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春闘ってなに?賃上げ要求について知ろう!

今回は組合に加入してる方向けになります。
春闘という言葉を、聞いたことはありますか?

すごく簡単に言えば「給料上げてください!」という交渉をするんです。
春季生活闘争(しゅんきせいかつとうそう)なので、春闘と略されます。

厚生労働省のホームページにも載っています。
組合に加入してない方はやる機会がないかもしれませんね。

昭和31年から始まって、今も続く伝統行事です。
なので、60年以上はやっている交渉です。
そう考えると、大イベントですよね。

具体的になにをするのか?

組合によりますが、大体は要求事項をまとめた用紙を企業に出します。
社員でなくても、パートやアルバイトであっても、労働者なら提出出来ます。

一例ですが、テンプレートはこんな感じになっています。
付帯要求というのは、賃上げ以外の要求を指します。
働きやすくする為に改善して欲しいことなどが、付帯要求として入ります。

組合から提出するので、組合の印鑑を押してもらいます。
統一要求というのは、組合で決めた賃上げ要求の値段などか入ります。

「闘争」とある通り、交渉するのが目的なので、団体交渉の場で話し合うのが一般的です。


これと似たような内容で、夏と冬にも要求書を提出します。

夏季一時金要求書
冬季一次金要求書


と呼ばれます。
これは、夏と冬に出るいわゆるボーナスのことを指します。

夏と冬に関しては、同じテンプレートが多いです。
春闘とは違い、こちらには自分の会社のボーナスの支給日を記入します。


大概はボーナスは給料の1ヶ月分だと思いますので、「基本給×1ヶ月」で大丈夫だと思います。

全て組合から提出資料なので、個人で出すことはありません。

実はこんな要求を恒例行事として行なっています!
少しでも働きやすい環境になるといいですよね。

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