに古巣に帰ってきた。
13年から16年までの4年間、ロイヤルズに在籍し、17年カブス、18年からロッキーズと移籍してからは年々成績の低下は見られたが、ロイヤルズ時代の14年は71試合に登板しERA1.00、15年は69試合に登板しERA0.94、16年は45試合に登板し1.87と圧倒的な成績を残した。
デービスは、ロッキーズ時代は超打高で知られるクアーズフィールドと今季途中で36歳を迎える高齢による球速、制球ともに精彩を欠き著しく成績が低下した。
だが、黄金時代をプレーした良いイメージのあるカンザスシティ、再生に定評のあるロイヤルズに復帰し、再起を図る。
マイナー契約からとなるがスプリングトレーニングでアピールし、メジャー復帰を勝ち取り、本来のデービスの復活を期待したい。


<打> ライアン・マクブルーム

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2019年にトレードでロイヤルズに移籍し今季29歳を迎える。
TOR、NYYとマイナーでの実績はあるものの一皮むけずに眠り続け、KCに移籍しようやくメジャーデビューを果たした遅咲き選手。
KC移籍してからも他の選手との併用が続き、あまり出場機会には恵まれていないが、持ち味のパワーと高弾頭の鮮やかなムーンショットは一級品。
今季も出場機会は限られては来るが、チームが失速し、売り手に回った場合などは主力の放出などで出番が回ってくることも予想される。
ネルソン・クルーズやホセ・バティスタのように30歳迎える間近から覚醒し一気に一流のメジャーリーガーに上り詰めるところを見てみたいが、果たして貴重な機会をものにできるか...


【今季メジャーデビュー予想】

SP.ダニエル・リンチ(ETA2021)

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2018年のMLBドラフト1巡目補償ラウンド(全体34位)で入団。
最新版のプロスペクトランキングTOP100でMLB全体29位にランクイン。
入団当初は軟投派だったが、球団から速球を多用するよう助言されると、最速99mph(約159.3km/h)の本格派左腕として台頭し一気に開花した。
ゆったりとした長身から投げ下ろすスピードボールと制球力も平均以上で既にメジャー級。間違いなく今季デビューするであろう期待のプロスペクト。
同年に同期入団したブレディー・シンガー(1巡目全体18位)、クリス・ブビック(1巡目戦力均衡ラウンドA全体40位)が昨年メジャーデビューを活躍果たしてる中、後記にも紹介する同じく同期入団のジャクソン・コワー(1巡目補償ラウンド全体33位)と共に18年ドラフト1巡目カルテットで黄金スターター陣を築きたい。


SP.ジャクソン・コワー(ETA2021)

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2018年のMLBドラフト1巡目補償ラウンド(全体33位)で入団。
2020年のプロスペクトランキングでは球団内4位と好位置につけた。
タイプとしては、ストライク先行の緩急を自在に扱うチェンジアップ主体のピッチャー。ただ、フォームを乱しやすいためメジャーの舞台では改善を図りより磨きをかけたい。


【注目プロスペクト(球団評価順)】

SS.ボビー・ウィットJr.(ETA2022)

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2019年のMLBドラフト1巡目全体2位で入団した超鳴り物入りショートストップ。
最新版のプロスペクトランキングTOP100ではMLB全体7位と球団トップのプロスペクトで、走攻守全てにおいてポテンシャルが高い。30-30も可能との評価もあり、理想像としてはフェルナンド・タティスJr.やカルロス・コレアといったところだろうか。
高卒入団選手で今季が3年目とまだ若く大成するのにはまだ時間はかかると予想はされるが、昨季のメジャー開幕前のサマーキャンプでも招待選手として参加し、練習試合や紅白戦などで未成年ながらメジャーリーガー相手に走攻守で活躍を見せ、ポテンシャル、対応力を発揮した。
KCのSSにはモンデシーもおり契約もまだ多く残っていることから、メジャーデビューしたとしても最初は3Bでの起用が予想されるが将来的には大型ショートストップに成長が期待される超大物プロスペクト。


SP.エイサ・レイシー(ETA2022)

