東京国際映画祭・学生インターンに聞く!①「学生から見たTIFFの魅力」とは?
皆さんこんにちは!
東京国際映画祭 学生応援団のわくとです。
8月26日(月)から、今年の第37回東京国際映画祭のボランティア募集が始まりました!(9月9日〆切)
毎年10月下旬~11月上旬にかけて行われる東京国際映画祭は、ボランティアの皆さんも含めて、数多くの方々に支えていただいています。
そんな中でも、裏方として東京国際映画祭を長年支え続けてくれている人達がいます。
それは、埼玉県・西武文理大学の学生インターンの方々です!
約15年前に、大学のアクティブラーニングの取り組みとして15名ほどの学生が東京国際映画祭に関わったことをきっかけに、今では毎年100名以上の学生の方が、授業の一環として東京国際映画祭に参加しています。
主な仕事内容としては、会期中の劇場での入場業務や、海外ゲストのアテンド、ウェブサイト業務の補助や舞台進行のアシスト業務、清掃・ゴミ処理など、映画祭に欠かせない役割を担っていただいています…!
また西武文理大学の学生インターンの皆さんは、映画館がない埼玉県・狭山市で、「映画を通して地元を盛り上げたい!」という思いから、自ら企画・運営を行う上映会「サヤマdeシネマ」を毎年行うなど、映画祭期間以外も精力的に活動されています!
今回は、そんな西武文理大学の学生インターンの方々に、同じく学生として東京国際映画祭の魅力を発信している学生応援団がインタビューさせていただきました!
映画祭を支えるボランティアの存在
-まず、東京国際映画祭のインターンでの仕事内容を教えてください。
坂口 私はチケット部署を担当しています。主な仕事は、劇場の入り口でお客様のQRコードを読み取り、席にご案内するという内容です。映画祭の中でも1番最初に接客する部署なので、上映作品を快適に楽しんでいただけるように心がけています。
布留川 私はボランティア部署を担当しています。東京国際映画祭には一般のボランティアの方々も数多く参加していて、映画祭期間中に様々な場面で活躍いただいています。表舞台に立つプロの方以外にも、このようなボランティアの皆さんがいることで東京国際映画祭という大きなイベントが成り立っていると思います。そこで、私はボランティア担当として、ボランティアの皆さんが休憩中でも映画祭や映画を楽しんでもらえるように、控室でたくさんお話ししたり、壁一面に皆さんの好きな映画を描く「TIFFER'S WALL」を設置するなど、様々な工夫をしています。
佐藤 私は運営部署を担当しています。主な仕事内容は、ボランティア控室やスタッフ控室の整備、各劇場へのお弁当配達です。ボランティアやスタッフの皆さんが忙しくて疲れている時にお弁当をお届けすることで、少しでも負担を軽減できていると思うので、目立たない仕事ではありますが、重要な役割を果たしていると思っています。
自分の視野が広がる映画祭
-インターンに参加することになったきっかけを教えてください。
佐藤 私は、大学選びをしている時に、将来の進路に迷っていたんですが、西武文理大学が東京国際映画祭のインターンやブライダルなど、様々なことに取り組んでいることを知り、「自分の視野が広がるかも?」と思って大学に入学しました。そして、入学前から興味のあった東京国際映画祭のインターンに参加することになりました。
布留川 私は、元々ブライダルに興味があって大学に入学したんですが、1年生のガイダンスの時に、西武文理大学が東京国際映画祭のインターンをしていることを知りました。東京国際映画祭はやっぱりレッドカーペットが強くて、そんな場所にインターンとして参加できるのか!と思い、興味を持つようになりました。参加する決め手になったのは、先輩や友だちが言っていた「東京国際映画祭めっちゃ楽しいよ!」という言葉で、自分も実際に去年参加してみて、やっぱりすごく楽しくて、参加して良かったなと思いました。
坂口 私も、ブライダルを学びたくて西武文理大学に入ったんですけど、サヤマdeシネマや東京国際映画祭のインターンをやっていることを知り、実際のイベントを通じて学ぶ経験をしてみたいと思って参加しました。
「映画が好き」という情熱
-学生インターンとして参加した時に感じた「東京国際映画祭の魅力」を教えてください。
布留川 私たちは授業の一環として参加しているので、正直「単位が出るから頑張れる」というところも少なからずあるんですね。だけど、去年東京国際映画祭に参加して、ボランティアの皆さんとお話ししたときに、「映画が好きだから参加した」という人がすごく多くて、自分の好きなことへの情熱を強く持って打ち込んでいる姿が本当にカッコよくて、自分の知らない世界が広がっていった気がしました。あと、「東京国際映画祭」という日本最大級の映画イベントの裏側を見る機会はあまり無いと思うんですけど、実際に参加してみると、本当にたくさんの人が携わったうえで東京国際映画祭が出来上がっているのを目の当たりにすることができました。私たちも「サヤマdeシネマ」という映画イベントを運営していて、だからこそ分かる大変さもたくさんありましたが、すごく楽しい10日間で、「たくさんの方がいるからこそ私がいるんだ」ということを強く感じました。
坂口 映画祭スタッフとして参加してみて、お客様への対応の仕方や、接客する楽しさや大変さなどを知ったのですが、「こんなに人と関わることが楽しいんだ!」というのが一番強く感じたことでした。
私たちチケット部署は、一番最初にお客様と接するスタッフだったんですが、映画祭スタッフが誠意を持って対応することで、来てくださった方の1日の思い出がより良いものになることや、お客様の感動体験につながるのだと学びました。
佐藤 東京国際映画祭は、やっぱりレッドカーペットがテレビなどで報道されたり、様々なメディアで取り上げられたりすると思うんですけど、実際に映画祭に参加することで、レッドカーペット以外にも数多くのイベントがあって、本当にたくさんの人が裏方として関わっていることを知り、「一人の力じゃ成り立たないんだ」ということをすごく感じました。あとは、映画祭期間中に同じインターンの仲間や、ボランティアの皆さんと協力し合う中で、数多くの刺激を受けたことで、今まで自分に無かった部分が成長できたのではないかなと思いました。
取材を終えて
西武文理大学の学生インターンの皆さんへのインタビューを通して、改めて、東京国際映画祭は数多くの方々に支えられているのだなと感じました。
東京国際映画祭のボランティアは、学生の方でも気軽に応募できます!
映画祭の裏側を知りたい人や、自分も映画祭を作る側を経験してみたい、という人は、ぜひご応募してみてください!
もちろん、観客としても参加できるので、ぜひ足をお運びください✨
ボランティア応募はこちら→https://2024.tiff-jp.net/news/ja/?p=64115
(※9月9日(月)〆切)
今年の東京国際映画祭は10月28日(月)~11月6日(水)の10日間です!
皆様の来場をお待ちしております。
(執筆・構成 わくと)
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