甲子園決勝!明日はない!!なにがなんでも勝つ!!!
2021/10/26 18時 甲子園 試合開始前
いよいよ最終戦である。筆者は東京に移動中。到着後、おそらく試合の頭から観戦できるだろう。楽しみである。
糸原選手が「甲子園決勝や!」とハッパをかけたとのこと。いい言葉だ。そう、甲子園決勝に残れるのは2チームのみ。そして、決勝は「最終戦」、明日は試合はない。
球児の甲子園決勝において、「ここまで来れて良かった」というチームが時々ある。しかし、それは戦いを終えてからにした方がよい。戦う前は、「なにがなんでも勝つ」という気持ちを持っているチームの方がよい。
なんどかこのコラムで書いたが、1994年10月8日の中日・巨人の最終戦同率対決の試合前。巨人の長嶋監督はナインを集め、
勝つ!勝つ!勝つ!勝つ!勝つ!勝つ!勝つ!勝つ!
と8回連呼したという。そして、槇原・斉藤・桑田の先発3本柱をつぎ込んで勝利した。中日・高木監督は、ここまで戦ってきたメンバーで臨むことを重視したという。後日、「特別な試合は普通な戦い方をするべきではなかった」と後悔したという。
10.8と今日のタイガースの試合は異なる。投手起用の面など、超特別な戦い方をする必要な無いと思う。しかし、「なにがなんでも勝つ」という気持ちと、「躊躇なく攻め手にでる」積極性は勝負師・長嶋茂雄から学ぶべきであろう。
タイガースもスワローズも最近継続している「試合前の声出し」。今日はタイガースでは誰が語り、なにを共有するのか、楽しみである。キャプテン大山選手か、選手会長近本選手か、かっこいいコメントが素敵なスアレス投手か。はたまた、リーダー・矢野監督か。今日に限っては矢野監督が行うのはありだ。長嶋監督バリの強い言葉が欲しい。
今日引退セレモニーの岩田投手が、「僕もビールかけに混ぜてください」と語ったとのこと。どうぞ、どうぞ、なんぼでも入ってください。
そのために、今日はなにがなんでも勝って、岩田投手の引退スピーチを笑顔と涙で聞こうではないか。
絶対勝つぞー!タイガース!!
だいちゃん