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バイデンの隔離キャンペーン

タイムズ ポッド The Daily 4/30版 Biden's Campaign of Isolation

災害下、毎日の会見でもの凄い露出度のトランプに比べ、バイデンは自宅の地下からネット配信のみの露出。とても不利かと思いがちだが、実際のラリーなどでは失言の多いバイデン。この段階で露出が少ないのは実はプラス。

トランプもバイデンも選挙戦の大きな柱をコロナによって失った。

トランプは「強い経済」で戦うはずだった。それはもう無い。

バイデンは「オバマの頃の”通常’に戻る事」で戦うはずだった。戻れる通常はもう無い。

どちらが頭を切り替えて前に進んでるかと言えば、バイデンの方が進んでいるらしい。"we move beyond where we were, not back to where we were"と言っている。ジョーバイデン版ニューディールのようなものを示唆している。

非常時の大統領がどんなに対応が酷くても「災害下の国民の愛国心」で支持率が自動的に上がるスーパーマリオ状態が確かにある。しかしそれは期限付き。イラン米国大使館人質事件の非常事態下で再選に臨んだジミー カーターは、最初支持率が上がったが、あまりに解決が遅く、結局レーガンに負けた

2020大統領選で重要な3大swing stateウィスコンシン、ミシガン、ペンシルバニアではウィスコンシン以外はバイデン有利となっている。秋までにコロナ禍が収まっていなければトランプにとって非常に不利な展開になるだろう。とのこと。

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