白髪は染まりにくい。
昨日、髪をミルクティーベージュ色に染めた。
今後は今のようになかなか自由に髪を染める機会がなく、絶好の機会だと思われたため、そしてやってみたいことをやれるうちにやっておきたかったためである。
さて、二年前に白髪染めをした時に表題の知識を得た。一見白髪は白いために何色にも染まりやすく見えるが、実は色がなかなか入っていかないために白髪はかえって黒髪より染まりにくいそうだ。
白髪は老いの象徴として語られる。
老いてしまえば、周りの自分より若い人たちから忠告をされることもなくなる。仮に勇気をだした若い人により忠告されたとしても、それが耳に入らないという人も多かろう。
老いてしまえば、覚えることよりも忘れることが増える。そのような中で新たな知識を得ていこうという姿勢を持ち続けることは難しい。
「白髪は染まりにくい。」
この言葉をことわざのごとく頭において、たとえ身体が老いていっても、若い人の言葉に耳を傾けて学び、忘れることを恐れず知識を取り入れていき、心はいつまでも若々しくありたい。