ぴえん超えてぱおん…哀愁漂う映画のススメ
こんばんは✨
いよいよ3週目となりました!
"喜怒哀楽"が揺れ動く映画特集です🎬
今週のテーマは"哀"。
今回のプレゼンターは学生応援団の洋画好き、ヒロ。
単なる感動作ではない、「哀愁漂う映画」を集めてみました!
ハッピーエンドなの?バッドエンドなの?どっちなの!?……まさに捉え方は人それぞれ!
儚くて、美しくて、哀しい、ぴえぴえんな映画3選です。
1.『街の灯』1934監督:チャールズ・チャップリン
出演:チャールズ・チャップリン
ヴァージニア・チェリル
フローレンス・リー
ハリー・マイアーズ
〜あらすじ〜
チャールズ・チャップリンが監督、主演を務めたロマンティック・コメディ。浮浪者の男は街にいた盲目の花売りの少女に一目惚れ。彼女の病気を治すため、懸命に働く一方、少女はその男は金持ちの紳士だと思いこんでいて……。
(出典:Filmarks)
「ぴえん」とか言っておきながら白黒映画!?と、お思いかもしれませんが・・・
「喜怒哀楽」の「哀」担当だと言われ、真っ先に思い浮かんだ作品がこちら…チャップリンの『街の灯』です。
喜劇王チャップリンの作品である以上、ジャンルとしてはもちろんコメディなのですが、喜劇と悲劇は表裏一体だということを教えてくれる1本ではないでしょうか。
ネタバレはできませんが・・・「思い込み」が生む悲しみと、「善意」が生む滑稽さが、まさに観る者の感情を揺さぶります。
繊細すぎる表情のひとつひとつが本当にずるい作品です…。
残念ながら現時点ではNetflixやHuluなどのサブスクで配信されていないようなので、特に同世代の方には、なかなか届きにくい作品かもしれませんが…未見の方はぜひ1回ご覧ください!
あのラストシーンを、あなたはどう捉えますか…🥺
2.『博士と彼女のセオリー』2014
監督:ジェームズ・マーシュ
出演:エディ・レッドメイン
フェリシティ・ジョーンズ
エミリー・ワトソン
デヴィッド・シューリス
〜あらすじ〜
1963年、ケンブリッジ大学で理論物理学を研究するスティーヴン・ホーキングは、中世詩を学ぶジェーンと恋に落ちる。やがて、スティーヴンは筋萎縮性側索硬化症(ALS)を発症、余命2年と宣告されながらも、妻となったジェーンと家庭を作り、子育てをし、そして、自分が生かされている意味を全うしようとする。予期せぬ試練。きれいごとではすまない夫婦の現実。ふたりが辿り着く先は...。
(出典:Filmarks)
現実の哀しみから垣間見れる「愛」と、その美しさに陶酔しましょう。(?)
映画全体を通して描かれるのは、私たちが生きる「時間」そのもの。一瞬の連続から生まれるものは「愛」以外の何物でもありません…。
ストーリー展開としては、どうにも腑に落ちない点や、疑問が残る箇所がいくつか存在するかもしれません。
ですが…これは単に、病と闘うホーキング博士の辛さや、妻ジェーンとの夫婦愛などを描いた作品ではなく、限りなく現実に即した、愛の物語であるが故の歪さではないかと思うのです。(真面目トーン)
決して万人受けする映画ではないかもしれませんが…主演エディ・レッドメインによる迫真の演技と、どこかノスタルジックな演出の美しさを堪能してください🥺
3.『メアリー&マックス』2009
監督:アダム・エリオット
出演:トニ・コレット
フィリップ・シーモア・ホフマン
エリック・バナ
クリストファー・マッセイ
〜あらすじ〜
短編アニメ「ハーヴィー・クランペット」でオスカーを受賞したアダム・エリオット監督の長編デビュー作となるクレイ・アニメーション。ニューヨークに住むアスペルガー症候群の中年男性マックスと、メルボルンで暮らす孤独な少女メアリー。彼らが20年間に渡る文通を通して強い絆を育んでいく様子を、ブラックユーモアを交えながら描く。声優陣には「リトル・ミス・サンシャイン」のトニ・コレット、「カポーティ」のフィリップ・シーモア・ホフマンら豪華キャストが揃う。
(出典:映画.com)
3本目は、絶対にみんなが選ばないであろう、クレイアニメーションの作品をチョイスしてみました!
「親類は選べないが、友は選べる」という名セリフが登場する本作・・・そのちょっと変わった友情に、アニメーションということを忘れ、感情移入してしまいます。
お互いがお互いを救い、すれ違い、許し合い、今日を生きる。
シンプルなメッセージを伝えてくれますが、まさに「言うは易く行うは難し」。
大人向けでも、子ども向けでもない…「人間向け」の映画とでも言いましょうか。
ファンタジーのような世界観と、痛いほどわかる現実のバランスが絶妙で、不完全な愛が可笑しくもあり、哀しくもあり・・・。
独特な映像表現とは裏腹に、あなたのハートを鷲掴みにすること間違いなしです🥺
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いつもお読みいただきありがとうございます🤍✨
ヒロとは見る映画のカテゴリーが違いすぎることで有名ですが、そんなわたしでも『博士と彼女のセオリー』は履修しております🥺❗️
いよいよ来週は最終回!
狂気に満ちた映画に、ぴえんぴえんな映画の次は"喜怒哀楽"の"楽"です!
乞うご期待💐