#16 トッテナムvsブライトン Part2
「Football with My life」
続き。
(興奮しすぎて試合中の写真少ないからごめんね。笑)
選手が入場し、
Premier League Anthemが流れる。
それを誰も聞いてるやつはいない。笑
そしてトランペットの音と共に、
四方のスタンドからこう歌われる。
Oh when the Spurs,Go marching in,
Oh when the Spurs,Go marching in.
I wanna be in that number,
Oh when the Spurs go marching in!!!!!!
Come on your Spurs!! Come on!!
そう、自分はこれを聴きにきた。
思い返すと、今まで観たゲームの中で1番鳥肌が立った瞬間だったかもしれない。たぶん。
言い表せないね。これ。
とりあえずかっこいいから付けたAnthemよりも、
「今日も頼むぜ、俺の愛するSpurs!魅せてやれ!」
って意味がビンビン伝わってきたもん。
大合唱の中で、いよいよキックオフ。
開始早々、Van de venのトラップが大きくなったところをWelbeckが掻っ攫い、左足でカーブを描くようにシュートを打つが、Vicarioが好セーブ。
Spurs側はVicarioを讃える拍手の中に、「おいおい、大丈夫かよ。。」って雰囲気が入り混じる。
だいたいこういった試合の入り方は負けることが多い。。気合いの空回りって感じかな。
一方、反対側では、
Albion! Albion! と大きく呼応する。
そこから前半開始15分まで全く落ち着かない、Tottenham。
それを察するかのようにBrightonは攻勢を仕掛ける。局面では人数をかけて圧を、そこから得意の擬似カウンターのやり方で。
てか、WelbeckとGross上手いわ。
すぐ前向ける。
17分。
自陣PA付近でのビルドアップ。
Udogie→Madisonで回避を試みるが、
Brigtonのハイプレッシャーの網に引っかかる。
スタンドからは、
「Man On!!!!!!(後ろきてるぞ!)」
と、怒号のような掛け声が響く。
それも虚しく、Brightonの前線4人が、
Madisonへプレスし、ボール奪取成功。
BuonanotteがそのままPAへ侵入し、
Welbeckとワンツー。
さらにその折り返しをWelbeckが受け、
切り返したところにたまらずVan de venが足を出し、引っ掛けてPK。
「Fuck!!!! Fuck'n Judgement!」
男女関係なく、主審や副審に汚い言葉が飛ぶ。
残念ながらVAR Checkingもなく、
Grossがしっかりと沈めて、Brighton先制。
すごーく不穏な空気が流れる。笑
良くない展開に、良くない結果。
今日あかんかな〜
と思ったら、ここから好ゲームになったんだよね。笑
その後、Spursも局面で勝てるようになってきて、フィニッシュまでいける回数が増える。
Madisonのコントロールショット。
Richieの決死の飛び込み。
Dekiの身を投げ出したシュート。
だが、どれも入らない....。。
てか、Madisonがうますぎる。
両スカッドの中でも小柄の方なのに、絶対前向く。んで、正確に捌ける。
あっという間に前半終了。0-1。
Spursは巻き返せるか。
てかホントにあっという間だったな〜。
夢の時間なんだよね、これが。笑
こーゆーのはあっという間に終わってしまう。
もっと続いてくれ〜って思った。
ハーフタイム。
地元のちょい有名人のシンガーソングライターが何曲か歌ってイベント終了。
後半開始前に三笘さんをパシャリ。
前半は何度かボール受けて、1回惜しいシーン作ってたけど、さすがだなって。
難しいロングボールを簡単にトラップしてPorroをぶち抜いてた。笑
後半は前半と打って変わって、Spursペースが続く。
61分。
Madisonがボールを受け、
PorroがインナーラップしながらWGへ走り込む。それに伴って、WG位置からSBへ降りてきたDekiに散らす。
Brightonの左サイドは大慌て。
Dekiはそれを観て、Porroの奥、ポケットにインナーラップしていたSarrにスルーパス。
GKと1対1。
折り返しがDunkに引っかかるも、
こぼれをしっかりと押し込んで、
待望の同点!!!
「Yeeeeeeeeesssssssssss!!!!!」
大歓声が響き渡る。
はい、ここで4コマ漫画。
面白がって写真アップするけど、
めちゃくちゃ興奮した。
数分間、なぜか手が震えるほど。
目の前に広がる、いろんな人間が全身で喜びを表し、我を忘れた熱狂から飛び出す大歓声。
興奮の渦とはこのこと。
これがFootballか。
そして、試合再開前に選手交代。
Timo→Jonson
Deki→Bissouma
そしてBentancurに代えてSon。
我らがキャプテンであり、頼れるエース。
同点&彼の登場で一気にスタジアムの雰囲気が変わる。
スタンドからは、
「Come on your Spurs!!!!!」の大合唱。
そして、攻勢を強めたSpurs。
だけど、なかなかフィニッシュまで行けせてくれないのが、試合巧者Brighton。
ここからだんだんとオープンな展開に。
試合に見入ってしまう。
時間は前半の比じゃないくらいあっという間に過ぎる。
Yido Army!!!
Come on your Spurs!!!!
いろいろな場所から各々にChantが湧いてくる。
ファウルがあれば、すかさずヤジと罵声。
「Book him!!!(イエローだせや!)」
「You're fuck'n sit!!!」
コックニー訛りの英語が飛び交う。
マジでFワードしか聞き取れない。笑
一度、チャンスになれば両スタンドから、
「Shoooooot!!!!!(シュート打て!)」
と地の底から這い出たように低い声で叫ぶ。
SonのドリブルからのスルーパスをJonsonが決めきれない。
三笘からの折り返しをFatiが決めきれない。
三笘がホントにすごい。
Spursの守備を軽く交わしていく。
そして、だんだんと時間が過ぎ、
アディショナルタイムは+6分。
ラストプレーだった。
Richie→Son→Madisonの連携。
これをBrightonの中盤は捕まえきれない。
そう必殺、Madisonのスルーパス。
これをRichieが受け、左サイドを爆走するSonへ。
Sonはワンタッチで逆サイドのJonsonへ低く早いクロスを送る。。。
自分には、
世界最高のプレーがスローモーションに見え、
つんざく大歓声が聞こえなくなった。
ワンタッチでシュートを打つ瞬間まで。
嘘じゃない。
目の前で起こっていたプレーがそう見え、感じた。
ダイレクトでJonsonがゴールへ流し込む!!!
Spurs、土壇場で逆転!!!!!!
すげえ。マジですげえ。
やべー試合みたよ笑笑笑
腹の底から、
Yeeeeeeeessssssss‼︎‼︎‼︎って叫んだね。笑
そして、冷静に考えると、采配ピシャリ。
このまま試合は終了。
2-1でSpursが劇的勝利。
「Glory Glory Tottenham」が歌われ、
GALAの「Freed from desire」、
The Beatlesの「Hey Jude」が流れる。
もうそこはダンスホール。笑
何よりも、最高の試合を観れた。
Footballを感じた瞬間。
喜怒哀楽が詰まったFootball。
改めて、自分はこれが好きなんだと。
もっと観たい、この目で。感じていたい。
Footballから離れられない。
そう思えた経験だった。
ハイライトはこちら。
試合後もネタが盛りだくさんなので、
一旦ここまで。
Spurs好きになったかも。笑
続く!笑
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