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映画:NANA


制作年:

2005年

制作国:

日本

キャスト:

大崎ナナ /中島美嘉
小松奈々 /宮崎あおい
本城蓮 /松田龍平

あらすじ:

ローカルで人気なロックバンドの歌手大崎ナナは、東京で自分の力を試してみたく上京する。道中の新幹線、ナナとは正反対の身なり、話ぶりの奈々がケータイで話している。偶然同じナナと名乗っていたことをきっかけに、話し始める二人。東京に着いてからはそれぞれの道へ分かれる。

しかし、街中で偶然ナナと奈々は再開を果たしたことで、同居を始める。ナナが東京へ進出したのには、歌で成功するため以外にも理由があった。それは、かつて同じバンドメンバーであり元彼の蓮の存在だ。蓮はナナや他のメンバーを地元に残し、一人上京し、人気バンドで活躍していた。蓮が目的ではないが、ナナの心の中に蓮はいた。一方の奈々が上京した理由は、これといった夢もなく、元彼の章司に会うためだった。

同居生活をスタートさせた二人は、生活も性格も異なる。しかし、着実に友情は育まれていった。

ナナはバンド活動を始め、徐々に人気が出ていく。そして蓮とも再開を果たすが…。一方の奈々は章司と思いもよらぬ方向へ…。若く、夢も希望も不確実さも抱く二人が歩む道は。

レコメンド(MAX5つ星):★★

感想:

漫画が面白かった&世代的にどんぴしゃだったので拝見しました。中島美嘉さまー!永遠(とわ)にこの作品の中で生き続けていると言っても過言でないほど、はまり役でした。

キャストゴテゴテ感があるものの、漫画が原作なのでこれくらいキャラが立っていてもいいのかなとも思いました。

漫画ですでにストーリーを知っていて、映画ならではの良さがあればよかったのですが、原作をしのぐことはできず星2つとさせていただきました。テーマである友情、恋愛、夢は普遍的で共感できるのですが、若い時代が故の浅さが心にズンとこなかったです。そして、漫画原作作品でありがちですが、原作に忠実なあまり事がトントンと運びすぎたことも、内容が浅く感じてしまいました。話自体は全然つまらなくないですし、歌は今でも大好きです。

自分に役立ちそうなこと:

・偶然の出会いや、心がピンときたことを大切にしてみたい

・心の弱さをさらけ出せると距離が縮まる

・若い時の時間は、いつの間にか大人になった時のそれとは進み方が違う。勢いもアツさも失敗も全部経験になるけれど、やらないことは記憶に残りづらい。

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