極力ローコストで実践PR術、インディペンデントPRマンがゆるりと綴る課題解決のメソッドVol.17
【閑話休題:2020年新型コロナ渦ゆえのPRアプローチ ZOOM MTGをやってみた】
今までオンラインMTGは、SkypeかせいぜいLINEのスピーカー通話しかしたことの無い自分でしたが、このコロナ渦、在宅勤務のご時世、ZOOMにてのオンラインMTGに臨むことになりました。
Twitterを通じて知己を得ました、放送作家のこちんださんから招待を受けまして昨晩、PRパーソン勉強会「広報は夜の7時」に参加しました。普段なかなかお話し出来ない異業種フード業界の広報さんと意見交換になりました。大分のフード広報の女性からは、地元発で広域に渡ってランチ営業の飲食店をネットワーク化し、プライスは月額低額化サブスクというビジネスモデルを、港区のフード広報の女性からは高級和食のテイクアウトのビジネスモデルの、現状やPR実績のお話を伺えました。
気づきは、①オンラインMTGだと当然ですが、空間を超えるので地方の情報もリアルに伺えること②全国紙の地方版や、地方紙(新聞です)、地方ローカルテレビ局は見落としがちですが、そのご当地ものPRにはきわめて有効、ということでした。また競合の企業(法人)が行っているサービスに乗っかると、メディアのリサーチ部隊から(取材の)お呼びがかかることもあるということでした。
このご時世ゆえ、民間は経済活動自粛、休業の嵐です。昨晩、ZOOM MTGに参加なされた広報さんの業種も飲食でもろに煽りを食っている業種ですし、自分の本業もエンタメなので興行はことごとく中止・延期、やむに已まれず無観客配信コンサートにしています。しかし、昨晩のMTGでは「街で窮している飲食店さんに、融資サポートのネットワークで活性化させる」ケーススタディがあることを知りました。また飲食店さん側も、そうした事態に取材を受けて広報するスタンスのほうが、日本人のメンタリティ的に「応援しよう!クラウドファンディングしよう!」など支援を得やすいのではという見解がありました。自分もその通りと思います。これこそ、コロナ渦ゆえのポジティブPRアプローチと言えるのではないでしょうか。
地方ローカルメディアへのPRアプローチは、持論もありますので別稿で改めて記します。
最後にこちんださん、この場を借りて、MTGお声かけ有難うございました。ここでは書けない㊙情報も参考になりました。