死んだ後と生まれる前
月がなかった頃、僕は「ツィー」という響きで、Lucaは「フィノ」という響きで認知されてました。
簡単にいうと名前です。
これ、身体と心と靈がセットになった時、その個人がどんな音を発しているかということです。
なんかよくないですか?
そんなふたりは、同じ出来事で死にます。
そのことは、死ぬ前にふたりとも知ってました。
そんなふたりの間に
「もう一度生まれてきた時に、ふたりでこの人生のつづきを生きよう」
という合意が生まれて、次、ふたりが出会った時に取り戻すための記憶を、残す行動をとりました。
その結果としての今ではありますが、当時の意図とは裏腹に
・詳細に記憶を取り戻した僕
・少しずつ記憶の断片を取り戻しているLuca
という現状です。
なぜ裏腹かというと、記憶を残した「月がなかった頃の地球と人類のあり方」と、その後生まれてきた「月のある地球と人類のあり方」が、あまりにも違っていたため、記憶を残した当時の思惑が、まったくあてはまらなくなってしまい、さらに、その後の長い時間の間に、ふたりとも色々なことがあったために、そもそもの意図どおりの結果ではなくなった状態で、出会うことになったからです。
僕は記憶を取り戻した時に、どうしてこの現状になったかの経緯も思い出してますが、残念なことに、取り戻した「膨大なストーリー」には、その後のLucaが「月のある地球で繰り返した死と生の間を、どのような意図で過ごしたかに関するストーリー」を残すことは出来ませんでした。
肉体を持って扱える「ふたりの死と生の間の意図」をひとつの箱に入れるアイデアを手に入れるのは、次に持ち越しです。
実は、この部分に関しては、まだふたりの間で、本当に腰を据えてじっくり話す時間を持っていません。
なんでかというと、扱ったところで、答えがないからです。
心はそれを求めるかもしれないけれど、僕は、心の欲求を満たすために生まれて来たわけじゃないから・・・。
なので、今書いている内容は、Lucaにもまだ伝えていないことが若干入ってます。
さてさて
靈がこの物理宇宙を暮らすには「身体と心がセットになったロボット」に乗り込むことになります。
そして、そのロボットから、いつか降りて、靈だけの状態になります。
その靈だけの状態には、大きく3つの状態がありました
・ロボットを降りた直後
・靈だけの状態
・新たなロボットに乗り込む直前
この3つの状態で、今回僕が体験した出来事に、大きく関与しているのが
・ロボットを降りた直後
・新たなロボットに乗り込む直前
そして、さらに大切なのは
・ロボットを降りるまでの地球での暮らし方
です。
前回の記事でも書きましたが、死にゆく時に、どのような状態で死ぬのかが、死の直後の靈だけの状態に、めちゃくちゃ影響します。
靈だけになった時、時空間や能力の制限は消えます。
それまで乗り込んでいたロボットとのご縁も切れます。
だけれど、靈の意図は残ります。
正確には、ロボットに乗っていた頃の靈の意図は、なごるんです。
だけれど、どのようになごるかは、どう生きたかでできあがる。
だから、もしも、今回のアトラクション「地球」での出来事を次に残したい場合は、どのように生きるか、どのようにあるかが、とても重要なのです。
Ryosuke
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