障害者合同面接会(ハロワ主催)に参加し内定した
東京ハローワーク主催の障害者就職面接会(合同面接会)は年約3回(※秋は各ブロックで開催)。各ハローワーク主催のミニ面接会もある。個人的に思うことを書いてみる。かなり偏りはあるからね。
ワタシは地方出身。地方だと参加企業が20社程度の面接会もあった。なので、東京の合同面接会に初めて参加した時、とにかく感激した。興奮した。圧倒された。贅沢だなあと思った。だって選べるのだ。
さて2019年2月末、東京フォーラムで開催された合同面接会にチャレンジした。改めて思ったのは合同面接会(ハロワ)も大事なチャンスのひとつ。逃す手はない。自分が試した作戦。
1.準備は早めに
当日ではなく、事前に登録、申込。求人一覧表は約1か月前から配布されてた。1か月あったので、業界+企業研究して、応募書類を準備、添削してもらって、面接の特訓を受ける時間はあった。
2.優先順位の設定と事前の情報収集
事前に見学に行って観察し、応募者が殺到するような求人を避けた。例えばCMなどで消費者になじみのある有名企業の正社員求人とか。
ワタシは週20時間時短勤務からのスタートが譲れない条件だった。まずは条件に合う企業をリストアップした。すべてのHPに目を通した。時間があれば、業界地図と四季報も。見通しの明るい業界で、競合他社の少ない企業をターゲットにし、精神障害者の雇用実績の有無でさらに絞り込んだ。雇用実績は企業HPを調べ、分からない場合は事前にハローワークの専門援助窓口で相談し、確認した。
3.支援者の同席
企業様に確認の上、就労移行支援事業所(リヴァトレ)の担当者に同席してもらった。スタッフが通所実績を説明したことで「勤怠には問題がない」という印象を与えられたようだ。
4.その結果…
4社と面接できた。事前準備が功を奏したのか、応募した4社とも担当者と話が弾み、約30分くらい、じっくりと面接をしてくれた。面接後、2社からすぐに連絡があった。1社は2次面接で不採用となったが、別の1社は3月にインターン(企業実習)、二次面接、最終面接を経て、4月に内定した。
障害者求人に応募し、採用となった成功体験も複数あるので、ネットの情報を信用していない。まあ全部じゃないけど。基本は百聞は一見に如かず、だと思っている。調べてみる。足を運んでみる。見てみる。ダメもとでチャレンジしてみる。それから考える。
難しい、厳しい、とか言われてもめげない。年齢や転職経験を考えても、圧倒的に不利だもの。ほかの人と同じようなことは言わない。同じような行動はとらない。工夫次第だと思うから何度もトライしてみる。別のやり方を試してみる。自分だけじゃなく、誰かの助けを借りてみる。一緒にチャレンジする友達と作戦会議を練ったり、面接特訓したり、愚痴ったりとかね。
(まとめ)
●障害者就職面接会(合同面接会)でも内定のチャンスはある。
●準備は必須。使える手段をフル活用。
●分からないことは自分から聴く。待っていても誰も教えてくれない。