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組合ってどう探したらいいの?

組合と聞くと、大手企業などだと入社や就職の際に一緒に入ったりするくらいでしょう。
自分から組合に入るという状況は、余程でない限りないと思います。

わたしも組合に入るまでは、労働局、ハローワーク、市役所、ありとあらゆる公共の施設を渡り歩きました。
数にして、30カ所程でしょうか。

しかし、全てが企業任せで、労働者と企業が対等に話し合う場がありませんでした。
なぜなら、パワハラなどのいわゆるハラスメントを取り締まる法律(民法)が存在しないからです。

パワハラ防止法というのもありますが、これはパワハラの渦中にいる人に向けたものではないです。
即効性がなく、やはり企業任せであるからです。

そんな中、唯一、労働者と企業が対等に話し合える為の法律に出会いました。
それが労働組合法です。

個人的手段として、弁護士を雇うということもあるでしょう。
しかし、これは個人に対する訴えがメインで、企業に対して訴えるわけではありません。

労働組合法は企業をメインとして、争います。
企業全体に向けて話をするのです。

組合費は組合により異なりますが、弁護士費用の方が高額になる場合がほとんどでしょう。
組合の場合、労働組合法に基づくため、深く立ち入った話も出来ます。

ただし、組合によって方針が違います。
既にトラブルに見舞われている場合、闘争を得意とする個人加入が可能な組合に入ることがおすすめです。

組合を探すというと、仕事を探すより難しいと思うかもしれません。
ですが、組合は「組合費」を常に必要とする為、組合員を常時募集しています。

その為、SNSなどで積極的にPRしている組合は、積極的な活動を行う勢いがある組合と言えます。

TwitterやFacebook、YouTubeなどを観てみましょう。
そこで、自分の価値観に近い演説をしている組合があるかもしれません。

そういった活発な組合は、無料の相談会なども実施していたり、政治にも関心が強かったりします。
組合費は月額であることが多いです。実際に話をしてみるのが1番良いと思います。

ちなみに、わたしは人伝てに渡り歩き、たまたま無料の労働相談というのに行くことになりました。
そこで出会った組合の方の熱意と活動方針に衝撃を受け、迷うことなく組合に入ったのですが、やっぱりお金が掛かるのでいろいろ悩みましょうね。

既に企業の組合に入っている場合で、個人加入の組合に入る場合もあるかもしれません。
その場合、やはり企業と争う姿勢となる為、企業の組合からは脱退することをおすすめします。

組合もやはり人と人とのグループです。
人間関係で揉めてトラブルになっているのでしょうから、組合でも揉めてしまう場合は自分に合っていないのだと思います。

組合を設立した人でも「男性優位な姿勢が無理」「過激な発言や怒声で訴えかける姿勢は無理」「年功序列な制度が無理」「若い人だって悩んでいるから、心が病む前になんとかしてあげたい」と言った声もあります。

絶対的に悪で、なにをしても許される。そんな場所はどこにもないことを忘れてはいけません。
苦しいことがあっても、人に優しくする心は失わないで下さいね。

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