これから失うかもしれないこと

ぼくが「膨大なストーリー」を思い出すきっかけになった、瑠花ちゃんからの何気ないひとことは

「深い呼吸」

でした

パンドラの箱を仕掛けるには、靈の意図が必要だということは、以前、簡単にですが書いてます

書いてますというか、におわせてるくらいですが。。。

パンドラの箱を開くためには鍵が必要です

そのカギは、人生で1度あるかないか分からないくらいの出来事だけれどまったく起こらないことではなく、だけれども、とても印象的な自分の外からもたらされる「何か」である必要がありました

月が来る前の地球で、現在のぼくと瑠花ちゃんと同じミトコンドリアDNAのパターンを持った男女がいました

ちなみに完全一致ではなく、部分一致です
だけれども、それが靈と身体の接点になります

彼らは靈の意図を生きていました

そんな彼らの残した意図がなければ、ぼくはパンドラの箱を作れなかったし、パンドラの箱の鍵も作れなかった

彼らの意図と「深い呼吸」が密接に関係していたからこそ、ぼくは記憶を取り戻すことができた

その「膨大なストーリー」には、ぼくがこれから体験することも含まれています

これからぼくがどのように生きて、どのように死ぬか

それは、この身体で体験できる可能性のある時間の、およそ15%ですが、ぼくにとっては充分な情報です

なぜなら、残りのおよそ85%の未来は、体験したくない未来だからです

ぼくは、岐路にいます

これからぼくは、2つのものを失いそうになります
みなさんが何を失いそうになるかは分かりません
だけれど、ぼくが失いそうになるものは
もしかすると、参考になるかもしれない

なので、書いておきます

これからぼくが失いそうになるものは

安全で、安定した暮らしと
望む未来を手に入れるチャンスです

もうすでに、人類は、これまでの経験がまったく役に立たない、激動の時代に突入していると理解している人は、ぼくだけじゃないと思います

そして

そのような時代に、正しい選択を目指すことほど、無意味な判断はないということも理解されてると思います

それぞれに、これまでの人生の時間を総動員して、時代の大波を乗り越えようとチャレンジされていると思います

それは、未来を取り戻したぼくも、実は同じなんです

未来を思い出すってどんな感じかイメージしてみてほしいので、ちょっとだけ表現してみますね

こんな風に考えてみてください

あなたがこれから体験する可能性のある死ぬまでの出来事の中で、あなたが望む死に方へたどり着くストーリーだけを、およそ15%厳選して、それをたった一度だけですが、これまでのあなたの人生と同じ品質、圧倒的なリアルさでおよそ10秒間に凝縮した形で体験した

さて、あなたにとってこの体験は、どのような印象になるでしょうか?

もちろん実際にその体験をしたわけではありません

ただ、これまでの人生と同じ品質の体験感として記憶に残っています

そして、本番はすぐに始まります

本番に向けての準備は「これまでの人生」が、そのまま準備としてあてがわれますが、それが、さっき体験したこれからの未来に見合っているか、これからを踏まえているかどうかは、まったく考慮されてませんでした

そんな感じでいきなり現時点に戻って来て、問答無用で出来事はやってきます、さて、あなたならどうしますか?

用意されたシナリオから、次々と、その時々の僕の選択に合わせて、現実は展開していきます、もちろん、やり直しなんてできません、全部、一発勝負です

さっき観たようにできそうですか?

ぼくが体験してることは、起きることを知ってるから、分かっているからといって、記憶通りになんて振舞えないから、いとも簡単に覚えている事じゃない未来がやって来たり、そうかと思ったら、覚えているシーンにいきなりつながったり、そういうことが、とんでもないスピードでやって来ては、瞬間的に取り返しがつかなくなるという日々です

映画「マトリックス」の世界では、ヘリコプターの操縦プログラムをダウンロードしたら、凄腕パイロットになりますが、ぼくの場合、まったくそんなことはなくて、ただ、既視感が来たら、とにかく「確かこんな感じ」という記憶に従って、躊躇せずに行動できるかどうかだけです

死ぬまで踊るダンスの振付を一度見て、それを元に踊る感じです

繰り返し既視感がやってくることもあれば、しばらくやってこないこともあります

これまでの約半年の間に、何度も思いました

思い出さない方が良かったって

もちろん、それは心の悲鳴です、しかも絶叫です

心が自分だと思えば、一瞬で気が狂うような感じかもしれませんが、ぼくは、そんなタイプじゃなかった

ただ、記憶の残像を追いかけるのをやめたんです

人生をあきらめたわけじゃないです

記憶の残像を追いかけるのをやめて、せっかく取り戻した「膨大なストーリー」の活かし方を考えることにしたんです

Ryosuke

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