ポケモンはドラえもんになれるのか

ドラえもんといえば、1969年に小学館の雑誌ではじまり、1973年からテレビアニメ化。テレビアニメとしては来年で50周年と言うキャラクターものとしては最長のアニメですね。
 
一方、同じキャラアニメのポケモン。元々は1996年に発売されたゲームボーイ用ソフト、ポケットモンスター 赤・緑がクチコミで小学生に広がりヒットし、1997年にアニメ化されました。
 
つまりアニメ化まで24年の差があります。
 
50年アニメ化されているドラえもんのコンテンツパワーは絶大で、50代から60代にかけて、幼少時代に見ており、その方々が親になり子供にドラえもんを見せ、今や孫におすすめする状態になっています。
 
ポケモンはどうでしょう。1996年に小学校だった世代。今でいう30代ですね。その世代が親となり、子供に推奨するようになりました。
 
ポケモンGOが出るまでは、ポケモンはずっと苦しんでいました。
映画の収益も落ち、新しいソフトを出しても、小学生の人気はイマイチ、当時の親はポケモンのゲームをやっていない世代なので、ポケモンを推奨することはない、かつ、妖怪ウォッチが全盛でしたので、相当苦しかったと思います。
 
それを乗り越えたポケモン。やっと親の世代がポケモンを認知した世代となり、安定の時代に入り始めましたよね。最近は晩婚なのであと5年くらいは必要でしょうか。このポケモンブームをあと5年我慢したらドラえもん化ができると思います。
 
つまり、コンテンツビジネスですね。ドラえもんは、東京メトロやサントリーでキャラクターとして使われたり、虎ノ門ヒルズのキャラになったり、トヨタが大人のドラえもんと言って妻夫木聡にのび太をやらせたり、ソフトバンクがブリーズウイルスにドラえもん役をやらせたり、コンテンツビジネスとして成功してますよね。
 
今回、ポケモンがそのように使われるようになるか。今後が楽しみですね。

いいなと思ったら応援しよう!