カオジロガビチョウ
人懐こい鳥が庭に
うちの庭に少なくともこのひと月くらい住み着いている小鳥。大きさはヒヨドリ大くらいでしょうか。
スズメに比べてあまり逃げません。リビングのガラス越しだとかなり近くまでやってくるので、可愛いと思って見ていました。
謎の鳥
最近、なんという鳥だろう、と調べ始めたものの、ネットでちょっと探したくらいでは見つからず。家にある、鳥のポケット図鑑も初めから最後まで1ページずつ見たものの、どうも載っていなそうです…。そんなに特殊な鳥なの?
驚きの結果に
検索キーワードを少し変えるなどして、ちょっと時間をかけてネットで調べると、なんと!
外来種で、里山、樹林地、樹木の多い住宅地などに住んでいて、現在のところ分布はほぼ北関東のみ。似た仲間のガビチョウはもっと広い範囲にいるようです。昨日の40度近い暑さの中でも活動していました。
そして、どうも駆除の対象のようです。つぐみなどの同じようなくらしをする鳥の競合種になり、日本の鳥を駆逐しかねないからです。
身近に環境問題、国際化による副次的影響があることに気づきました。そして、日本に連れてこられて放たれた、カオジロガビチョウの方も必死で生き延び、新しい環境に適応していったのでしょう。その繁殖力や環境への適合性に驚かされます。
*写真はパナソニックのLeica DG 50-200mm F2.8-4 のズームをGF9につけて撮りました。たまたまリビングに置いてあった組み合わせです。ガラス越しで不鮮明なだけでなく、さらに手ぶれ補正オフで微ブレしていると思います。鳥が飛び去ってから、レンズにスイッチがあり、OISを切ってあることに気づきました。オンにして画面を見ると400ミリ相当レンズで、ちっちゃなホールドしにくいカメラであるにも関わらずピタッと止まることに驚きました。