アドレスホッパーの18歳が南アフリカのコンサル会社で挑戦
「アフリカで起業する」
そんな志を抱えて、オンラインインターンに挑戦している18歳がいます。
彼女は、今年の3月に高校を卒業しました。
バックパッカーを通してみた、不条理な世界に対してアクションするためのステップとして挑んだ南アフリカのスタートアップ。
そんなはおちゃんのストーリーをお届けします。
オンラインインターンに挑戦する人は、どんなひとたちなんだろう?
オンラインでインターンって、実際どんなことをするのだろう?
そんな疑問がある方は、ぜひご一読ください🐯
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私は最近、自分の肩書を失った。
「高校生」「JKバックパッカー」「〇〇団体」。
様々なメディアで「高校生ながら〇〇に取り組む」などと高校生とセットで私の活動が紹介されてきた。しかし、3月に高校を卒業をした今、私のプロフィール欄には「気の向くままに行きたい方角に向かい、好きな人を愛して、よく笑って美しいものを見て感動して生きていこう〜!」とだけ書かれている。
そんな18歳の私が今、夢中になっている南アフリカのコンサル会社でインターンをはじめたワケを今回はお話させていただきます。
肩書を失った18歳が、南アフリカのインターンに挑戦
改めまして、私の名前は金山葉織(カナヤマハオ)と申します。
3月に高校を卒業したばかりの18歳で、今はアドレスホッパーとしてヒッチハイクで日本を制覇しながら南アフリカのコンサル会社でインターンとして働いています。
周りのクラスメイトが受験勉強をする中、テントで暮らしていたり、同級生が大学の入学式の様子をSNSにあげる中、日本在住のマサイ族と暮らしていたり。
毎日を本能のまま正直に生きて、「今日が最高の一日だった」と終わることができる生活をするようになったのも、最初のきっかけは中学三年生の時に偶然テレビで見たカンボジアの孤児院です。
その孤児院の創設者の想いが素晴らしく、惹かれた私は二週間後にカンボジアのチケットをとって渡航しました。
不条理な世界に立ち向かうために
そこで私が見たものは「不条理な世界」。
何もできない私がなぜこんなにも恵まれているのか、三日前までストリートチルドレンだった目の前で笑う男の子の笑顔はどこから来ているのか。
歪んだ世界を感じるとともに、子供たちが家族のように自分を愛してくれた経験から、私は中学三年生からバックパッカーとして世界を旅することになりました。
「JKバックパッカー」としてアジアからアフリカ、北米まで旅し一言では表せない感情を世界中で感じた結果、私は生涯を通して「不条理な世界に立ち向かう」ことをビジョンとし、そのフィールドとしてアフリカを選びました。
高校三年生の進路相談で自分が出した答えは「卒業後は大学には進学せず、アフリカに移住して起業する」。
国際協力の大先輩や当初は両親にも反対されたことも数えきれないほどありましたが、常に変わり続ける自分にとってその選択肢は「もう、これしかない」と断言できる結果でした。
しかし、予期せぬコロナと先が見えぬ状況。
そこで、「アフリカで起業する」ことに現実味をもたせてくれると考えたのがアフリカの会社でのオンラインインターンでした。
二週間でビジネスアイディアを出すVirtual Startup Africaに参加した際に偶然出会った現在の私のインターン先の社長。彼の人に対する姿勢や言葉の重み、自分がビジネスを行うにあたって大切にしたいことやビジョンが重なったことなどから、たった二週間の出会いでは終わらせたくないと思い、面接を経て現在の会社にジョインさせていただくことになりました。
具体的には失業率の高い南アフリカにおいて起業家を育成するデジタルアクセレーションであったり、イノベーションイベントを開催したりしています。
面接のはじめ、社長は「これから30分間は私とあなたにとって人生を変える時間になるかもしれないから、私はあなたのことをもっと理解したい。」と告げました。
今後のインターンとして目標としてもまさにこの言葉通り、スキルの向上はもちろん、日本人一人の会社の環境下で「当たり前」が異なる人々と対話を重ね、自分たちが社会をどう創っていきたいのか、機会が均等でない人に対してどうアプローチできるのかを考え、今後につながる思想の形成の場として学んでいきたいと考えています。
肩書きのない自分だからこそ、成長したか見極めるのは自分自身だと思っています。だからこそ、一年後の自分はまたアップデートされ、着実に地に足をつけながら自分の将来に対して近くなっているよう、この一年間を過ごしていきたいです。
インターンの様子や変わり続ける私をぜひ見守ってください!
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終わりに
いかがでしたでしょうか。
オンラインで、アフリカのリアルなスタートアップシーンに挑戦しているはおちゃん。
ミッションに向けて動き出した彼女にぜひ注目してみてください👀