『男の子はなぜ「男らしく」育つのか』レイチェル・ギーザ 著
要約
男の子は泣かない、強い、大黒柱、経済力、など広く世の中に普及した「男の子らしさ」を強いられている。それは今まで男性が持っていた既得権益がフェミニズム運動の拡大によって脅かされると考えた男性達に大きく影響を与えている。2014年に起きた殺害事件では、女性にモテる男性、その男性に群がる女性の両者を敵とし、6名の殺害事件が起きた。また、トランプ大統領の支持者にはバックラッシュを恐れた白人男性も多数存在している。その中で問題は男の子そのまではなく、マスキュリニティにあるのではな