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2020年のMLBドラフト1巡目全体4位で入団。
最新版のプロスペクトランキングTOP100でMLB全体30位にランクイン。
身長195センチの長身から投げ下ろす97マイル(約156キロ)のスピードボールに磨きがかかったスライダーとカーブ、チェンジアップを投げる先発型大型ピッチャー。
非常に奪三振力が高く大学生当時、4先発で防御率0.75・K/9=17.3と圧倒的な成績を残した。
一方で制球力に課題があるが、改善を図り持ち味の奪三振力も備えれば将来、球界を代表するような大型ピッチャーに育つこと間違いなしの期待大のプロスペクト。
本人は、カーショウとチャップマンを参考にしているとの事。


1B.ニック・プラット(ETA2022)

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2017年のMLBドラフト1巡目全体14位で入団。
日本とも何かと縁が深くアメリカで超絶な人気を誇るリトルリーグワールドシリーズ(清宮が大活躍して世界一になったことで日本では有名)で6年前に日本の浜松南リトルとの決勝で最終回サヨナラタイムリーを放った。
また、それから4年後に高校生となったプラットは下級生(2年生)ながら15年のU18ワールドカップでアメリカ代表に選ばれ来日し、決勝の日本戦で先発・好投し優勝に大きく貢献。翌年のMLBドラフトで全体1位指名される上級生選手などを指しのけ4番エースとしても出場。日本では珍しくないこの4番エースはアメリカ代表では珍しい。スタメンで唯一の下級生でこの扱いされる程、当時の評価は高かった。。
入団当初は球団内でも評価が高かったが傘下の階級が昇格するにつれ成績が落ち、入団直後は球団トップであった評価も昨年は14位まで下降した。
昨季はコロナの影響もありマイナーリーグは開催されなかったが、メジャー開幕前のサマーキャンプに招待選手として参加し、その後の教育リーグなどで評価を上げ、現在評価が鰻上りに上がってきている。
打撃面も徐々に改善が見られ、特に守備でのフィジカル面での評価が物凄く高いのだ。
2021年最新版のプロスペクトランキングではMLB全体のポジション別(1B)でも全体8位にランクインされた。
理想の将来像としては元KCのスター選手であるエリック・ホズマー。
お互いに元投手と言うこともあり1Bながら強肩で守備でのフィールディングに定評があり左投左打、打撃面でのタイプなど被るものが多く将来が大いに期待されるプロスペクトだ。


OF.セウリー・マティアス(ETA2022)

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2015年の国際ボーナスで入団したドミニカ人選手。
2018年には1A級でその年のマイナー全階級最多となる31本塁打でホームラン王のタイトルを獲得、持ち味と長打力と強肩が評価され当時の球団内評価は3位と高かった。
だが、翌年に階級が一つ上がるにつれ一気に成績が下降し、長期の怪我もありシーズンの大半を棒に振る形となり評価もがた落ち。2020年版では球団13位。
また、2020年オフには40人枠入りを果たせずにルール5ドラフトの対象選手となったが他球団から指名されることなく引き続き来季もKC傘下でプレーする事となる。
一見、落ち目の選手には見えるが、個人的には圧倒的No.1の注目プロスペクトで、ルール5ドラフトで指名されず心の底から安堵している。
2018年のフューヤーズゲームの世界選抜チームに1Aの選手ながら選ばれると現在メジャーの部隊で活躍する当時メジャーデビュー間近だった注目のシェフィールドから反対方向のライトスタントへホームランを放った。
また、2020-2021のドミニカウィンターリーグにも参加し、センターバックスクリーンにメジャーリーガー顔負けの特大ホームランを放った。
年齢もまだ22歳と若く課題のコンタクト率さえ改善すれば伸びしろ十分。ホルヘ・ソレアー2世になりうる大化け期待のマイ有望プロスペクト。
将来像としては、ヨニエス・セスペデスと比較されることが多い。


OF.エリック・ペーニャ(ETA2024)

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2019年の国際ボーナスで契約金389万ドルの大型契約で入団したドミニカ人選手。
まだ、18歳と未熟でメジャーデビューは遠い先の話となるが、前年球団内23位だった評価が翌年の20年には8位まで大幅ジャックアップ。
同郷でありKCの偉大な先輩にあたるカルロス・ベルトランと比較される。
ペーニャの最大のツールはパワーになるが、走攻守全てにおいて平均以上のポテンシャルを秘めており、今後の長いマイナーでの下積み生活でどこまで多くの経験を積み大成するか非常に楽しみな未知数のプロスペクト。


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虎愛太(@tigerzett0529)


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