いつ隠したのか?
パンドラの箱を、僕はいつ隠したのか?
それは、僕になる肉体がまだ形成されていない、受精すら起きていない、だけれども、この両親の間に生まれてくる身体に宿ると決めたあとに、Lucaと出会って、必要な条件を満たせば開くパンドラの箱を用意して、隠した。
なぜ隠したのか?
なんというか、隠したくて隠したわけではなく、実は、今回の身体を選択するなら、生まれる前の記憶は保持できないということが、この身体を選択する時点で分かっていて、だから、あらかじめ用意しておいた記憶を後から取り戻す作戦を選択したので、なんというか「隠れてしまうことを知ってた」ので、僕のあずかり知らない間にそうなっていたのではなく、あくまでそこ(隠れてしまうこと)を意図してことを進めたので、なんか知らないけれど記憶に出てこない状態になっていた(隠れちゃった)わけではなく「隠(れちゃうを知っててそれを選択)した」ということです。
あと、生まれる前の記憶を保持できるかどうか、と表現するとそれも語弊があって、というのは、生まれる前の記憶を、生まれた後も保持しやすいかどうかは、肉体側の要素で、どのような身体に宿ったとしても、靈(たましい)の意図でどうにかできる、ってことではない、ということです。
ちなみにこれ、生まれた後の記憶力のよさとは関係ありません。
記憶力のよさと、生まれる前の記憶を生まれた後の身体に紐づけられるかどうかは相関関係はなくて、それよりも発想力に相関関係があります。
じゃ、発想力に優れた身体だと生まれる前の記憶を必ず保持できるかというと、そんなこともありません。
発想力に優れた身体には、生まれる前の記憶を保持できる未来が含まれている身体が含まれているということです。
ちなみに、ここに書いていることは、科学的根拠とかまったくなくて、あくまで「膨大なストーリー」の中にある記憶をもとに書いているだけですので、フィクションとして扱ってくださいね。
さらに、生まれる前(身体に宿る前)の記憶を保持していられるかどうかって、実は、生きてみないと分からないんです。
この物理宇宙に生まれてくるという事は、生後起こりうるすべての出来事は出来上がった状態で生まれてくるのだけれど、実際どれを体験するかは、生きてみてからのお楽しみなのです。
とにかく、生まれる前の記憶を保持したまま育つことができる未来を持った身体か、そういう未来がない身体かは、生まれる前に決まってます。
それは、ホウレンソウが途中から小松菜になったりしないということです。
そして、そんなことは誰もが全部知ったうえで生まれてきています。
ただね、生まれる前の記憶を保持したまま育ちやすい身体で生まれてくることを選択するからといって、別に、生まれる前の記憶を保持して、それを活かして生きたいという意図を、そういう身体を選ぶ靈(たましい)が必ず持つかというと、そんなことないです。
靈(たましい)にとって、どの身体にするかの決め手って、身体には、記憶力や発想力など、その身体に含まれているいくつもの要素が織りなすストーリーというのが、ひとつの身体に沢山あって、その沢山あるストーリーの中で、めちゃめちゃ魅力的なストーリーが含まれている身体を選択します。
選択した身体の全部の要素を使いこなして生きるストーリーに魅力を感じるか、全部の要素は使わないストーリーに魅力を感じるかは、靈によってまちまちですし、全部の要素を使いたいと意図して身体を選んでも、実際、意図したように使えるかどうかは、生まれてみてからのお楽しみなのです。
実際、僕自身、そんなことが出来ると気づいてから、22回生まれてきましたが、一度だって生まれる前に意図したとおりになんて生きれてないです。
ちなみに、月が来る前の人生から、今回生まれてくるまでの間にあった57回の人生の死んだ後から次生まれてくるまでの記憶がパンドラの箱には入ってまして、その後半22回の話です。前半35回は、必要と言えば必要だったけれど、僕的にはまったくイケてない人生で、もう、本当に空回りしてたぁ~っ!って感じだったです。
Ryosuke
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