映画：下妻物語
制作年：
2004年
制作国：
日本
キャスト：
竜ヶ崎桃子 /深田恭子
白百合イチゴ /土屋アンナ
桃子の父 /宮迫博之
あらすじ：
兵庫県に生まれ育った主人公桃子は、幼少期に両親が離婚し、チンピラの父と二人で暮らしていた。しかし、借金が返せず祖母の家に父子ともに住まざるをえなくなったため、茨城県下妻市へ引っ越すことに。
そこで出会ったのが、近年珍しいほどの女ヤンキーイチコだった。桃子は中学生の頃からロリータファッションの大ファン。生まれ変わるなら中世フランスの貴族というほど、脳内は夢見る少女だった。見た目も性格も正反対の二人だが、友人がいないもの同士、次第に打ち解けていく。
イチコが慕っていたヤンキーの先輩が結婚と出産のため、族を脱退することになった。冴えない時代のイチコにとってのメンターだった先輩を無事送り出したが、後続の長とすれ違いを感じ始めるイチコ。
一方の桃子は大好きなロリータファッションブランドから、仕事の依頼を受けるなど、自分の将来に明るい兆しが見え始めていた。だが、将来がかかった大切な仕事の納品日に、イチコが族仲間からリンチまがいのことを受けていると聞く。
桃子は仕事と友情どちらを取るのか。そして、二人の未来は。
レコメンド（MAX5つ星）：★★★
感想：
ストーリーは面白く、キャストも適役でした。飽きることなくスッと最後まで楽しめる作品です。
漫画が原作ですが、映画の方も漫画感のあるシーンが満載です。そこかしこにオチや笑いが潜んでいるので、声出して笑っちゃう場面も少なくありません。
ストーリーの主軸である友情も、メイン登場人物である二人の背景にある人生経験も映し方が巧妙でした。
もう一度見たいかというと、いいかなという印象なので星3つとさせていただきましたが、心が明るくなれる面白い映画でした。
自分に役立ちそうなこと：
・周りの目より自分が心地よい方を優先したい
・つるんで楽しくない仲間は自分の居場所ではない
・人間としての尊厳を敬える相手と時間を過ごしたい